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センター試験:英語リスニング開始後に着メロ30秒 大分

英語のリスニング試験で受験生に配られたICプレーヤー=東京都文京区の東大で2008年1月19日午後5時42分、小出洋平撮影
英語のリスニング試験で受験生に配られたICプレーヤー=東京都文京区の東大で2008年1月19日午後5時42分、小出洋平撮影

 19日に行われた大学入試センター試験の英語のリスニング(聞き取り)で、日本文理大(大分市)の会場では、試験最中に、受験生の携帯電話の着信メロディーが約30秒間鳴り、教室の178人が影響を受けた。再試験(26日)への参加を受け付ける。

 大学入試センターによると、着信メロディーは試験開始5分後、大きな音で鳴り響き、試験官が携帯電話の入ったカバンを教室外に持ち出すまで続いた。開始前に試験官が携帯電話の電源は必ず切るよう指示したが、この受験生は「ホテルに置き忘れたと思った」と話しているという。

 終了後、数十人から「リスニングの音が聞き取れなかった」と苦情が殺到した。センターと大学が協議し、この受験生は再試験の対象から外した。

 このほか、試験時間を30秒早く終了した日本女子大(東京都文京区)など4大学38人が新たに再試験の対象となった。これで19日に停電のトラブルがあった成蹊大などと併せ計7大学1151人が再試験の対象となった。【高山純二、永井大介】

毎日新聞 2008年1月20日 20時14分 (最終更新時間 1月20日 20時37分)

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