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小沢退席問題、野党各党からまた突き上げ
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小沢一郎代表が11日の衆院本会議での新テロ対策特別措置法の採決直前に退席した問題が、20日のテレビ朝日の報道番組で取り上げられ、社民、共産党など野党各党から批判が相次いだ。
鳩山由紀夫幹事長ら党執行部が直後から謝罪しているのに対し、新テロ法案への反対を表明していた小沢氏が16日の会見で、「大阪府知事選の応援を優先させた。大事な法案ではなかった」などと語ったためだ。
社民党の重野安正幹事長は「採決する場に党首がいなかったというのは言い訳できない。野党のリーダーなのだからしっかりしてもらわないと困る」と苦言を呈した。
共産党の市田忠義書記局長も「小沢代表は(新テロ特措法を)たいしたことのない法案だといっているが、以前は憲法違反だといっていたはずだ」と指摘。また、「忙しかったら国会さぼっていいという考えになれば、そういう人に政権を託すという気にならない」と強く批判した。
小沢氏が鳩山氏ら執行部の謝罪を「何を言ったのかわからない」と述べて謝罪は不用との考えを示したとされることについて、鳩山氏は「私は幹事長として小沢代表代表には(本会議に)出てもらいたかったし、やはり素直に謝罪すべきだと思っている」と述べた。