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野田聖子氏公認へ 佐藤ゆかり氏転出 自民・岐阜1区

2008年01月19日20時39分

 次の衆院選に向けた公認調整で自民党は19日、前回05年に郵政反対組として無所属で当選し、06年末に復党した野田聖子元郵政相(47)を岐阜1区で公認する方向で最終調整に入った。「刺客」として擁立し、比例東海ブロックで復活当選した佐藤ゆかり氏(46)は大都市圏の小選挙区に転出する方向で調整する。

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報道陣に囲まれる野田聖子氏=岐阜市司町の岐阜会館で

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地元ボーイスカウトの新年会に出席した佐藤ゆかり氏=岐阜市司町の岐阜会館で

 同党の古賀誠選挙対策委員長は19日、福岡県柳川市の講演で「勝てる候補者としたら、1馬身、野田さんの方なのかな。一方(佐藤氏)の嫁ぎ先を決めた上で2月にも仲良くお披露目できれば」と述べた。当選5回の野田氏の選挙基盤や党独自の世論調査の結果などから判断したとみられる。

 「小泉チルドレン」の代表格で知名度の高い佐藤氏について、同党は「バイタリティーや潜在的人気を生かしたい」(古賀氏)として小杉隆元文相(72)が引退の意向を示した東京5区など都市部に「国替え」させたい考え。佐藤氏は19日、朝日新聞の取材に「党本部から正式な決定を聞いていないので、わかりません」と語った。

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