東京福祉大総長、強制わいせつ容疑で逮捕 警視庁2008年01月21日12時01分 大学構内で女性教師の体を触ったとして、警視庁は21日、東京福祉大学(東京都豊島区)総長の中島恒雄容疑者(60)=豊島区雑司が谷1丁目=を強制わいせつの疑いで逮捕した。「全く身に覚えがない」と容疑を否認しているという。ほかにも元職員の女性3、4人から同様の被害の相談が寄せられており、同庁は余罪も調べる。 捜査1課などの調べでは、中島容疑者は昨年2月23日午後4時半〜5時ごろ、豊島区東池袋4丁目の同大「学習センター」8階の総長室に女性教師(41)を仕事を理由に呼び出し、無理やりキスをしたり服の上から胸を触ったりした疑い。女性は事件直後に大学を辞めた。 大学側によると、東京福祉大は00年、社会福祉の単科大として開校。現在、社会福祉、教育の2学部があり、心理学部も開設される予定で、大学院や短大をもつ。群馬県伊勢崎市のキャンパスに約1500人の学生が通っている。社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験合格者数が04年度から3年連続で日本一という。大学のホームページによると、中島容疑者は教育関係などの著書が多数ある。 大学側は「事実を確認中で、現段階では何も答えられない」としている。 PR情報この記事の関連情報社会
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