新幹線に無線LAN 総務省、周波数割り当てへ2008年01月20日10時06分 新幹線がトンネルに入っても、パソコンのインターネット接続がとぎれなくなる。総務省は400メガヘルツ帯の周波数を新幹線車内の無線LANシステム用に割り当てる方針を決め、月内に公表する。JR東海が昨年2月から実験しており、09年春に東海道新幹線で導入を予定。JR東日本も、時期は未定だが、東北新幹線で導入する考えだ。
JR東海は「のぞみ」の新車両「N700系」を対象に東京―新大阪間でサービスを始める。 新幹線の線路に沿って敷設され、車内の公衆電話や運転士と指令室の連絡などに使われている通信ケーブルを利用する。車両ごとに無線LANのアクセスポイントを設ける。携帯電話を使ったネット接続と違い、速度や周囲の地形に妨げられず、安定した無線通信ができる。トンネル内でも途切れず、毎秒数百キロビットの通信速度を保つ。 新幹線はビジネス客の利用が多く、ネット接続の要望が高かった。だが、高速とトンネルの多さが妨げになり、安定した接続はできなかった。 PR情報この記事の関連情報ビジネス
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