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ガソリン価格、1リットル153円70銭で4週連続下落
ガソリン価格が4週連続で下落した。石油情報センターが17日まとめた給油所石油製品市況週動向調査によると、レギュラー1リットルの全国平均小売価格(15日時点)は153円70銭となり前週比60銭安。石油元売りの卸値は2月から引き上げが予想されるが、「軽自動車などの普及に加え高価格でドライブを控える動きもある」(渡文明石油連盟会長)とガソリン需要が低迷し、価格競争が激化しているようだ。
都道府県別では大分、沖縄県以外の45都道府県で値を下げた。149円20銭で最安値の群馬県など4県で150円を割り込んだ。ただ原油価格自体は依然として高水準。そのため新日本石油では原油価格と為替が現状で推移した場合、1リットル当たり1円30銭のコストアップになるという。
一方で同社のガソリン販売は07年12月が前年同月比5%減、1月前半も同3%減と落ち込んでおり、価格が反転するかどうかは不透明だ。
(掲載日 2008年01月18日)
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