新入社員約20% 退職の行動
この調査は去年9月、東京にある民間の人材育成会社が、東京や大阪、名古屋など大都市の企業に勤める大学卒業の新入社員を対象に面接やインターネットで行ったもので、409人が回答しました。それによりますと、「会社を辞めたいと考えたことがある」と答えたのは44%で、5人に2人が「仕事が精神的にきつい」などの理由で退職を考えたことがあることがわかりました。また17%、6人に1人が求人情報を探したり友人に相談したりするなど、「会社を辞めるための行動を取った」ことがわかりました。さらに「今の会社で働くのは3年以内」と考えている人も39%、5人に2人に上りました。調査した人材育成会社では「いわゆる就職氷河期から徐々に売り手市場に変わってきたことと、転職にかかわる情報が容易に得られることが背景にあるのではないか」と分析しています。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|