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先日某台場テレビの人と飲んでいて、いろいろ話したのだがひとつ結論があった。
テレビマン:「保守の人はね、絵作りがたりないんですよ。ただやればいいってモンじゃない。やっぱり話題性、テレビの場合は特に映像がないとダメですから。保守の話でも、いい話があれば我々は流しますよ。やっぱり左の人間はそういうのがうまい。この前の薬害肝炎もそうです。若い女使って泣かせる。最高の演出ですよ。やっぱり共産党はその辺しっかりわかってますよね。あの女は酒飲んでるとかいろいろ話がありますが、それでも絵作り優先で作られてしまいますよやっぱり。」
私:「そうですよね。共産党はまず弁護士のカネをたかったのに、そういう話は一切なし。若い女が泣いてる時点で負けたと思いましたね。逆に言えば、あの程度の印象操作を覆すことすら自民党はできていない。飯島勲なき後の官邸はバカばっかりですな。」
テレビマン:「そうですね。自民党はヘタすぎます。民主党もヘタですが。それはそうと、某TBSの報道局長はさすがに在日の気がするので何とも言えないですが、それ以外はテレ朝も含めて、いい絵があれば出しますよ。保守は、絵作りが足りないんです。昨年の自民党総裁選、あれ仕掛け人入れたでしょ。一番前で麻生コールしている若い女性がいましたから、あれは絵になる。安保以来自民党前にあれだけの人数が集まったことはありませんし、話題性たっぷりです。ああいう風に作り込めばいいんですよ。」
私:「確かに読んだけど仕込んではない(苦笑)。そんなヒマありませんよあの時。まぁ、絶対絵になるし、テレビには事前に来るように連絡しておきましたけどね(笑)。」
テレビマン:「やっぱり仕込みんだんだ。さすがマスコミのツボを心得てますね」
私:「違うって。セルフロビイストの遊びの一環ですから。でも350人集めたのは私じゃないです。それに、マスコミのツボったって、私は大手にいたわけでもないしそもそもマスコミ経験がない。テレビにどうやったらうまく取り上げてもらえるかの方法がわからない方がバカなんですよ。あのときは、とにかく麻生クーデター説を早く消さなきゃと思っていたのですが、某読売新聞が福田側と組んで印象操作やっていたから、どうにもならなかった。条件が同じなら勝ててましたよ。こちらは圧倒的に不利なのにあれだけの票を取ったんですからね。安倍も麻生に入れてます。与謝野さんも。」
・・・こんな感じで夜は更けていったのだが、やはり保守が何かやってもマスコミに取り上げられないと、ただの自己満足である。どうやったら、要するにマスコミをだましてでもうまく活動を取り上げさせて、徐々に世論も動かしていくという計算ができる人間が保守にはいないのではないか。小難しい話はいらなくて、簡単にわかりやすく、そして話題になるやり方をすればいいのだ。日本の保守が弱いのはそこだけだといっても過言ではない。まぁ、あと保守はカネがなさ過ぎる。左巻きこそ、いろいろ恐喝していて右翼団体よりひどいんだが、大体それは報じられることはない。
今年もちょいと仕掛けができれば面白いと思っているが、すでに一月も後半。できるかなぁ・・・。