|

新風舎出版賞は出版したい人が誰でも応募できる「本を出版するための賞」です。商業主義偏重の出版界に風穴を開けたいと、1996年に創設しました。本を出したいと思うすべての人に、出版という舞台を開放します。
松崎義行(新風舎社長)
新風舎出版賞は、本を出したい人がたくさんいるのに出版界はそれに応えていない、という思いから創設しました。本に憧れを持つ人が、世の中のいい見識を作っていると思います。本に憧れる人たちが集う場所、それが出版の世界であってほしいと思います。新風舎出版賞を通してそういう世界を一緒に作ってきましょう。
審査はいつも緊張の連続
審査はいつも緊張の連続であり、熱い討論の場となります。応募作品は「新しい感動」があるか「読者に待望される作品」であるか、何人もの審査員の視点で審査されます。最終審査では、井狩審査委員長を中心に審査・討議し、入賞作品が決定します。審査会は、新しい感動に出える期待に胸が高鳴る瞬間でもあります。
出会ったことのない「感動」に出会いたい
新風舎出版賞からは、今まで2000冊以上の本が生まれています。入賞作はもちろん、選外の作品からもたくさんの魅力あふれる作品が生まれ、多くの読者の手に届いています。審査員と読者と対等に語り合うようなつもりで応募してください。いままで出会ったことのない「感動」に出会うことを期待しています。
井狩春男(本探検家・エッセイスト)
「新風舎出版賞は表現者の味方である。」
人は人生で一度は必ず良いものが書ける。
ベストセラーを狙うのではなく、書きたいものを書いて応募してほしい。
その作品を必要としている人が一人でもいるならば出版する価値があるのだ。
新風舎出版賞は幅広い視点で作品を選び、作品を出版する。
読み継がれていくために、形にして、残していく。

エッセイスト。1945年生まれ。中央大学中退後、書店取次鈴木書店に入社。出版界初の手書き情報誌「日刊まるすニュース」の担当者として30年間、編集・発行を続けた。年間3万冊の本に目を通すベストセラーの仕掛け人”として各マスコミに取り上げられ、本に関するエッセイを多数執筆。
■著書
『返品のない月曜日』 新風舎文庫/2003年
『この本は100万部売れる』 光文社/2002年
『本は読むより書く方が10倍楽しい』 新風舎/2002年
『本の虫』 弘文堂/2002年
『著者と編集者にささげるベストセラーのつくり方』 とりい書房/1998年
『本好きにささげる52のパラダイス』 とりい書房/1998年
『岩波新書を読む』岩波新書/1998年
『活字の天国』 エー・ジー出版/1997年
『井狩春男のヘンテコ本が好きなんだ』 イーハ・トーヴ/1997年
『猫よ、本をまたぐな』 平原社/1995年
『ベストセラーの方程式』 ちくま文庫/1995年
『井狩春男のヘア・ヌード完全カタログ』 飛鳥新社/1994年
『いい日カラオケ』 日本ヴォーグ社/1994年
『本屋通いのビタミン剤(大活字)』 埼玉福祉会/1994年
『本を読んでる金曜日』 にっかん書房/1994年
『本屋さんまで50歩』 ブロンズ新社/1993年
『井狩春男書店』 モード学園/1992年
『文庫中毒』 ブロンズ新社/1992年
『ベストセラーの方程式』 ブロンズ新社/1990年
『本屋通いのビタミン剤』 筑摩書房/1990年
『返品のない月曜日』 筑摩書房/1985年
|