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Komatstushima Elementary School
校長室より
第2回(2007.09.12)はこちら

HP開設にあたって
この度、本校のホームページをリニューアルということで、担当の者が新しく「校長室より」を設置してくれました。せっかくの企画なので、これを良い機会として、校長の目を通した学校の様子、児童の様子をお伝えしていきたいと思います。ただ、生来、根気強さに欠ける性格でもありますので、「気張らず、力まず、形張らず」をモットーに気長にのんびりと掲載していきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。
あいさつは大人から
今年度の重点目標を、「授業づくり」「心づくり」「信頼づくり」に真剣に取り組む学校(教師集団)と設定し、全職員一丸となって日々努力しています。その「心づくり」の具体施策の一つに、さわやかなあいさつと言葉づかいの励行を取り上げています。
今年の4月に、小松島小に転任してきた私でしたが、まず始めに取り組んだのが、毎朝昇降口に立って子供達に「おはようございます」のあいさつを始めることでした。
最初の頃は、小さな声であいさつを返す子、「おはよう」と声かけると「おはよう」と同じ言葉で返す子、だまって通り過ぎる子など、子供達の反応もさまざまでした。まだ声を出すことに慣れていない子供が多いようにも感じました。それが、3ヶ月程過ぎる頃になると、あいさつをする児童も多くなり、中には、きちんと立ち止まってお辞儀をしながらあいさつをする子、遠くから大きな声であいさつをする子も見かけるようになりました。その姿を見たときはとても嬉しくなりました。
子供達には、始業式や朝会など、折に触れてあいさつの大切さ、友達と仲良くなる第一歩ということを話してきました。また、職員にも「あいさつは心づくりのスタート。励行はまず大人から」と話してきました。そのような取組とともに、あいさつがシャワーのように飛び交う環境の中に子供達を置くことも大切なのではないでしょうか。そのためにも「あいさつは大人から」で、子供達に毎日の実生活の場で教えていくことの大切さを改めて認識した思いです。
毎朝のあいさつを通して、多くの収穫を得てきました。名前が分かる児童が増えたこと、子供との交流が広がってきたこと、中にはその日の子供の調子も感じられるようになってきました。子供との会話から、教えさせられることもいっぱいありました。それ以上に、なんと言っても子供達から元気をもらったことが一番でした。
毎朝、子供達とあいさつを交わし、交流を深めることが楽しみになってきた今日この頃です。
校長 寺野 明
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