news:ブログのアクセス稼ぎに受刑者の実名を晒す看守
いくらブログのアクセスが少なくて寂しいからって、やりすぎだと思わないくらいのめり込んだのか?
ブログに受刑者名記載、府中刑務所の看守部長を告発(読売新聞)
(引用)看守部長は自身が開設していたブログに1月ごろから、男性受刑者4人の実名や所内での様子などを自宅のパソコンを使って書き込み、不特定多数に閲覧させた。今月上旬に外部から指摘があり、同刑務所が調査を進めてきた。同刑務所の調べに対し「閲覧者の興味をひきたかった」などと話しているという。(引用終わり)
仮にこのブログで学生の実名を挙げてそのゼミの様子とか授業でのへまとかを書いたら、懲戒であろうし、ばれないわけはない。
でもそういう誘惑に駆られる気持ちが理解できないでもないのだ。
もっと書きたいのは学内の様々な人間模様だろうが、もっと書けないかも。たとえ公開情報であっても、差し障りはある。
匿名の卑怯者になろうかという誘惑にも駆られるが、前にも書いたように、それはそれで煩わしいのだ。
世の中には差し障りということを理解できないナイーブ(若しくは大胆)な人もいるようだが、自分の行為に責任が持てるのであれば、責められるいわれはない。そういう意味で、実名で内部告発をするという人は尊敬に値する。しかし他人にそれを求めるのはナイーブ杉というべきであろう。
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コメント
真摯な内部告発については、公益通報者保護法に基づいて行えば足ります。
匿名の卑怯者たちによる誹謗中傷やデマの流布等を被害者に甘受させてまで、「いきなり匿名でネット上にアップする」という告発手法まで法的に保護してあげる必要はありません。
投稿 小倉秀夫 | 2006/11/24 16:49
民事訴訟とかで受刑中の関係者を捜すのは結構難儀します。面会なんてさらに。
それをブログに載せるなんて。
投稿 奥村(大阪弁護士会) | 2006/11/24 16:49
公益通報者保護法に基づけば、不利益は被らないと?
殺人は刑法で禁止されているからコロされることはないとかかな。
投稿 町村 | 2006/11/24 17:10
・・・匿名の内部告発は、真摯ではないのでしょうかね?
そういえば、公益通報者制度って、かなり批判されていたような気が・・・
話は変わりますが、アクセス乞食はどこにでもいるもので、この対策をどうにかしないといけないように思います。
ま、法律的な問題としては、本件のような事例の場合、表現の自由との絡みで、難しいものがあると思われますが、少なくともSPAMは何とかならんものかと思います。ま、多くの場合、これこそ技術的に解決して欲しい問題なんだと思うんですけど・・・
投稿 こう | 2006/11/24 17:28
ゾンビだのボットだのが跋扈してますからなぁ。
投稿 町村 | 2006/11/24 17:30
どんなエントリでも「匿名の卑怯者攻撃」にすり替えていく強引な論旨は◎◎さに欠けるといえないわけではないような気がします。
匿名性が保障されているという安心感からそういうことをする人もいるのでしょうけど、匿名でなくてもやる人はやるのではないかと、久しぶりに実名で誹謗中傷される受刑者の心を慮りつつ思うところです…。
投稿 山奇イ申 | 2006/11/24 17:34
東京新聞がこんなことを書いています
犯罪被害者白書 施策の羅列では困る
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sha/20061124/col_____sha_____002.shtml
>真摯な内部告発については、公益通報者保護法に基づいて行えば足ります。
真っ向から対立しませんか?
被害者保護の為なのに、なぜか報道の自由を奪うとか叫んでます
そもそも小倉先生の考え方で行けば、被疑者こそが実名報道されるべきであり、誤認逮捕だった場合には報道が謝罪しなければならないことですけど
投稿 sakimi | 2006/11/24 20:19
あれ?
>ised@glocom - ised議事録 - 1.倫理研第7回:小倉秀夫 講演(1)
>
>日本の「公益通報者保護法」*5ですが、これは平成18年の4月に施行予定のものです。これも事業者内部、行政機関以外の外部への告発が保護されるためには、以下の事情のうちひとつを満たす必要があるとされます。内部や行政機関に通報すると不利益な取り扱いを受けるおそれがあること。内部通報では証拠隠滅のおそれがあること。事業者から内部や行政に通報しないことを正当な理由なく求められたこと。書面による内部通報後20日以内に調査を行う旨の通知がないこと。人の生命・身体への危害が発生する危険があること。以上のうち最低ひとつを満たし、かつ通報の対象となった法令違反行為について、被害の拡大等を防止するために必要であると認められる者に対してなされる必要があるとされています。(中略)内部告発をするのは、仮に前段の要件のひとつを満たしたとしても、被害の拡大を防止するのに必要とみなされるかといえば、かなり限定されるでしょう。
http://ised-glocom.g.hatena.ne.jp/ised/12011210#p3
投稿 あれ | 2006/11/24 21:27
どちらの意見に与する者ではありませんが、議論の中立性という観点から、少なくとも池内ひろ美さんのブログの炎上事件に関する限り、小倉先生の意見をそのまま受け入れることはできないと思います。
【ソース】
http://zakmustang.blog26.fc2.com/blog-entry-1235.html#comment1925
投稿 とおり過ぎた法曹 | 2006/11/25 00:35
公益通報者保護制度でも内部告発者の保護に足りないということになると、「内部告発」という名目であれば、企業についてのネガティブな情報を何らの証拠も提示せずに匿名で広く流布させることを法的に保障しなければならないと、それが事実無根のデマであって、そのデマのせいで経営が傾きかねないところまで追いつめられてもそんなことは甘受しなさいということになりそうです。
「言論に対しては言論で対抗する」たって、匿名さんから「こんな事実があった」というデマが流布されたときに、「言論で対抗する」のは容易ではないですから、しかるべき人・機関による信憑性チェック無しに「内部告発」を流布することを法的な権利として認めた場合には、他方で、事実に反する「内部告発」により企業の経営に悪影響を及ぼすことを法的権利として認めるということになるのでしょうね。
ということで、町村先生のご見解は、実体法上存在しない「虚偽の内部告発によって企業経営に悪影響を及ぼしても法的制裁を受けない権利」というものを、匿名の卑怯者に与えようというご見解ということにもなりそうです。
投稿 小倉秀夫 | 2006/11/25 01:46
>匿名の卑怯者たちによる誹謗中傷やデマの流布等を被害者に甘受させてまで、「いきなり匿名でネット上にアップする」という告発手法まで法的に保護してあげる必要はありません。
ん?
いやですから「いきなり匿名でネット上にアップする」の何が悪いのかという話ですね。
なんで「いきなり匿名でネット上にアップする」しちゃいけないんですか。
今私はいきなりこのコメントをアップしています。
何か私は悪いことをしているのか?
悪いのは、「誹謗中傷やデマの流布」であって、「いきなり匿名でネット上にアップする」ことは何も悪くない。
なのに、「いきなり匿名でネット上にアップする」ことを禁じるのは短絡思考。
排除するのは、「誹謗中傷やデマの流布」でなくては。
小倉さんがどこまでナイーブなのかは知りませんが、潔癖症を周囲に押し付けるにはそれなりの根拠や手段の模索がいるということでしょう。
>世の中には差し障りということを理解できないナイーブ(若しくは大胆)な人もいるようだが、自分の行為に責任が持てるのであれば、責められるいわれはない。そういう意味で、実名で内部告発をするという人は尊敬に値する。しかし他人にそれを求めるのはナイーブ杉というべきであろう。
投稿 サスケット | 2006/11/25 01:49
>ネガティブな情報を何らの証拠も提示せずに匿名で広く流布させることを法的に保障しなければならないと、それが事実無根のデマであって、そのデマのせいで経営が傾きかねないところまで追いつめられてもそんなことは甘受しなさいということになりそうです。
それは悪質な業務妨害なので、普通に訴えて捕まえてもらえば言いだけなのでは?
別に感受しなくてもいいんですけど、はて?
>実体法上存在しない「虚偽の内部告発によって企業経営に悪影響を及ぼしても法的制裁を受けない権利」というものを、匿名の卑怯者に与えようというご見解ということにもなりそうです。
今のような環境でも、法的制裁を受けている人間は存在しているはずですよ。
ご存じないですか?
私はシロウトなのでぱっと出てこないのですが(笑)
投稿 サスケット | 2006/11/25 01:53
まあ、なんでもいいけど、サスケットさんがいつもいつも辛抱強く指摘している通りなんですが。
>それは悪質な業務妨害なので、普通に訴えて捕まえてもらえばいいだけなのでは?
>別に感受しなくてもいいんですけど、はて?
それからまた、上で紹介されたリンク先での崎山さんの発言も注目。
>匿名性が保障されているという安心感からそういうことをする人もいるのでしょ
>うけど、匿名でなくてもやる人はやるのではないかと、久しぶりに御*岡啓昭に
>誹謗中傷されつつ思うところです…。
>--
>SAKIYAMA Nobuo (崎山 伸夫)
こんな事書いて本人がやってきたら困るのだが(それゆえ検索されないように一字を伏せた)、その昔、某MLで実名ながらさんざん悪口雑言を吐いて、MLメンバーの顰蹙を買っていたのは、ここで指摘されている人だけではないですよ。
そして自分が悪口雑言振りまく迷惑な存在だということを自覚している人と、自覚していない人とがいて、自覚的にやっている人は自己陶酔していたりするし、攻撃対象になっていない周囲の人が「毒があって面白い」と持て囃したりするものだから、ますます増長。
自覚していない人は、いくら指摘されても自分のことだとは思わなかったりするから、始末に負えない。
こういう実名の困ったちゃんは、裁判例に照らせば確実に名誉毀損とか侮辱とかに問われるレベルもあったけど、裁判になるハードルが高すぎて、抑止効果はありませんでした。
だからといって裁判例の抑止効果や実名で責任ある発言をする人々の集まりなどを否定するつもりはないのだけどね。
投稿 町村 | 2006/11/25 06:53
しかし、一切の不利益を負わずに内部告発するための公的なルートとして企業についてのネット上での匿名でのネガティブ情報の流布を位置づけた場合、それが根拠のないものであっても(といいますか、ネット上での匿名でのネガティブ情報の流布で内部告発という外形をもっているものの大部分は根拠が付されていません。)当該情報を流布した人を探知することは法的に許されないということになるので、「悪質な業務妨害なので、普通に訴えて捕まえてもらえばいい」ということにはなりません。「企業についてのネット上での匿名でのネガティブ情報の流布」が真摯な内部告発なのか悪質な業務妨害なのかは、当該情報の流布者を特定することなしには判別しがたいからです。
投稿 小倉秀夫 | 2006/11/25 11:04
なお、差し障りがあると自分自身で感ずることは匿名でも語るべきではないのではないかと思うのですが、町村先生は、差し障りがあることでも自由に語ることができるように、匿名性を高く保障すべきと言いたかったわけですか?
投稿 小倉秀夫 | 2006/11/25 11:08
小倉先生の御所見に対しては、既に公開されている次のブログ管理人のコメントが参考になるかと思料します。
http://zakmustang.blog26.fc2.com/blog-entry-1235.html#comment1926
オレは何の話題でも「匿名撲滅」の論旨に結びつける小倉センセがなぜリアルの匿名については全く言及せず、マスコミに至っては上のように迎合するような姿勢を見せるのか理解できません。
嫌がらせ電話の実害なんてネットよりよっぽど悪質だと思いますが、「電話会社は全ての会話を録音し、内容と発言者の個人情報を要求者の求めに応じて開示できるようにしろ」なんて言うのは聞いたことがないですし。
2006/11/25(土) 02:06:55
投稿 匿名の臆病者 | 2006/11/25 11:40
>「企業についてのネット上での匿名でのネガティブ情報の流布」が真摯な内部告発なのか悪質な業務妨害なのかは、当該情報の流布者を特定することなしには判別しがたいからです。
そんなことはないですよ。不誠実で悪質な投稿は、流布者を特定しなくても被疑者氏名不詳で告訴告発ができます。流布者を特定するのはサイバーポリスの本来的なお仕事です(素人の弁護士より迅速確実)。
なぜなら、そのような投稿は、たいてい、嫌味、皮肉、当てこすり、罵倒、高目の人を小馬鹿にした表現、悪意ある慇懃無礼……などが散見されるから業務妨害や名誉毀損の客観面の構成要件該当性判断に迷いませんし、周囲が誤りを指摘しても自説に固執して間違いを認めない頑迷さで満ち溢れている誹謗中傷ですから主観的名故意の要件に欠けることもないからです。
小倉先生は刑事実務にそれほど詳しくないようですね。現在の刑事弁護は馬鹿らしくてやれないと公言されるだけのことはある。
投稿 匿名の臆病者 | 2006/11/25 12:12
>それが根拠のないものであっても(といいますか、ネット上での匿名でのネガティブ情報の流布で内部告発という外形をもっているものの大部分は根拠が付されていません。)当該情報を流布した人を探知することは法的に許されないということになるので
え? そんな学説があるのですか? 初耳です。
するとプロバイダ責任法の情報開示条項はどうなるのでしょう? 無効なのですか?
投稿 匿名の臆病者 | 2006/11/25 12:29
>ネット上での匿名でのネガティブ情報の流布で内部告発という外形をもっているものの大部分は根拠が付されていません。
匿名の犯罪通報なんかも、基本的には何の根拠も付されていないと思うんですが・・・
小倉先生の話は、究極的には、責任の所在の明確化以上でも以下でもなんでもなくって、その内容の信憑性判断は、基本的には別物だと思いますし、それはそれで対応策を練れば良いだけ(或いは現行法で対処すれば良いだけ)のような気がします。
相変わらず、実名=勇気がある、匿名=卑怯という前提で、実名=内容に信憑性があり、誹謗中傷を行なわない、匿名=内容に信憑性がなく、誹謗中傷しかない、という立場で立論されているとしか理解できません。
投稿 こう | 2006/11/25 12:56
電話についていうと、以前は小倉さんがしきりに電話は匿名排除されているといっていましたね。
公衆電話はどうかと質問したのに答えてもらえませんでしたが。
投稿 町村 | 2006/11/25 13:38
公益通報者制度では、公益通報の窓口は、その通報者がどこの誰であるのかを確認しており、どのような機会にその事実を知ったのかを把握することができますし、通報を受ける際に一定の資料の提供を受ける可能性があります。しかし、ネット上での匿名によるネガティブ情報の流布には、それは不可能です。
また、匿名の犯罪通報について言えば、警察は通報を受けた段階ではそれを公表しませんので、この段階では通報を受けた者の名誉が毀損されることはありません。
なお、町村先生がご執心の公衆電話ですが、公衆電話での誹謗中傷というのは基本的に1対1通信ですから、名誉感情は損なわれるものの、特定の個人や企業の外部的な評価を貶めるためにこれが用いられることは稀ですね。もちろん、公衆電話を利用して特定の他人に嫌がらせをすることはとても卑怯な行為でありますし、しばしば「炎上」とされる場合に見られるような「1日に数百ないし数千」というペースで嫌がらせ電話をかければ威力業務妨害等の犯罪に該当する場合があり、しかも、「公衆電話」という不特定人から姿を見られる場所に頻繁に赴かなければならない点で足がつく可能性が高いということができます。
それ以前に、「公衆電話を用いれば匿名で嫌がらせや脅迫ができるから、ネット上で匿名で嫌がらせや脅迫を行っても問題がない」というのはおかしくないですか?
投稿 小倉秀夫 | 2006/11/25 17:45
>また、匿名の犯罪通報について言えば、警察は通報を受けた段階ではそれを公表しませんので、この段階では通報を受けた者の名誉が毀損されることはありません。
>>ネット上での匿名でのネガティブ情報の流布で内部告発という外形をもっているものの大部分は根拠が付されていません。
>匿名の犯罪通報なんかも、基本的には何の根拠も付されていないと思うんですが・・・
あの、話が変わってきているんですが・・・
通報を受けた人間の、名誉毀損は話題にしていないのですが・・・
根拠がないのは、犯罪通報の場合だって、変わらないというお話をしているんですが・・・
んでもって、犯罪通報が、公衆電話でなされたような場合には、更に匿名性が深化するので、より根拠薄弱になってしまいます。
匿名の場合に、内部告発が多くの場合根拠が付されていないというのであれば、匿名の犯罪通報(制度化されていない公益通報制度)だって、通報者の目撃情報と思しきものしか根拠がないわけですから、その違いは、どこにあるのか?という話題をしていたつもりです。
だから、
>小倉先生の話は、究極的には、責任の所在の明確化以上でも以下でもなんでもなくって、その内容の信憑性判断は、基本的には別物だと思いますし、それはそれで対応策を練れば良いだけ(或いは現行法で対処すれば良いだけ)のような気がします。
こういっているんですが・・・
投稿 こう | 2006/11/25 18:47
一応。
>んでもって、犯罪通報が、公衆電話でなされたような場合には、更に匿名性が深化するので、より根拠薄弱になってしまいます。
この部分に関しては、
>相変わらず、実名=勇気がある、匿名=卑怯という前提で、実名=内容に信憑性があり、誹謗中傷を行なわない、匿名=内容に信憑性がなく、誹謗中傷しかない、という立場で立論されているとしか理解できません。
ここを読んでいただければ、公衆電話がによる犯罪通報がより匿名性の深化を招き、根拠薄弱となってしまう、という論理的意味は分かってもらえると思います。
以上を前提に、本件の話題からすると、
> それ以前に、「公衆電話を用いれば匿名で嫌がらせや脅迫ができるから、ネット上で匿名で嫌がらせや脅迫を行っても問題がない」というのはおかしくないですか?
んなこと誰も言ってません。という結論になります。
というか、隊長がすでに述べているとおり、
>それは悪質な業務妨害なので、普通に訴えて捕まえてもらえば言いだけなのでは?別に感受しなくてもいいんですけど、はて?
という話です。
投稿 こう | 2006/11/25 19:17
>それ以前に、「公衆電話を用いれば匿名で嫌がらせや脅迫ができるから、ネット上で匿名で嫌がらせや脅迫を行っても問題がない」というのはおかしくないですか?
「」内の言動は、いつどこで誰がどんな文脈で述べたものですか?
小倉先生が勝手に創作した仮想敵の意見ではないですか?
違うというのなら根拠やソースを示してください。
引用元なき引用は法律家の文章として失格ですし引用元発言者に失礼(場合により著作権法違反)にあたります。
投稿 とおり杉 | 2006/11/25 20:01
とおり杉様
そんなこといったら、某IT先生の攻撃対象はほとんど脳内仮想敵ですから、何も言えなくなります。
投稿 杉村 | 2006/11/25 21:25
> 小倉秀夫
>「私は、N大学の教員ですが、同僚のM教授は、こういったら何ですが頭のできが良くない子供をお持ちの地元の弁護士にこっそり働きかけて、N大学法科大学院に裏口入学させてあげるといって、1人あたり1000万円ものお金をもらっています。しかも、裏口入学させるなんて言うのは全くの嘘っぱちで、1000万円もらえるだけもらってあとは知らんぷりです。騙された弁護士も、『私は息子の裏口入学を画策しました』なんてとても恥ずかしくて言えないから泣き寝入りです。」
http://benli.cocolog-nifty.com/la_causette/2006/11/post_e513.html
こんなことをNan山大学法科大学院のMachi村教授のブログに出入りしてる人が書くのはのはどうかと思います。
投稿 蜃気楼 | 2006/11/25 22:19
こういうのは嫌がらせだと、前に教えてあげたのだが、結局理解できなかったみたいだね。
イニシャルにすればすべて許されると思っているらしい。
投稿 町村 | 2006/11/25 22:39
>イニシャルにすればすべて許されると思っているらしい。
ゴシップ週刊誌の覆面座談会なみですね(笑)。
投稿 zak | 2006/11/25 22:51
イニシャルでも、同定可能な場合には、名誉毀損が成立しますが・・・
オマニーのオピニオンの連中を、礼節を守らないと批判しておきながら、こういう発言をする方が、礼節を語るのはどうかと思うわけですが。
投稿 こう | 2006/11/25 23:00
>イニシャルにすればすべて許されると思っているらしい。
つまり小倉秀夫こそ、実は「匿名にすれば何を書いても良い」と思っているんですな!!!!
投稿 寒戻り | 2006/11/25 23:02
そもそも小倉秀夫って実在するの?
投稿 | 2006/11/26 00:00
流石に退きまくりの展開です・・・・
投稿 失礼します | 2006/11/26 01:07
これがまあ、実名でやってることのデメリットですよね。
弁護士先生のブログから「」部分だけ抜き出して2ちゃんねるで祭られれでもした日には、相当面倒なことになるだろうなぁ。
そうでなくても職場に電話かけたりメールしたりする××がいるのに。
投稿 町村 | 2006/11/26 01:16
■
>しかし、一切の不利益を負わずに内部告発するための公的なルートとして企業についてのネット上での匿名でのネガティブ情報の流布を位置づけた場合、
いえ、【公的なルート】にしないでください。
ひろゆき(なぜか呼び捨て)言うところのネタをネタと(以下略)
ナニゆえ匿名の発言を公的なものとして信じますか?
信じないでしょう。
ある種のきっかけにはなるかもしれませんが、匿名のネットでの内部告発【だけ】でもってすべてが片付くはずがありません。そんなこと小倉さん自身も思ってもないでしょう。
匿名のネットでの発言によるデマが流布して抗いがたいビッグウェーブになる危険性も確かに存在していますが、やはりそれも【公的ルート】ではない。
そのあたりこうさんも同じことを述べていますね。
>匿名の犯罪通報なんかも、基本的には何の根拠も付されていないと思うんですが・・・
>それが根拠のないものであっても(といいますか、ネット上での匿名でのネガティブ情報の流布で内部告発という外形をもっているものの大部分は根拠が付されていません。)当該情報を流布した人を探知することは法的に許されないということになるので、「悪質な業務妨害なので、普通に訴えて捕まえてもらえばいい」ということにはなりません。
従って、【そんなことが許されないことになる】という仮定はありえません。
匿名の発言を【保障】せよ的な発言は私はしてはいますが、匿名の発言を【保証】すべきなんてちっとも思わない。戯言ですが(笑)
ということで、悪質な業務妨害なのであれば、普通に訴えて捕まえてもらえばいいのでは?
このブログの記事のように、ですな。
■
>なお、差し障りがあると自分自身で感ずることは匿名でも語るべきではないのではないかと思うのですが、町村先生は、差し障りがあることでも自由に語ることができるように、匿名性を高く保障すべきと
差しさわりがないことを匿名で語ることが何か悪いですか?
つまり、
>悪いのは、「誹謗中傷やデマの流布」であって、
>「いきなり匿名でネット上にアップする」ことは何も悪くない。
>なのに、「いきなり匿名でネット上にアップする」ことを禁じるのは短絡思考。
>排除するのは、「誹謗中傷やデマの流布」でなくては。
>小倉さんがどこまでナイーブなのかは知りませんが、
>潔癖症を周囲に押し付けるにはそれなりの根拠や手段の模索がいるということでしょう。
■
>公衆電話の話
こうさんが述べていますが、ここでは公衆電話の使い方が逆でしょう。
>根拠がないのは、犯罪通報の場合だって、変わらないというお話をしているんですが・・・
【匿名の内部告発/ネガティブ情報の流布】の件なのですから、
まあ、ネガティブな情報の伝達速度の点で言えば小倉さんの言うとおり比較になりませんが、”告発者の根拠のなさ”といったポイントでは解決になっていません。
小倉さんが匿名を問題にするときによく話題にしている共通IDも後者を解決する策でしかありませんから、小倉さんの視点は基本的に後者メインかな、と思っていたのですが。
後別に【「公衆電話」という不特定人から姿を見られる場所に頻繁に赴かなければならない】なんてことはないと思いますよ。
別に公衆電話は一箇所しかないわけではないので。
最近は減ってきましたが(笑)
■
>寒戻りさん
ツッコミが面白い(笑)
座布団を差し上げたい。
投稿 サスケット | 2006/11/26 01:20
私の場合、あくまで架空の例であることがわかるようにしてある(というか、あの記述を見て本当にそういう事実があると思う人はいないでしょう)わけですが、でも、町村先生は、イニシャルではなく、しかも真摯な内部告発であるかのように装ってのネガティブ情報の匿名での流布まで肯定してしまうわけではないですか。
町村先生は、私との対比で匿名の卑怯者さんたちからはたいそう慕われ、頼られておられるので、匿名の卑怯者によるネガティブ情報の流布による被害を自らが受けることをさほど心配されておらず、それゆえ、被害者に過大な負担を課すことに何らの精神的な痛痒も感じておられないようですけど、実際には、「ネット上のデマに対して言論で対抗する」ことも、発信者情報の開示のために「摘示事実が虚偽であることを立証する」ことも、被害者には過大な負担となってくるわけです。
投稿 小倉秀夫 | 2006/11/26 09:55
いやいや、小倉さんが身をもって示してくれたように、実名を出して、所属など明らかにしてブログを書くと言うことは、どこの誰とも知らない人から、例えばの話として、所属先のイニシャルと名前のイニシャルをわざわざ使って裏口入学詐欺をやっていると書かれるリスクがあるということですよ。
以前の例もひどかったけど、今回はイニシャルにした分、成長したんですかね。
もう一段、こういう行為は誤解を招くし、デマの火元になるのでやらない方がよいということも気がついてほしいものです。
ともかく、教訓は、実社会に結びつけた嫌がらせを受けるおそれがあるので、ブログは匿名で所属先など明かさないで書くのが安全だと言うことです。
確かに小倉さんがどこかで書いてたように、実名を出してモノをいうと嫌がらせをされる社会は、そういう社会自体に問題があるわけですが、実名の有名弁護士が率先して嫌がらせに走るのだから、どうしようもありませんな。
投稿 町村 | 2006/11/26 11:49
>私の場合、あくまで架空の例であることがわかるようにしてある(というか、あの記述を見て本当にそういう事実があると思う人はいないでしょう)わけですが
架空の例だ、事実では無いのが明らかだ、とは言っても、
小倉秀夫と町村先生との面識を思えばそこに悪意が見え隠れするし、
不適切で品性を問われるエントリーであることには変わりありませんなぁ。
>>サスケット氏
有り難く頂戴します(笑)
投稿 寒戻り | 2006/11/26 11:54
>私の場合、あくまで架空の例であることがわかるようにしてある(というか、あの記述を見て本当にそういう事実があると思う人はいないでしょう)わけですが、
しかし、誰が見ても町村先生に対する嫌味で皮肉な当て擦りの「架空の例」だから、「差し障りがあると自分自身で感ずる」はずなので、実名でも「匿名でも語るべきではないのではないかと思うのですが、」小倉「先生は、差し障りがあることでも自由に語ることができるように、」実名制「を高く保障すべきと言いたかったわけですか?」
(インスパイア元)
http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2006/11/news_38c9.html#c10766201
投稿 とおり杉 | 2006/11/26 12:00
サスケットさん、
>差しさわりがないことを匿名で語ることが何か悪いですか?
というよりも、差し障りがあることは、実名を出して書けないけど、匿名なら書けるということは確実にあり、匿名でも書くべきではないと単純に片付けられないということがここでの問題じゃないでしょうか?
誹謗中傷やデマを振りまくのは、身をもって感じましたが(笑)、もちろん良くない。でも誹謗中傷やデマの域に達しない正当な批判や批評でも、それを公の場でやるのはいかがなものかとなりますし、一般論と銘打っても心当たりのある知り合いは自分のことだと思いますから、やはりまずい。
どこの誰とも分からない人が、大学教授会の運営を批判しても問題にはなりませんが、実名実所属を明らかにして「こんなにひどい教授会」とやれば、確実に問題になります。
投稿 匿名になったブログ主 | 2006/11/26 12:03
>しかも真摯な内部告発であるかのように装ってのネガティブ情報の匿名での流布まで肯定してしまうわけではないですか。
ネガティブ情報の流出というのは、別に、実名で名誉毀損やる場合だって、同じな話なんですから、匿名だけに特有の問題ではないと思うんですけど。
ネガティブ情報の流出自体が駄目というのであれば、小倉先生のご意見としては、どうしても、事前抑制・検閲を肯定したいと読めるわけですが、それについてはどう考えているのか、できればはっきりさせて欲しいところです。
>匿名の卑怯者によるネガティブ情報の流布による被害を自らが受けることをさほど心配されておらず、それゆえ、被害者に過大な負担を課すことに何らの精神的な痛痒も感じておられないようですけど、
んで、そんなことは、誰も言っていないわけですが。
>実際には、「ネット上のデマに対して言論で対抗する」ことも、発信者情報の開示のために「摘示事実が虚偽であることを立証する」ことも、被害者には過大な負担となってくるわけです。
ここでのからみもありますが、基本的には、検閲・事前抑制が殆どできない以上、真偽の判断は、裁判所で決着つける以外になく、またそれで、十分だと思うわけです。
後残るのは、共通IDを初めとする、責任所在の明確化の話ですが、責任所在の明確化の根拠に、「ネガティブ情報の流出の抑制」を持ってくることは、何度も言いますが、表現行為の萎縮効果を目的としているという批判が解決されない(この議論は、検閲・事前抑制を念頭においているのは言うまでもありませんが)まま残ってます。(普通に考えれば、こういうことを根拠にするのはかなり、おかしいと思うのですが)。
しかも、ネガティブ情報の流出の抑制を主張している小倉先生が、実名で、ネガティブ情報の流出を率先して行なっていることは、匿名性を「狙い撃ち」にした、「ネガティブ情報の流出抑制論」が本当のところは、匿名性の問題ではないという実証をなさっている点が、なんともいえません。
投稿 こう | 2006/11/26 17:15
>私の場合、あくまで架空の例であることがわかるようにしてある(というか、あの記述を見て本当にそういう事実があると思う人はいないでしょう)わけですが
僕の記憶が正しければ、名誉毀損罪においては、社会的評価が低下することは必ずしも必要ではなく、抽象的危険犯であり、更に名誉毀損の場合の故意は「人の社会的評価を低下させるに足りる事実を公然と摘示することについて認識し、行為に出る意思」であって、人の名誉を毀損する目的は必要ではないはずなんですが。
架空の事例というのは、阻却の対象ではないですし、現実に名誉を毀損する意思がなかったとしても、成立しますね。あの記述を見て、本当にそういう事実があると思う人がいるかどうかは、これまた、犯罪の成立に影響しませんけど・・・
ちなみに言えば、裏返しで、民事不法行為責任も生じるわけですが。
投稿 こう | 2006/11/26 17:24
>匿名になったブログ主 さん
>サスケットさん、
>>差しさわりがないことを匿名で語ることが何か悪いですか?
>というよりも、差し障りがあることは、実名を出して書けないけど、
とも限らないわけです。
今回それをあげられているのが町村さんのこのコメント。
>ともかく、教訓は、実社会に結びつけた嫌がらせを受けるおそれがあるので、ブログは匿名で所属先など明かさないで書くのが安全だと言うことです。
>確かに小倉さんがどこかで書いてたように、実名を出してモノをいうと嫌がらせをされる社会は、そういう社会自体に問題があるわけですが、実名の有名弁護士が率先して嫌がらせに走るのだから、どうしようもありませんな。
小倉さん自身は【あくまで架空の例であることがわかるようにしてある】から問題ないとしています。
つまりこのギャップ。
本人が「差し障りがある」と認識して【いない】ことであれば、実名だろうがなんだろうが平然と書けてしまうということです。
ここでは、本当に差し障りがあるのかというところに踏み込みません。
踏み込みませんが。
本当に問題ないかどうかなんて、個人の感性だけで決定できるものじゃない。そんなんですむなら裁判所はいらない(笑)
問題ないと思っている人間の手にかかれば、【実名だから恥ずかしいことがかけないインセンティブが働く】、という小倉さんの根拠が小倉さん本人によって否定されたことはわかっていただけるかなと。
正確には【町村さん他にとって恥ずかしいと思っていることがかけないインセンティブが働かなかった】とすべきですかね。
差し障りがあると思っている人と、ないと思っている人のギャップが埋まらないと【実名だから恥ずかしいことがかけないインセンティブが働く】ってのは根拠になりえません。
(よくある誤用のほうの)確信犯を踏みとどまらせる効果くらいしかない。
投稿 サスケット | 2006/11/27 01:17
あれ。意味が通らない箇所があったので誤植訂正
>問題ないと思っている人間の手にかかれば、
ためらう必要性が存在し得ない。
>【実名だから恥ずかしいことがかけないインセンティブが働く】、という小倉さんの根拠が小倉さん本人によって否定されたことはわかっていただけるかなと。
■小倉さん
>でも、町村先生は、イニシャルではなく、しかも真摯な内部告発であるかのように装ってのネガティブ情報の匿名での流布まで肯定してしまうわけではないですか。
いや、そういう問題点は捕まえればいいと町村さんは言っていましたが。
>2006/11/25 6:53:08
とっ捕まえようというのであれば、【肯定していない】のはいうまでもありません。
町村さんが小倉さんの意見に前面賛成していないというのは読めばわかりますが、小倉さんの意見の内容とまったく反対だといわんばかりの読み取りはありえないのでは?
投稿 サスケット | 2006/11/27 01:23
サスケットさん
>本人が「差し障りがある」と認識して【いない】ことであれば、実名だろうがなんだろうが平然と書けてしまうということです。
最初、例のコメントは小倉さんの所に書こうと思ってたんです。
でもそれはさすがに、小倉さんにとって差し障りがあるかと思ってここに書きました。密告みたいで少し気が引けましたが、小倉さんの所に書くよりはましと判断しました。
ところが、小倉さんの所に転載する人が出る。<予想の範囲内
おまけに、小倉さん本人が「差し障りがある」と認識していない。<さすがに予想の範囲外。
これだったら、小倉さんのところに書き込んで居ればよかった。orz
今回の件で分かったのは、小倉さんは、【実名でも】相当に恥知らずなことができるということです。
こういった人が匿名に拒否反応を示すのは当然ですね。
自分が匿名だったらもっと恥知らずなことをしでかすだろうと考えるからです。
でも、2chの”名無しさん”でも貴方ほど恥知らずなまねをできる方は少数派だと思いますよ?>小倉さん
投稿 蜃気楼 | 2006/11/27 01:39