暫定税率廃止なんて「バカなこと。体張って阻止だ」
ガソリン税などの暫定税率の維持を求めて、全国の都道府県議会議員らが決起集会を開きました。政府・与党だけでなく、東京都の石原都知事や民主党議員も参加して気勢を上げました。
石原東京都知事:「道路を造らないでオリンピックなんてできっこない。こんなバカなことは絶対、体を張ってでも阻止しよう」
民主党・大江康弘議員:「こんなことで国民に迷惑をかける政党は生活者優先の政党ではない。これが(執行部に)伝わらないようでは、まさに我が党はKY(空気読めない)だ」
集会には、全国から500人以上の都道府県議会議員らが集まり、暫定税率の廃止を打ち出している民主党からも3人の国会議員と約20人の地方議員が出席しました。「渋滞に苦しむ都市や、道路整備が道半ばである地方の実情がまったく理解されておらず、納税者を無視している」として、暫定税率の維持を求める決議が採択されました。