公安調査官を騙る詐欺師、公安調査官という詐欺師
ちょっと面白記事。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080118-00000190-jij-soci
http://www.dengon.com.au/news/bengoshi/1267
荒唐無稽だけれども、警察官ではなく、公安調査官を騙るのは一つの手ではある。
というのも、公調は原則、在籍確認に応じないから。職員が実在する場合はもちろん、いない場合にも応答しない。
職員が偽名を名乗って活動している場合もあるので、うっかり「いない」とは言えないのである。
公安調査官は個人商店などと言われ、警察とは違って、特に基礎調査の際には単独で行動することも多い。
身分証、証票(公安調査官手帳)はあるけれども、本物を知らない人には偽物との区別はつかない。
公安調査官は身分偽装することが多い。だから最初から最後まで本名を告げないこともある。調査・工作を暴露された際に関与を否定するためである。
特に現場では「嘘をつくのが公安調査官の仕事」と教えられる。それで早々に辞めたクリスチャンが同期にいた。
そういう意味では、公安調査官も詐欺師と同じようなものである。ただ、カネを取るのではなく、協力者工作のために逆にカネを渡すのである。
それにしても、「公安調査庁の設立者」って、まったく。前身は法務府特別審査局で、設立したのはGHQである。
どうしてこんなのに騙されるのか不思議だけれども、「国際弁護士」云々という漫画的設定のほうが逆に信用する人が多いのかもしれない。