なんか、あちこちで偉そうに長文書いていますが、
うち、俗に言う「子蟻MTF」です。
うわ~、奥さんかわいそ~。
なんて声が聞こえてきますねぇ。
GIDを隠して女性と結婚し、あまつさえ女性を生む機械として利用し××して子供をこさえ、ある日いきなり
「実はあたし、心は女なの。今日からスカートはいて化粧して、出社するわ。理解して!」
なんて一方的に宣言し、子供には
「うちにはお母さんが二人いるのよ」
なんて吹き込んで、家族が精神的に参っているというのに
「女子トイレでパスしちゃった。新宿で男の人に声かけられちゃって~~。これからホテルいくの(はぁと)」
「同じ女なんだからわかるでしょ?」
みたいにトップギアで新宿を駆け抜ける中年おやじ……。
ってのが、子蟻MTFのイメージでしょうか?
最近、多いですね。こういうの。
町中の暴走族のように目立つから、
バイクに乗りたい高校生=「え?あんた、暴走族になりたいのん?」
みたいな等式が出来上がってますけどw
うちは相方さんと出会ったとき、すでに乳ありました。
南雲製Cカップ。
ホルモンは、いろいろあって、3週間ほど飲みましたが、いきなりAカップ超えそうになって、怖くなってやめました。それ以上に、うち、予知夢を見るたちで、子供が夢の中に現れた、ってのが大きな理由なんですが(あー、これで精神異常者扱い決定かな?w)。
豊胸手術に関しても、いろいろあったのですが、それはまた今度ということで。
ともかく、お茶飲んで、映画見て、別れ際に胸があることを伝えたんですが、気づいたら
「馬鹿な男と付き合うよりよっぽどかマシ」
ってことで家にいつくようになりまして。
料理苦手なところ、おいしいご飯作ってくれるし、気はきくし、ってことらしいです。
「退職間近の夫婦にアンケートとったら、旦那は奥さんと一緒に過ごしたいと思っているけど、奥さんは女友達と過ごしたいと思ってる」みたいに、本質が女同士の方が過ごしやすいってことか、3か月ほど付き合って、入籍することにして。
うち、一応、長男なんですが、カム以降、両親は諦めていたみたいで。
でも本人、中学くらいから、子供二人と楽しそうに暮らしている予知夢を、ちょくちょくみていたもので、
「自分には子供が絶対二人いる!」
っていう確信みたいなものをずっと持ってました。
「子供はコウノトリさんが運んでくるの」
なんてカマトトぶってもしょうがない。
何をどうしなきゃならないかくらいは知ってる。
ってか、こう見えても耳年増!
しかも、カムのとき付き合っていたFTMさんに鍛えられて、
「不可能ではない」
くらいにはなっていた。
お互い「子供はほしいよね」ってことで意見は一致していたので、
タイミングを計り、工夫をし、最小限の回数で(爆)、一人目の長男ができ、
夜中の授乳は半分ずつ、おむつ変えたりあれやこれや……。
夢の中でしか会えなかった子供に、現実に会えるなんて、幸せですよ!
子供には「とーちゃん」って教えてる。
セクシャルマイノリティのカップルに育てられた子供はみんなグレているか?
というと、両親がセクシャルマイノリティのカップルであるかと、グレたかというのの間に相関関係はないとのこと。
いかに愛情を注がれているかが、その子の人格形成を大きく左右するってぇもんです。
あと、夫婦間の仲の良さとね。
そりゃ、一時的には「とーちゃん」を恥ずかしいものと思うかもしれないけど、
それでも、うちの子には「とーちゃんはすごい」と誇れるような、親でいたいと思ってます。