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農林水産

牛乳消費量、最低水準に 07年 中学生で減少目立つ(01/22 07:43)

 日本人一人の牛乳消費量が、二○○七年は一日当たり百二十二ミリリットルと過去最低水準になったことが、日本酪農乳業協会(東京)調査で分かった。牛乳を最も飲む中学生の中でも、一日に一リットル近く飲む層が減ったことが要因。同協会は「大量に飲用する中学生がなぜ減ったか、さらに詳しく調査したい」としている。

 同協会による調査は一九八七年からで、消費量が最低だったのは同年の百二十一ミリリットル。その後、増加を続けたが、九四年の百五十四ミリリットルをピークに少子高齢化やお茶などの人気に押されて年々減少している。○七年は前年より一ミリリットル減り、過去最低水準にほぼ並んだ。

 男女別では女性が前年比七ミリリットル増の百二十五ミリリットル。二十、三十代を中心に消費が増えた。男性は四十代以下が減り、同十ミリリットル減の百十八ミリリットル。

 牛乳を飲まない理由は複数回答で「ほかに飲みたい飲み物が増えた」が42・5%、「おなかの調子が悪くなる」が34・6%、「飲んだ後、口に残る」は31・6%だった。

 調査は十三歳以上の男女三千四百八十六人を対象に聞き取りで行った。

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