地域医療を考えるシンポジウム(長生郡市の地域医療をよくする会主催)が、2月2日午後1時半から茂原市総合市民センターで行われる。医師不足が深刻な公立長生病院が抱える問題について、茂原市など7市町村長に早急な対策を要望する。特に内科医の増員、24時間救急医療体制の確立、産科・小児科医療の充実などを重点的要望としている。
当日はいのちとくらしを守る総合研究所副理事長の高柳新氏が基調講演。「地域医療の実態」をテーマにシンポを開く。パネリストは白子町の林和雄町長、茂原市長生郡医師会・米本光一理事、長生病院看護師の村椙礼子氏ら。主催者は「危機的状況の地域医療を一緒に考えよう」と、広く参加を呼び掛けている。問い合わせは同会(電話0475・23・8331)。【吉村建二】
毎日新聞 2008年1月23日