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最新ニュースインデックス

[2008年1月21日(月)の KCT TVニュースから]

きょうは大寒 この冬初の積雪

きょうは二十四節気のひとつ「大寒」です。倉敷市でも20日から降り続いた雪が積もり、暦通りの大変寒い一日となりました。
岡山県では気圧の谷と寒気の影響で20日から21日朝にかけて雪が降り続きました。倉敷市でも道路や屋根などに雪が積もり、一面銀世界となりました。県南部で唯一の積雪観測ポイントとなっている岡山市でも2cm積もり、この冬初めて積雪を観測しました。岡山県全域には20日午後5時すぎから大雪・着雪注意報が出されていましたが、21日午前4時38分に解除されました。この雪の影響で瀬戸中央自動車の早島ICー児島IC間の上下線で20日の午後5時半から通行止めとなりました。21日午前7時頃から除雪車2台が出て作業にあたったほか、早島ICでは本州四国連絡高速道路の職員が説明にあたり、四国へ渡る通勤客などに対して児島ICから利用するよう促していました。通行止めは21日午後0時に解除となっています。このほか各地で渋滞が目立つなどしましたが、交通機関には大きな影響はなく、倉敷市では20日夜から21日の夕方にかけて大きな事故も発生していません。岡山地方気象台によると寒気の影響であすも気温はあまり上がらず、県南では22日夜からは再び雪が降る可能性があるということです。

チボリ・ジャパン取締役会 公園運営3案を示す(岡山市)

チボリジャパン社の取締役会が岡山市内で開催されました。会では県や市の土地代支援が打ち切られることを前提にどのような公園運営が可能か3つの案が示されました。
チボリジャパン社が公園運営について案を示すのは今回が初めてです。取締役会には役員ら13人が出席し、混迷するチボリ問題解決に向けた協議を行いました。示された3つの案は、
@「入園料2000円・入園者数が100万人を軸にチボリジャパン社が土地代を全額負担し自主運営するという案」
A「民間事業者が自主運営し現在の用地のうち半分を公園として運営し、残りのスペースに商業施設を誘致するという案」
B「地主であるクラボウに用地を返還し、クラボウに跡地開発を要請するという案」の3つです。
21日は主に@の案について協議が行われました。チボリジャパン社が@の案を採用して自主運営していくためには入園料2000円で入園者数100万人をキープする必要があり、新たな公園の魅力作りがどこまでできるかが鍵になります。さらに、「投資を行うための中核企業の選定と資金調達」、「クラボウと県が現在、結んでいる借地契約の見直し」が大きなハードルになります。出席した取締役からはこの案に対し、「本当に実現できるのか?」といった疑問視する意見や、「公園の魅力アップ次第で希望はある」といった意見が出されました。最終的には早い段階で県とチボリジャパン社でクラボウを訪ね、今後、公園運営についてどう考えるか意向を確認することで合意しました。このあと会見に臨んだ坂口社長は3月までに方向性を固める決意を新たにしました。取締役会で一定の大枠は示されたものの6月の株主総会から逆算すると3月には将来ビジョンを固める必要があり、「待ったなし」の状況は依然として変わりません。

環境ゴミ省エネルギー問題作品表彰(倉敷市)

環境問題をテーマに児童から募集した作文・絵画コンクールの表彰式が20日、倉敷市内で行われました。
この作文・絵画コンクールは環境問題への意識を高めてもらおうと毎年、倉敷商工会議所女性会が開いています。今年は作文と絵画の部に過去最高となる674点が寄せられ、そのうち66点が優秀作品に選ばれました。表彰式では、倉敷商工会議所女性会の藤原京子会長が受賞者一人ひとりに表彰状を手渡しました。最高賞の倉敷市長賞には、倉敷市立天城小学校5年の木村友紀さんの作文と老松小学校6年の石合誠くんの絵画作品が選ばれました。また、倉敷ケーブルテレビ賞には倉敷西小学校6年の中村朱里さんの作文と西阿知小学校5年の石井豪くんの絵画が選ばれ、いずれも「環境・ゴミ・省エネルギー問題」について子どもたちが感じたことを作文や絵画で表現しています。このコンクールは10年ほど前から行われており、年々、応募総数が増えるなど子どもたちの環境への関心も高まっているようです。

本職の落語家招いて こども落語教室(倉敷市)

落語を通じて子どもたちに積極的に人前で話せる力を身に着けてもらおうと保育園児を対象にした落語教室が倉敷市内で開かれました。
落語教室には老松保育園の5歳児42人が参加しました。講師には、上方落語協会の桂米朝一門で、矢掛町の圀勝寺の住職でもある落語家 桂 米裕さんが招かれました。この落語教室は、桂 米裕さんがパーソナリティーを務めるFMくらしきの番組「拝、ボーズ」の特別企画として初めて行われたものです。落語を通じて子どもたちに大きな声で自分の言いたいことを伝える大切さを学んでもらうことを狙いとしています。教室では、桂さんが言葉遊びとして知られる古典落語のひとつ「寿限無」を披露しました。この「寿限無」は、最近、絵本などを通じて幼児教育にも取り入れられていて、子どもたちにも人気の噺(はなし)です。また、桂さんは、「落語はそれぞれの場面を想像しながら聞くお話です」と話し、扇子や手ぬぐいを使って、魚釣りやうどんを食べる仕草などを披露しました。普段体験できない本職の噺家の身振り手振りを目の当たりにした子供たちは動きをまねたりしながら楽しんでいました。

中学ハンドボール県予選(総社市)

春の全国中学生ハンドボール選手権大会の岡山県予選が20日、きびじアリーナで開かれ、男女ともに決勝はKCTエリア勢同士の激しい戦いとなりました。
男子決勝は去年の全国大会で3位の快挙を果たした倉敷市立東中学校に総社西中学校が挑みました。連覇を狙う東は開始早々、相手の反則からリズムを作ります。ケガで控えに回る10番難波が7mスローで先制点を含む2点を序盤で決めると、その後も去年からのレギュラー・2番中川を軸に立て続けに得点を奪い、前半を9対5で折り返します。しかし、前半終了間際に総社西のGK江森が見せた好プレーが流れを変えます。度重なる江森の好セーブに東に積極性が消え、総社西は15番小西を中心に徐々に差をつめます。そして残り5分あまりとなったところでついに1点差にまで迫ります。しかし、自力で勝る東はここから目が覚めたかのように総社西ゴールに襲い掛かります。終わってみれば、22対16。2年連続2回目の選抜出場を果たしました。
女子決勝は男子の活躍に刺激を受ける倉敷市立東中学校と下津井中学校女子を全国優勝に導いた麻生監督率いる創部1年目の天城中学校のどちらも勝てば初優勝の顔合わせとなりました。序盤は東がリードしますが、徐々に天城も追い上げ、前半は9対8で東が1点のリードで終わります。後半に入ってもシーソーゲームは続き、両チームともに一歩も譲りません。最後は東の主将・2番宇野が勝負を決定付けて14対12として逃げ切り、東が初優勝を果たしました。なお、男女の優勝校は今年3月に富山県氷見市で開催される春の全国中学生ハンドボール選手権大会に出場します。

(最終更新 01/21-19:51)

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