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Kyoko Shimbun 2008.01.22 News


 新版「広辞苑」で「大辞林」を引くと・・・これは嘘ニュースです

 岩波書店が10年ぶりに改訂した国語辞典「広辞苑」第6版に新しく収録された言葉にライバルの国語辞典「大辞林」が収録されていることがわかった。「大辞林」を出版する三省堂は「これは宣戦布告に等しい」との声明を出し、収録の削除か、次回の改訂版「大辞林」での報復措置をとる構えだ。

 「広辞苑」第6版によると、「大辞林」の項には「(一)三省堂が出版している中型国語辞典。」「(二)役に立たないもののたとえ。――を破いて尻を拭(ふ)く。」と挑発的な意味解説が書かれている。

 一方、同じく今回初めて収録された「広辞苑」を引くと、「毎度お買い上げくださりありがとうございます。」と、感謝のメッセージが入っている。

 この事態に対し、「大辞林」を出版する三省堂は、広報を通じて「辞書という公的な媒体で、ライバルを貶めようとする意図が見え見えで、同じ辞書業界のものとして情けない。次回改定する大辞林では広辞苑の収録も考える。」とコメントした。

 なお、「大辞林」は初版を発売した当時、「広辞苑」の項目に「(一)権威主義があざとい国語辞典。枕の代わりにもならない」という字義を載せて回収騒ぎを起こしたこともある。

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