報道発表資料 [2008年1月掲載]

東京都と気象庁は、平成20年2月1日から
土砂災害警戒情報を発表します。
〜土砂災害から「命」を守るために!〜

平成20年1月17日
東京都建設局
気象庁予報部

 東京都と気象庁は、土砂災害警戒情報の発表を開始することになりましたので、お知らせします。

 ※土砂災害警戒情報とは、大雨により、避難行動が必要な土石流や集中的に発生するがけ崩れの危険性が高まったと判断した時に東京都と気象庁が共同で発表する防災情報です。

1 発表開始日

 平成20年2月1日(金)

2 土砂災害警戒情報の目的

  • 区市町村長が避難勧告等の災害対応を適時的確に判断するために活用されます。
  • 住民の自主避難の判断等に利用していただきます。

3 発表のタイミング

 大雨警報発表中に、より一層土砂災害の危険性が高まったときに、土砂災害警戒情報を発表します。

4 発表単位

 区市町村別※1、2に発表します。

 ※1:中央区、墨田区、江東区、葛飾区、江戸川区、足立区、武蔵野市、狛江市は、土砂災害警戒情報で対象とする土砂災害の危険性が認められないことから、発表の対象外となります。
 ※2:小笠原村については、気象庁の大雨警報・注意報の発表開始日にあわせて運用を開始する予定です。

5 都民への情報伝達方法等

  • 気象庁予報部が、東京都を通じて区市町村へ伝達し、報道機関に土砂災害警戒情報を提供します。また、報道機関の協力を得てテレビ・ラジオを通じて住民への周知を図ります(別紙1)。
  • 区市町村は、土砂災害警戒情報を、土砂災害の危険性のある地域に居住する住民に、区市町村の防災無線等によりお知らせします。
  • 気象庁のホームページでは、発表中の区市町村を確認することができます(別紙2 土砂災害警戒情報(PDF形式:152KB))。

6 参考

 気象庁予報部は、この情報発表開始に合わせ、東京都における「大雨警報の切り替え(重要変更)」を発展的に解消し、今後の土砂災害への警戒の呼びかけは「大雨警報」と「土砂災害警戒情報」によることとします。

「土砂災害から「命」を守るために!」チラシ(PDF形式:547KB)

問い合わせ先
建設局河川部防災課
 電話 03−5320−5431
気象庁予報部予報課気象防災推進室
 電話 03−3212−8341

〔別紙1〕

土砂災害警戒情報の伝達ルート図

イメージ