中国銀行、米サブプライム関連で第4四半期に巨額の評価損計上へ=現地紙
[香港 21日 ロイター] 21日付のサウスチャイナ・モーニング・ポストが、銀行関係者の話として伝えたところによると、中国銀行(3988.HK: 株価, 企業情報, レポート)(601988.SS: 株価, 企業情報, レポート)は2007年第4・四半期に米サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅ローン)関連の証券投資で巨額の評価損を計上する見通しで、07年の利益が圧迫されるか、ひどければ赤字に転落する可能性もあるという。
同紙によると、中国銀行は、2007年通年の決算を発表する4月に評価損について明らかにする見通し。
同行は9月、サブプライム関連の投資ポートフォリオを8月時点の96億5000万米ドルから79億5000万米ドルに縮小した。
同行の07年1―9月期の純利益は455億元(63億米ドル)。第3・四半期には米サブプライムローン担保証券へのエクスポージャーに絡み3億2200万米ドルの引当金を計上した。
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