岡山地方気象台によると、寒気の影響で倉敷市では20日午前9時ごろから雪が降りはじめました。この寒気の影響で倉敷市では、日中も3.6℃までしか気温が上がらず、平年を4℃下回る大変寒い一日となりました。20日まで県内13の会場でセンター試験が実施されていましたが、開始時間の遅れなど目立った影響はありませんでした。雪は21日朝まで続くと見られています。凍結の恐れがありますので車の運転などには十分注意してください。
竹のまちフェアは、井原鉄道の利用促進と真備の特産品のPRをしようと、真備町商工会などが井原線開業の翌年から毎年開いています。井原線吉備真備駅前には、35のテントが並び、真備特産のタケノコを使ったタケノコご飯やコロッケなどが販売されました。また、旧真備町の姉妹都市広島県呉市特産のカキや旬のアナゴなどを焼く美味しそうな匂いが会場に漂いました。生憎の雪で寒い一日となりましたが、朝から多くの市民が訪れ、温かい食べ物や新鮮な食材などを買い求めていました。
総社市の消防出初式には総社市消防本部の職員や市内18の消防団員など、あわせて610人が出席しました。総社市の塚本和男消防長は「災害の発生など、年々消防に期待される役割が高くなってきている」と話し、「地域防災の要として市民の生命、財産を守るようますます精進するように」と職員、団員に呼びかけました。続いて消防行政に功労のあった人への表彰式が行われ、総社市消防団水内分団の山本茂輝さんらあわせて189人が表彰を受けました。去年1年間の総社市消防本部管内の火災発生件数は、全部で34件となっています。また、救急出動件数も、去年1年間で2,296件と増加傾向にあります。出席した人たちは防火意識の高揚と防災面など、地域住民の不安の解消に努めようと決意を新たにしていました。