ところが、日医側は「医師の技術料の象徴である再診料を引き下げては、地域医療を支えてきた診療所の元気がなくなる」などと強く反発。水面下の調整の結果、「再診料引き下げは難しい」(中医協関係者)との認識で大筋一致した。
このため、勤務医対策の財源については、再診時に検査などを行わなかった場合に再診料を上乗せ請求できる外来管理加算(520円)などを引き下げてまかなうことで、決着を図ることにした。