中医協、公聴会後に総会を開催

 中央社会保険医療協議会(中医協、会長=土田武史・早稲田大商学部教授)は、1月25日に群馬県前橋市で開く地方公聴会の終了後に総会を開く。ことし4月に実施する診療報酬をめぐって主張に隔たりがある診療所の再診料引き下げの是非などに絞って委員の意見を聴く。

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 25日の総会でとりあげるのは▽診療所の再診料引き下げ▽「外来管理加算」の算定要件の見直し▽デジタル映像化処理加算の廃止――など診療・支払側委員の意見が対立している各項目。

 厚生労働省は、2月中旬までに次期改定案を固める方針を示しており、協議のための時間はほとんど残されていない。

 土田会長は23日、「意見が食い違った場合は(中立の立場にある)公益側が一定の方向性を示すことになるが、できるだけ合意形成したい」と述べ、あくまで診療・支払側の合意を前提に改定案の取りまとめを目指す考えを強調した。


更新:2008/01/24   キャリアブレイン

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