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<最高裁>検察審査会の配置見直し案 東京は3倍の6カ所に

1月21日21時43分配信 毎日新聞


 最高裁は21日、原則、地裁や地裁支部ごとに設置されている検察審査会を、現在の201庁から165庁に統廃合する配置見直し案をまとめた。事件数が年1件未満の50庁を廃止する一方、大都市部で14庁増やす内容。検審の権限強化を控え、市民から選ばれる審査員の負担を軽くして審査の充実を図る狙い。

 見直し案によると、東京(2庁)を6庁に▽大阪(2庁)を4庁に▽横浜(1庁)を3庁に増やすほか、さいたま▽千葉▽京都▽神戸▽広島▽福岡でも各1庁増設する。横浜や東京の検審は年120〜130件を担当、審査員11人はほぼ毎週審査しているという。

 検審は、検察官の不起訴処分の当否を審査する機関。現在は「不起訴不当」などと議決しても法的拘束力はないが、09年5月までに施行される改正検察審査会法では「起訴相当」と2度議決された場合、起訴される。統廃合は、改正法施行に合わせて実施される。【高倉友彰】

最終更新:1月21日21時43分




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