新潟放送局

2008年1月23日 12時45分更新

南魚沼基幹病院7年後目標


魚沼地域に建設が予定されている、救命救急医療を行うことができる「基幹病院」について、新潟県は、7年後の平成27年の開院を目標に計画を進めることになりました。

これは23日の定例記者会見で、泉田知事が明らかにしたものです。それによりますと、魚沼地域に建設が予定されている「基幹病院」について、ことしの夏までに病院の規模や診療科目などを検討する委員会を設置し、病院の院長候補となる人材も加わって、来年度中に、病院の整備に向けた基本的な計画を策定するということです。その上で、平成23年度に工事を開始して、7年後の平成27年の開院を目指すことになりました。泉田知事は、「地域医療について地元と検討してきたことを具体化させる時期がきた。医師の確保のためにも、働く人にとって魅力ある病院を目指したいと述べました。県は、基幹病院には首都圏など県外からも医師が集まるよう、研究所を併設する予定で、研究の内容や所長の人選についても検討を進めることにしています。