CPU(Central Processing Unit) / プロセッサーは、中央演算処理装置と呼ばれ、様々な数値計算や情報処理、機器制御などを行う、コンピュータにおいて中心となる部品です。最先端のCPUは、2つの実行部分(コア)が1つになっています(デュアルコア)。従来のCPUは、1つのCPUに1つの実行部分が入っていました。
VAIOではプロセッサーに、インテル社製 プロセッサーを採用。最先端のコア・マイクロアーキテクチャー(設計思想)に基づき、2つの実行部分(コア)が搭載された「Core Duo」プロセッサー、さらに進化を果たした「Core 2 Duo」プロセッサー搭載モデルが続々登場!
新たにデスクトップ用の「Core 2 Extreme」プロセッサー搭載モデルも登場しました。
※1 プラットフォームとはPCの性能を最大限に引き出すために検証された、インテル社製プロセッサー、チップセット、ネットワーク・コネクションの組み合わせです。プロセッサーはその主要な構成要素ですが、プロセッサー単体ではこのプラットフォームと呼べません。
※2 type Lはノート用プロセッサー搭載です
プロセッサーをレストランに例えるなら、シングル・コアは、ひとりのシェフがすべての料理を手がけるのと同じこと。オーダーが殺到すると、どうしても調理が滞りがち。時には、お客さまにお待ちいただくことも…。 |
対して、デュアルコアはふたりのシェフを召し抱えているようなもの。次々と料理を完成させ、山のようなオーダーもスピーディにさばけます。 |
同じデュアルコアでも、以前のデュアルコアCPU(Pentium Dなど)は2次キャッシュ(データ)が二つに分かれており、それぞれが独立しています。2次キャッシュを冷蔵庫、データを食材に例えると、ふたりのシェフがそれぞれ別の冷蔵庫を使って作業しているわけです。素材の管理ややりとりが難しいのは、仕方もありません。 |
Core Duo, Core 2 Duo, Core 2 Extremeではふたつのコアが、容量の大きい一つの2次キャッシュ内のデータを共有しています。ふたりのシェフが同じ冷蔵庫を使って腕をふるう姿をイメージしてください。素材がムダなく使えて、調理がどんどんはかどります。 |
※2次キャッシュメモリー:
使用頻度の高いデータを蓄積しておくことで、メインメモリへのアクセスを減らすことができ、処理を高速化することができる。容量は2MBまたは4MB
高速処理と省電力性を両立するCore Duoは、現在の主流ともいえるプロセッサー。レストランに例えれば、いわば今が旬の流行のお店と言えるでしょう。腕利きの2人のシェフが腕を振るい、迅速な仕事でお客様を満足させています。 |
対して最新のCore 2 Duoはコアが64ビット対応になり、アーキテクチャーもアップグレード。これは、シェフがいっそう腕利きになったうえ、最新の調理道具を手に入れたのと同じです。つまり、冷蔵庫の食材をより高速に、効率的に扱えるということ。将来、もっと大量のオーダーや新しいメニューが舞い込んでも、これなら安心。今後、流行店となることは間違いないでしょう。 |
*type R master、type L 19型ワイド、type L 15.4型ワイド、type A、
type S プレミアムバージョン、type S、type BX、type F [FZシリーズ]、
type F [FEシリーズ]、type Cの場合。
2次キャッシュが4MBもあるということは、冷蔵庫の容量が2倍に増えたのと同じこと。一度にたくさんの素材をラクラクと扱え、調理の効率がますますアップ。アプリケーションもソフトウェアもより大容量になる、これからのオーダーにも余裕で対応できます。
SPEC CPU2000(SPECint_rate_base2000)にてIntel Core 2 Duo processor T7600/T5500(試作品)を搭載したノートPCと、Intel Pentium M processor 730、Intel Core Duo Processor T2300を搭載したノートPCの平均エネルギー消費効率の測定値。実際のパフォーマンスは状況によって異なる場合があります。 |
SYSmark* 2004 SE の基準により、Intel Pentium D processor 960 & Intel 945G Express Chipset, Intel Core 2 Duo processor E6700 & Intel P965 Express Chipset, Intel Pentium processor Extreme Edition 965, Intel Core 2 Extreme processor X6800 を比較した場合の測定値。実際のパフォーマンスは状況によって異なる場合があります。 |