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幼児3人死亡の飲酒運転、今林大被告が控訴

1月22日21時14分配信 読売新聞


 2006年8月、幼児3人が犠牲になった福岡市の飲酒運転追突事故で、福岡地裁で業務上過失致死傷罪と道交法違反(酒気帯び運転、ひき逃げ)を適用されて懲役7年6月の判決を受けた元市職員今林大(ふとし)被告(23)が22日、判決を不服として、福岡高裁に控訴した。

 福岡地検も21日、危険運転致死傷罪の適用を求めて控訴している。

 今林被告の主任弁護人、春山九州男(くすお)弁護士らは「(追突された車は)約40メートル走って(海上に)落下しており、その間、ブレーキもハンドルも操作されていない。適正な責任の配分を求めたい」と説明。大上哲央(あきお)さん(34)の居眠り運転を認めなかった判決には事実誤認があり、量刑も不当としている。

 地裁判決は、「原因は脇見」とする弁護側の主張を認め、業務上過失致死傷罪を適用した。しかし、弁護側が、大上さんの居眠り運転を主張した点について、「主張は失当」と退けた。

 今林被告の控訴について、大上さんと妻のかおりさん(31)は「全く信じられない気持ち。懲役7年6月という量刑が重すぎると考えているのであれば、3人の子どもを死に至らしめた責任を全く感じていないのではないかと思われる。不愉快に思います」とのコメントを出した。

最終更新:1月22日22時30分

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