中国新聞オンライン
中国新聞 購読・試読のお申し込み
サイト内検索

岩国市長選、舌戦が本格化 '08/1/20

 米空母艦載機の岩国移転を最大の争点にした出直し岩国市長選は、2月3日の告示まで2週間となった。19日、移転反対の前市長井原勝介氏(57)は大規模な支援者集会を開催。一方、移転容認派が推す自民党衆院議員福田良彦氏(37)は後援会事務所開き。いずれも無所属で戦う意向で、舌戦は本格化している。

 井原陣営はこの日、市民会館で「風を力に!! 草の根大集会」を開催。政治評論家の森田実氏、前廿日市市長の山下三郎氏らが応援弁士を務めた。支持者ら約1700人(主催者発表)が集まった。井原氏は、移転反対を強調。「基地と引き換えにわずかな補助金をもらっても、一部の人が利益を得るだけだ」と、理解を求めた。

 立候補表明から2週間の福田氏は「市民党」を掲げ、ミニ集会を重ねる。この日は同市南岩国町の国道沿いで連合後援会事務所開きをした。国からの米軍再編交付金獲得などを求める移転容認派市議ら約100人が出席し、必勝を祈願。福田氏は「岩国再生へ支援の輪を広げて」と訴え、基地問題では「市民の意見を集約し、国にモノ申す」と意欲を示した。

【写真説明】<左>事務所開きの後、新春の集いで支持を訴える福田氏(岩国市内のホテル)
<右>支持者を前に、艦載機問題について語る井原氏(岩国市民会館)


  1. コンテナ搬出入情報一本化
  2. 徳山港周辺の整備策を提案
  3. 緩みにくいナット開発
  4. 患者からノロウイルス 福山
  5. 映像・アニメの拠点を広島に
  6. 心筋梗塞、日常生活で予防
  7. 観光客呼ぶ躍動神楽 三次
  8. 「音戸市民センター」落成
  9. 新設2幼稚園が特色PR
  10. 昔の松江しのぶ絵はがき展
  11. 広島食材でおつまみ料理競う
  12. 地元素材で和風スイーツ
  13. 「菅茶山」画用紙に表現
  14. 気象館で回転のふしぎ始まる
  15. 講座でボランティア充実学ぶ
  16. 障害者が書き初め交流 笠岡
  17. 市民講座受講生が作品展
  18. 主婦ら切り花でアレンジ学ぶ


MenuNextLast
安全安心
おでかけ