ファミリー　メンタル　クリニック

熱狂・・・この言葉でひとくくりするわけにはいかないけど、コイズミ内閣ってそんな感じだった気がする。
モリ首相からコイズミ首相にバトンタッチされたとき、こんな日本になっていると思った者はどれだけいたのだろう？

TBを送ってもらう　とむ丸さんのblogで　戦争と経済、資本主義のことが言及されている。
今のアメリカで株価が下落している問題は労働とか生産といった当初の資本主義とまた異なる問題で揺れているのだろう。
超高度な応用数学を駆使しなくても、給料の何十倍もの住宅ローンを組むことは無茶だと分かるはずだ。その破綻が世界中に影響を及ぼしているが、アメリカの金融システムへの批判はマスコミでは聞かない。

コイズミ”何でもアメリカ経済が正しい”内閣での小さな政府という言葉がアベ政権では少しニュアンスが代わりコイズミ内閣当時官房長官だったフクダ総理は「小さな政府」とは何だったのかとマスコミはインタビューすることもない。

ねじれ国会・・・いかにもスピン用語だが、これはコイズミ・アベ政治の結果なのに、そのせいで自民党の法案が通らないという論調はおかしい。
直近の国政選挙・参院選での民意を重んじるのなら参院で否決された法案をすぐに衆議院で再可決するのはおかしな話だ。
それこそコイズミ流に衆議院解散総選挙でないの？自民党の方・・・

マスコミは、こぞって診療拒否というスピン用語を使う。この１０年間で医療現場をぶちこわしてきたのがコイズミ政治だった。
医師不足はいつから言われ始めた？新研修医システムの不備は行う前から分かり切ったことだった。地方病院の医師がいなくなることは。
医療制度の根幹は議論せずに医師不足問題をアピールせずに診療拒否ばかりを報道するマスコミはどうなんだろう。

コイズミ改革は思うにマスコミ改革だったんだろうと思う。
誰のためにマスコミは改革されたのだろうか？