2008/01/15

book:ネット君臨


リアルタイムではフォローできなかった多くの記事がまとめて読めて嬉しい。

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2008/01/14

Book:最後の陪審員


一応読み終わったので感想。

それなりに面白いのだが、法廷ものというわけでも、陪審員ものというわけでも、弁護士ものというわけでもない。むしろ地方新聞社主となった若者の成長記というのがぴったり来る。

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2008/01/13

e-dic:広辞苑第6版

ロゴビスタから、もう広辞苑第6版の販売広告が届いた。

しかもマックでも使えるhybridである。

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2007/12/23

2007年当ブログ紹介書籍の人気

2007年に、このブログでアマゾン書籍を紹介してきた中で、実際のクリック数の多かったもの、すなわち注目してもらえたもののランキングを発表する。

1位 「かけ出し裁判官の事件簿

2位 「ハイテク犯罪捜査入門―図解・実例からのアプローチ (基礎編)

3位 「要件事実問題集

4位 「新・論点講義シリーズ3 破産法

5位 「反転―闇社会の守護神と呼ばれて

6位 「新版注釈民法〈13〉債権4

6位 「大コンメンタール破産法

8位 「緊急招集(スタット・コール)―地下鉄サリン、救急医は見た

9位 「ITセキュリティカフェ 見習いコンサルの事件簿 (情報研シリーズ)

10位 「Q&Aケータイの法律問題

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2007/12/06

book:野田聖子「不器用」

「私は産みたい」以来の新著である。

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2007/11/20

Book:破産法 民事再生法

伊藤先生の教科書が民事再生法と一緒になって一新された。

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2007/11/12

book:要件事実問題集


岡口基一判事の最新作である。

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2007/11/05

Dear Judge Ichiro

NBL868号に載った小塚先生の書評によれば、東京在住のオーストラリア人日本法研究者Trevor Ryan氏が出版した本は面白そうである。

http://www.zeus-publications.com/dear_judge_ichiro.htm

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2007/10/29

判例六法Professionnal発売!

今日は、例の有斐閣の新商品「判例六法プロ」が発売になる日だ。Pro2
ご注文の向きは、こちらからもどうぞ。

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2007/10/10

journal:東大ローレビュー

東京大学法科大学院ローレビュー第2巻

それぞれの論考はすべてPDFで見ることができる。

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2007/10/04

chance!有斐閣ブログのコメント欄に書き込み判例六法を当てよう

有斐閣ブログより
『有斐閣判例六法Professional』の新創刊と『有斐閣判例六法』のリニューアル創刊を記念し,ブログをご覧の皆様に抽選でプレゼントいたします。詳細につきましては下記をご覧ください。
・応募期間:10月2日から10月16日まで
・プレゼント数:
 『有斐閣判例六法Professional 平成20年版』(30名) 
 『有斐閣判例六法 平成20年版』(30名)
・応募方法:この記事のコメント欄よりお申し込みください。

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2007/10/02

book:天皇家誕生の謎

関裕二『天皇家誕生の謎』講談社

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2007/09/30

毎日.jp

毎日.jpがオープンするまで、後一日を切った。

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2007/09/28

jugement:.comドメインの差し止め

東京地判平成19年9月26日PDF全文

「有限会社エーザイ」の商号の被告が使用している対象ドメイン名はe-zai.comで、原告は「エーザイ」及び「Eisai」の文字並びに「eisai.Co.Jp」のドメイン名を使用して,企業活動をしている。

判決は、「有限会社エーザイ」の商号自体も、「エーザイ」「E−ZAI」の表示も、そしてe-zai.comのドメイン名も、いずれも使用を差し止めた。

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2007/09/21

book:奥村徹先生の本

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2007/09/18

book:プリンセス・マサコ


宮内庁が抗議したという話題の書である。
また大手出版社が怖がって逃げたという話題の書でもある。

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2007/09/10

news:判例六法proは買い?

有斐閣六法アラカルトという期間限定サイトによれば、判例六法professionalは5250円、普通の判例六法は2625円という定価に決まったそうである。

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2007/09/06

book:ADR理論と実践

和田先生はこの途の第一人者の一人。

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case:弁護士懲戒申立てが不法行為になることを認めた最高裁判決

については、既にこのブログで紹介済みだが、本日届いた判例時報に掲載されていた。

最判平成19年4月24日判時1971号119頁(PDF全文はこちら)

橋下弁護士に対する不法行為責任追及訴訟について、アンケートはまだまだ続行中。

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2007/08/28

book:宮部みゆき「楽園」

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2007/08/18

Book:中国の民事訴訟

Chugoku現代中国の民事裁判―計画から市場へ、経済改革の深化と民事裁判
小嶋明美著

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2007/08/13

Book:札幌はなぜ住みたい街No.1なのか

どこの国でも、こうした都市間ランキングみたいなものは、一定の関心を集める。

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2007/08/05

book:新キーワード民法

中田邦博・髙嶌英弘『新・キーワード民法 民法基本用語辞典』(法律文化社・2100円)

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book:反転


本日の読売にも書評が載っていたが、ようやく読み終えた。
田中森一『反転---闇社会の守護神と呼ばれて』(幻冬舎・1700円)

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2007/07/31

Book:かけ出し裁判官の事件簿

かけ出し裁判官の事件簿Kakedashi

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2007/07/18

Book:中国物権法

中国物権法―条文と解説
Chinabukken

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2007/07/17

Book:伊藤眞ほか・民事訴訟法の論争

民事訴訟法の論争
伊藤眞,加藤新太郎,山本和彦/著(有斐閣)2,500円Minsoronso

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2007/07/16

Book:情報セキュリティの法律

Okamurabook
岡村久道先生の新作である。

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2007/07/11

Book:小倉一志『サイバースペースと表現の自由』

たったいま、著者が自ら研究室にいらしてご紹介いただいた。
小倉一志『サイバースペースと表現の自由』(尚学社・2007)
クロネコブックサービスから4〜7日発送可能

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book:米倉先生の法科大学院雑記帳、本になる!

Yonekura
ボツネタでもしばしば取り上げられてきた話題の連載、戸籍時報というマイナー雑誌に載っていたため見られなかった人も、これで普通に本屋さんで読める。

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2007/07/07

慶應大学がGoogle Bookに参加

慶應義塾大学は12万冊の蔵書をGoogle Book検索に公開するそうである。(ITpro)

Google ブック検索について

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2007/07/02

Book:小六法がなくなる!

私が中国に行っている間に、正確にはその直前か、有斐閣は小六法の廃刊(休刊)を告知していた。
『小六法』休刊のお知らせ

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2007/06/22

Book:新論点講義シリーズ破産法


2007年6月30日発行の最新刊である。

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2007/06/16

のだめ18は限定版あり


限定版の特典はプリリンのマスコットだ。

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2007/06/07

新版注釈民法(13)補訂版

完結もしていないのにもう補訂か、というつっこみはなしとして、電子商取引に関する松本先生の解説がまとまっていて参考になる。

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2007/04/25

book:ハイテク犯罪捜査入門

ご存じハッカー検事の著作のうち、基礎編である。

もう随分前の本で、新刊とはとてもいえないが、昨日著者と出会ったので、その帰りにオアゾで購入した。

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book:ブログ炎上

落合ブログにも紹介されていたが、今日の飛行機で読んだ。

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2007/02/16

book:運命の息子byジェフリー・アーチャー

出獄したアーチャー卿のヒット作

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2007/02/10

book:アル・ゴア不都合な真実


団塊の世代の生き方とかの番組を見ながら、ぱらぱらとめくっていたが、知ってはいるものの改めてみるとショッキングな映像がたくさん。

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2007/01/23

manga:弁護士のくず受賞

小学館漫画賞というのを受賞したという。

漫画原作もいいが、テレビドラマになったのを見て、トヨエツが好きになった。

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2007/01/14

book:小説のだめカンタービレ

ある意味ネタだが、メディアミックスが進むとこういうものまで出てくるという例。

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2007/01/12

Q&Aケータイの法律問題


たしか、昨日店頭に並ぶ予定だったはずだが、再度新刊のご案内である。

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2006/12/30

book:あかんべえ


宮部みゆきの傑作である。

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2006/12/28

book:Q&Aケータイの法律問題

Q&Aケータイの法律問題の見本刷りを本日手にした。_keitai

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2006/12/18

book:お父さんはやってない

映画「それでもボクはやってない」のインスパイア元が、この本だ。

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2006/12/15

book:デジタル・フォレンジック事典

以前にも紹介したかもしれないが、本日現物が届いた。
Df_hako_hyo1

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2006/12/08

Book:サンキュー、ジーヴス

森村たまきさんの翻訳によるシリーズ第6弾、ジーヴスがついにバンジョレレに愛想を尽かして辞表提出というところから始まる。

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2006/11/12

book:フォレンジック入門

翻訳物ではあるが、デジタルフォレンジックに関するまとまった書籍が出ていた。

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2006/11/11

模範六法も2007年版


今年はこのアマゾンから買った。だんだんアマゾン経由での買い物が多くなってきている気がする。

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2006/11/07

manga:安部窪教授

滝沢聖峰『安部窪教授の理不尽な講義1』

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2006/11/01

book:なんだこりゃ!フランス人


紀伊国屋で衝動買いした。

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2006/10/07

勝てる!?離婚調停2d_edition

勝てる!?離婚調停2d_edition

本日見本が届いた。店頭には来週並ぶ予定。日本評論社予約ページ

今回は2007年の年金分割完全対応版である。

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2006/10/02

BOOK:一応の推定


一応、読み終わった。

宮部みゆきが最初から吸い込まれるようにして最後まで読んでしまったという趣旨のことを書いていたが、

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2006/08/14

book月館の殺人

book月館の殺人

綾辻行人原作、佐々木倫子漫画のミステリーである。
この二人の作品と言うだけでも買う価値は十分。

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2006/07/10

amazonマーケットプレイス

初めて利用してみた。
買ったのは、紅い牙。果たしてちゃんと届くのだろうか?
それと、ビデオが出ていてCDまであるとは知らなかった。

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2006/07/09

book:情報通信白書平成18年度版

明日付けで、総務省の平成18年度版情報通信白書が発行される。
ネット上でもみられる。 →総務省情報通信白書のページ

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2006/06/29

紀要だけではないHuscup

北大の学術文献提供システムHUSCUPは、紀要だけではなかった。
例えば
池田清治教授の「民法入門」がフルテキストPDFで提供されていた。

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北大法学論集も電子journalへ

現在は索引のみ電子版がある北大法学論集も、ついに電子ジャーナルとしてオンライン配信することとなったようだ。

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2006/06/28

book:みんなの意見は案外正しい

Web2.0系で少し話題となっている本だと思うが、最近ぱらぱら読んでいる。

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2006/06/05

LogoVistaの電子辞書

6月30日に新作が出るというスパム(失礼)を受け取ったので、法律や私の研究に関係する部分を紹介する。
全体についてはニュースリリースのページ参照。

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2006/05/26

のだめ15巻は6月13日発売予定

のだめカンタービレ15巻は6月13日発売予定。予約すると、あのマングースぬいぐるみが一緒に買える。

いまからでもまだ間に合うようである。

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2006/05/09

memoire:随風

故小松弘弁護士の追悼文集『随風』を頂いた。

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2006/04/22

Book:表現の自由とプライバシー

田島泰彦・山野目章夫・右崎正博編著『表現の自由とプライバシー』(日本評論社・4,600円)
514704
今週末発行予定とのことだが、もう今週末になってしまった。
この中で、私も以下の論考を書いている。
「差止めの手続と損害賠償」
「インターネットとプライバシー」
「民事裁判手続過程でのプライバシー」
「前科照会事件 民事法の視点から」

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2006/03/20

WEB進化論

梅田望夫『ウェブ進化論』ちくま新書
寝る前や風呂で読む本にしていたので、長くかかったが、先頃読み終わった。

お気楽極楽ブログ
酔うぞの遠めがね
日々是好日
など、各地で紹介されているし、注目されているのもむべなるかなである。

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2006/03/19

弘文堂on demande復刻

弘文堂がオンデマンド出版により、名作法律書を復刻して販売している。
名著28点を復刻しました

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2006/03/04

Book民事執行・保全法

上原敏夫・長谷部由起子・山本和彦『民事執行・保全法』有斐閣アルマ・第2版
タイミング良く新年度前に発行された。

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2006/01/15

Book:女教皇ヨハンナ

冬休みに読む本の中で、一番おもしろかったのがこれ。

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2005/12/31

冬休みに読む予定のbook

塩野七生『キリストの勝利・・・ローマ人の物語XIV』
パトリシア・コーンウェル『神の手』
北方謙二『水滸伝』最終巻
ドナ・W・クロス『女教皇ヨハンナ』

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2005/12/16

BOOK:メディア判例百選発刊

昔マスコミ判例百選といっていたのが、全面リニューアルである。
予告ページ

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2005/12/04

小六法到着・厚さ比べ

見ての通り、1979年版六法全書と遜色ない厚さである。
20051204114833.jpg

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2005/11/18

book:新堂幸司・新民訴法

第3版補正版が出た。
これは新会社法に対応しているということである。

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2005/11/01

Book:リーガルコーディネーター

麻田恭子・加地修・仁木恒夫『リーガルコーディネーター』信山社・2005
要するにパラリーガルの一種だが、依頼人と弁護士とをつなぐ介添え役としての事務所職員である。

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2005/10/31

Book:有斐閣判例六法18年度版

ポケット六法に続き、判例六法も新年度版が出た。

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2005/10/15

Book:国際民事手続法(有斐閣アルマ)

同僚がある説明会で、国際民事訴訟法についてはいい教科書がないと言っていた。そこで最近出た良書を紹介しておく。
本間靖規・中野俊一郎・酒井一『国際民事手続法』(有斐閣アルマ・2005)

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2005/09/01

高偏差値大学は平易な名の学生が多い???

ボツネタ経由で知った書評だが、
http://book.asahi.com/shinsho/TKY200508290231.html
なんていうか、時々いるんだ、こういう人。

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2005/08/24

Book:島田雅彦・おことば

戦後皇室語録と題するこの本(新潮社)を、昨晩買ってきて読み終わってしまった。

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2005/08/22

PHOTO片山さつき

ボツネタで紹介されていたリンク
週刊朝日のミス東大

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2005/08/03

Article新会社法(Jurist特集)

ジュリストの2005年8月1-15日号(1295号)は、会社法特集であり、全条文と改正要綱が付録別冊についている。

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2005/07/27

artcle:湯浅墾道「アメリカにおける電子投票の近時の動向」

湯浅墾道「アメリカにおける電子投票の近時の動向-AVVPATの導入を中心に」
 九州国際大学法学論集11巻1=2=3合併号23頁以下(2005年3月)

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2005/07/19

article:辻雄一郎「電脳世界における言論の自由・・」

辻雄一郎「電脳世界における言論の自由を憲法学的視点から考える意義」(関西大学法政論叢41-1-1)

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2005/07/12

Book:ロースクールの教え方

日弁連法務研究財団編『日本型ロースクールにおける教育方法』JLF叢書7号(商事法務)

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book:市民参加型社会とは

町村敬志・吉見俊哉編著『市民参加型社会とは---愛知万博計画過程と公共圏の再創造』(有斐閣)

ついに出た、愛知万博の計画準備から実施までの過程を多数の関係者の手によって再構成し、公共圏の問題ととらえる労作である。

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book:分かりやすい新破産法

小林秀之・沖野眞巳『わかりやすい新破産法』(弘文堂)
一通り民事法を学んだロースクール学生には、お奨めできる。

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2005/07/11

book:宮部みゆき『孤宿の人』

傑作である。

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2005/07/06

情報ネットワーク・ローレビュー4巻1号

情報ネットワーク法学会編集の情報ネットワーク・ローレビューが届いた。
編集作業の賜物である。

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2005/06/11

Book:企業紛争と民事手続法理論

福永有利先生古稀記念論文集『企業紛争と民事手続法理論』(商事法務・15750円)
1239
民事手続法学を学ぶものには、自信を持ってお勧めの新刊。

商事法務のサイト
アマゾン

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2005/06/09

Book:ロー・ファーム(韓国版Ally My Love)

今日、妻が買ってきた本が『ロー・ファーム』という韓国ドラマだ。

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2005/06/06

book:H16重要判例解説

ジュリストが毎年出している重要判例解説が、今年も出た。平成16年度版。

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2005/05/15

のだめ12出る

名古屋には一日遅れで到着したのか、昨晩まで見かけなかった。

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2005/05/14

日経Careerマガジン

t_monthlyp_0506
日経キャリアマガジンの6月号に、落合先生のプログと並んでこのMatimulogも紹介されている。

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2005/04/28

Book:消費者契約法ハンドブック(第2版)

山本豊監修・村千鶴子・角田真理子・圓山茂夫『消費者契約法ハンドブック』(第二版)(弘文堂)が発刊された。kbn2234p

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2005/04/25

book勝てる!?離婚調停が増刷へ

池内さんとの共著『勝てる!?離婚調停』(日本評論社)が増刷される。
medibook01

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2005/04/14

article:島亜紀「スタディナビ」

國學院大學のローライブラリアン島亜紀さんや京都産業大学の高嶌先生などの作成したCD-ROM、法学セミナー2005年4月号に収録されている。

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2005/04/13

book:よくわかる民事裁判-第二版

有斐閣の書籍紹介が続くが、山本和彦先生の入門書が第二版となった。
yokuwakaruminsai
山本和彦『よくわかる民事裁判(第二版)』(有斐閣・2005)

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2005/04/06

book石浦章一『東大教授の通信簿』

todaikyoju理系の教養学部の先生が書いた、東大教養学部学生評価実施例である。

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2005/03/16

article:湯淺墾道「電子投票の諸問題」

判例タイムズ1169号118頁
タイミング良く発行された。

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2005/03/13

Book:アクセス消費者法

Access後藤巻則・村千鶴子・齋藤雅弘『アクセス消費者法』(日本評論社・2005)
毎年変わっていくこの分野の現在を学ぶための好著だ。
付属CDには、各章ごとの関係サイトへリンクが貼られ、オリジナルなデータ、画像も盛りだくさんである。

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2005/02/14

Book:家近良樹『その後の慶喜』

大正まで生きた将軍という副題の付されたこの本には、興味を引かれる。

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2005/02/09

article岡田好弘・民事裁判手続における電子署名法の問題点

ブロガーとしてもお馴染み岡田好弘先生の研究ノートである。
青森大学研究紀要27巻1号(2004.7)191頁

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2005/01/16

Book:野田聖子「私は産みたい」

元郵政大臣野田聖子議員のこの本は、不妊治療の苦労を赤裸々につづった本である。

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2004/11/08

Book個人情報保護法とコンプライアンス・プログラム

堀部政男先生の監修、鈴木正朝先生著の「個人情報保護法とコンプライアンス・プログラム」が商事法務から出た。

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2004/10/20

Bookインターネット法情報ガイド

ようやく出た。指宿信・米丸恒治編『インターネット法情報ガイド』(日本評論社)3200円

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2004/10/17

article長岡範泰・コンピュータウイルス

関西大学の長岡範泰氏が「コンピューターウィルス等の刑事規制について−−迷惑メールとの比較を踏まえた検討−−」(関西大学大学院・法学ジャーナル76巻143頁・2004)を出された。
力作である。

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2004/10/15

Book日弁連編『消費者法講義』

齋藤雅弘弁護士たちのグループが作っていた消費者法講義がようやく上梓された。

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2004/10/08

弁護士論の現在 avocat

日本法社会学会誌61号は『弁護士論の現在』と題する特集である。

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2004/10/07

LSとデジタルコンテンツ

有斐閣のPR誌『書斎の窓』538号に、「法科大学院とデジタルコンテンツ」という鼎談が掲載されている。

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2004/10/06

Daily六法2005

三省堂からDaily六法2005が届いた。

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2004/10/05

article小倉一志・サイバースペースと表現の自由3

小倉一志・北大(法)助手による博士論文「サイバースペースと表現の自由」(3)が出た。

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Book林屋・新民事訴訟法概要

東北大学名誉教授の林屋礼二先生が『新民事訴訟法概要』の第二版を出された。

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悠々社のブログ

法律書の悠々社がブログを立ち上げたらしい。
本家のウェブはこちら

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2004/09/16

職場のサイバー監視

砂押以久子「職場のサイバー・サーベイランスと労働者のプライバシー保護」立教法学65号317頁

 職場のパソコンから労働者がインターネットの私的利用をしている場合に、使用者はこれを電子的に監視して禁止すること、私的利用には懲戒処分を課して良いか、という問題がある。
 これについて砂押氏は、フランスの法状況、特に破毀院社会部2001年10月2日判決をもとに、考える方向性を指し示している。

 この破毀院判決は、労働者が職場においても「私生活の内面」の尊重を求める権利を有し、通信の秘密も保護されるので、労働者の私的電子メールを使用者が無断で開封することはそれ自体が労働者の通信の秘密を犯す違法な行為であると判断した。
 これは、必ずしも無制限の自由を労働者に保障したものではなく、事前に予告され、合理的な範囲での監視は許される余地があるが、その許否の境目は微妙なものとなる。

 日本法においてもこうした方向性を明確にしていくべきだというのが砂押氏の主張である。

 このケースにおいても、ネットワークやデジタル情報は事態を増幅させ問題状況を先鋭化させる役割を演じている。
 労働者が職場の備品や電話を私用に用いることというのは、従来から禁止されてきた。しかしとはいえ、一定の範囲では許されるというのが暗黙の了解であった。もちろんその線引きは、職場によっても、また上司の個性によっても異なるだろうが、勤務時間中一切の私的行為を禁止しても不可能を要求するようなものである。
 そのような暗黙の了解が、インターネットやデジタル環境となると途端に余裕のないギスギスした規制関係になっていく傾向がある。
 もちろんそれにはわけがあって、情報の財としての価値が高まっていることや、情報漏れによる被害が大きくなってきていること、ネットワークによる情報リスクが高まっていることから、スタンドアローンよりもやかましくいわざるをえないことなどである。加えて、徹底した監視も技術的に容易になっていることが挙げられる。
 しかし、そうした事情を考慮しても、なお、労働者のプライバシーがないがしろにされて良いという結論に直ちになるわけではない。

 情報リスクが高まっているといっても、それは部署によりグレードを付けることが可能である。真に重要な秘密に触れる人は、高度な監視を受けることもやむを得ないが、そうでない社員が高度な監視を受けることは正当化されない。そのあたりの配慮をないがしろにする傾向が見られるとすれば、それは、もっとよく考えてみる必要がある。

 そのような再考の必要は、規制と自由とが先鋭的に対立している他の分野でも同様に認められるのである。

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2004/09/08

のだめ10巻は

9月13日発売だそうな。
二ノ宮知子サイトより

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2004/08/31

レッシグ・フリーカルチャー

山形守岡訳を一読し、心に残った一節を書き留めてみる。

「知的財産は道具でしかない。それは豊かな創造性をもつ社会の基盤を作るけれど、創造性の価値に対しては従属的な立場でしかない。」−−−pp.32-33.

「著者を保護するかもしれない手段のいくつかは、DDTが自然環境に対して持ったのと同じように、文化環境に意図せざる影響をもたらす」−−−p.159

そのほか、面白いエピソードには事欠かない。ウォルト・ディズニーとか、P2Pとか、エルドレッドとか。

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2004/08/26

おい、ブッシュ、世界を返せ!

あの「華氏911」のマイケル・ムーア監督が書いた、なんとジャンル付けしたらよいか迷う本である。

内容は、イラク戦争についてアメリカ政府が繰り返してきた嘘八百を暴き立て、ビン・ラディン一族とジョージ・W・ブッシュおよびその周辺との密接なつながりを強く示唆する諸事実について「どうなってんだ?」と質問をぶつけている。

まだ途中までしか読んでないが(今忙しいので)、最初の章の質問を並べてみよう。
1.この25年間、ブッシュ大統領と一族がビン・ラディン一族と断続的にビジネス関係を持っていたのか?
2.ブッシュ一族とサウド王家とはどんな関係があるのか?
3.透析治療を受けているオサマ・ビン・ラビンは本当にテロ指令者なのか?
4.テロ直後にアメリカにいた24人のビン・ラディン一族を、FBIの事情聴取もさせないまま出国させたのはなぜか?
5.テロリスト容疑者の銃購入履歴を検索して調査するのをやめさせたのはなぜか?
6.テキサス州知事時代、タリバンの代表者がテキサスでエネルギー関連企業と商談していたのを知っていたか?
7.テロのニュースを聞いた後のブッシュの行動はなんだったのか?

第2章の、アメリカ政府が嘘八百並べ立てているというのは、かなり周知のことだ。
でもそれを知りながら、指をくわえている現状の異常さは、この本を読んで改めて感じる必要がありそうだ。

公式サイト
オスカー授賞式でのマイケル・ムーア監督スピーチ

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2004/08/13

E-Litigation--A. Stanfield

メルボルンのThomsonの書店で買い求めた本に、Allison Stanfield, E-Litigation, 2003がある。

オーストラリアのハイテクぶりは前から注目だったし、メルボルンの新しい裁判所でもその実現がかいま見られた。
本書はメルボルン大学法学部の上級研究員で<e.law>australiaのディレクターを務める弁護士Allison Stanfieldによる、電子訴訟手続実現のための現状報告と課題の提示である。

電子訴訟手続は、E-filingから始まり、Discovery、訴訟手続の進行管理、口頭弁論、控訴審のいずれにおいても重要であり、それぞれに適切なハードが必要である。
また、特にディスカバリーの過程の電子化は、世の中の文書が電子化することを前提にして、電子的ディスカバリーが大幅に時間とコストの節約になる。

日本法にはディスカバリーが法律上ないが当事者照会や起訴前の証拠収集処分、起訴後の文書提出命令などでは電子化された情報をどう取り扱うか、既に問題となってきている。
そして書証についても、電子情報をどう取り扱うかは問題となり、プリントアウトしたものを原本と扱わざるを得ない状況である。
E-Filingについてはようやく始まろうとしているが、予断は許さない。電話会議システムやテレビ会議システムは普通に使える状態となっているが、それが記録に結びついて管理されているわけではない。
そして訴訟進行管理の電子化は、まだ実験の域を出ないでいる。

こんな状況の日本において、本書は有益な指南書となるものである。

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2004/07/21

破産法改正関連文献

破産法が全面改正されたが、その紹介解説がなされている文献は、現時点でまだ多くはない。
目についたものとしては、以下のものがある。

別冊NBL破産法新旧条文
三省堂破産法新条文
四宮章夫ほか『一問一答破産法大改正の実務』
NBL連載「新破産法の解説」
同「集中連載・新破産法の実務展望」

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2004/06/03

ジュンク堂といえば

またまたおかださんのどこにあるんだ法律書---ジュンク堂に啓発されて書いてしまうが、実は私が最初にジュンク堂を知ったのはパリだった。
パリのジュンク堂は、日本のジュンク堂と同じか違うか知らないが、日本情報が乏しいフランス国内ではオアシスだった。今から10年前の、インターネットもモザイクがあるかないかという時代であり、日本で使っていたmatimura@otaru-uc.ac.jpというJUNET→WIDEのアドレスもフランスでは使えなかった頃だから、本当に日本情報に飢えていたのだ。リヨンという大都市でも日本の新聞などなかったもんね。

それはともかく、名古屋にもジュンク堂がオープンしました。
大学時代の同級生が書いたマイナーな本もちゃんと置いてあったので、かなり品揃えは期待できます。

名古屋で法律書を探すには、このジュンク堂の外に、名古屋駅の高いところと地下とに二つある三省堂書店、そして栄の丸善くらいかな。もちろん南山大学の紀伊國屋書店や名古屋大学生協も使えますが。

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2004/05/15

金春・中国における再建型倒産・・

金春・中国における再建型倒産制度の構築
京大法学論叢153-4-24,5-56,6-56
山本克己教授のもとで学ぶ助手の金春さんの論文。
中国における現在進行形で進む倒産処理手続の改正で新しくなる再建型倒産処理手続について紹介し、以下の問題点を指摘する。
 人民法院の受理決定に伴う包括的手続開始とタイムラグへの対処必要
 DIP型手続の導入問題
 労働者保護の後退

関係法案の翻訳と照らし合わせて読む必要を感じる。

町村泰貴@foma

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2004/05/14

村田典子・アメリカにおける一つの再建型倒産処理手続の生成過程

村田典子・アメリカにおける一つの再建型倒産処理手続の生成過程--裁判外手続との関係からみた再建型手続の機能--
都立大学法学会雑誌44-2-503
アメリカ連邦破産法11章の手続を、その前身であるcompositionに遡ってその意義を明らかにするものである。
集団的な交渉を中心とする倒産処理手続について、さらに他の法系との比較検討も期待できる。

町村泰貴@foma

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村田典子・再建型倒産処理手続の機能

村田典子・再建型倒産処理手続の機能(1,2)

東京都立大学大学院の院生である村田さんの論文。
再建型倒産処理手続が裁判所や公的機関の主導により行われる手続構造を当然としている点に問題意識を持ち、アメリカの倒産処理手続を歴史的にたどりながら、債権者や債務者といった関係人の主導する手続構造こそが本来のあり方であると論じている。

その大きな傾向の指摘は説得的であり、日本法の具体的な分析検討に期待がもてる。

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