平成１９年１月に発生した北海道北見市におけるガス中毒事故については、４月１９日に当省から北海道ガス株式会社に対して再発防止に係る厳重注意及び同社の保安規程の変更に係る命令を行ったところですが、本日、同社からそれらを踏まえて当省に報告がありましたのでお知らせします。
同報告は、①北見市のガス・地盤・導管の特性と事故を踏まえた上での保安規程の見直し、②適切な緊急時対応のための職員の保安教育プログラムや緊急時通報マニュアルの充実・整備、③一酸化炭素を含むガスの天然ガス転換の早期化とその具体的計画、④今回破断したねずみ鋳鉄管の入替えの前倒し実施とその具体的計画等からなるものです。
経済産業省としては、今回の再発防止策が着実に実行され、北見市の住民の方々が安心して都市ガスを利用できるよう、同社への指導を行うとともに、今後、他のガス事業者においてもそれぞれの特性に応じて同様の取組みがなされるよう適切に指導してまいります。
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