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その時に起こった出来事や思った事なんかをとりとめもなく書きます
だんだんネタバレに配慮がなくなってきてるので注意

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 07年データまとめ

 メディアにアメリカNPD12月データが発表されました。11月から考えると全体的にハードの伸びがイマイチな印象です。消費自体がよくなかった影響?

 さて、出てきそうなデータは出そろった感があるのでまとめておきます。
 正確なデータばかりじゃないので、あまり信用しないでね。

 07年間国別ハード販売データまとめ(累計じゃなくて07年だけ)

  DS Wii 360 PS3
日本 713 363 26 121
アメリカ 850 630 460 260
カナダ 70 60 40 25
イギリス 300 160 90 90
フランス 220 160 20 50
ドイツ ??? 50 20 30
オーストラリア 60 25 15 15

 ※ 赤字は正確。青字は8割方の数字を押さえてますが一部予測で不足データを補っています
 ※ 黒字は半分ぐらいの数字しか押さえてないので予測の範囲が大きく、不正確な数字です
 ※ この他の国は予測するに足るデータすら掴めていません

 北米DSは、02年PS2の持つ年間販売台数記録を更新。タイトルホルダーとなりました。欧州地域だと年間1000万台を大きく上回ってきていると見られ、年間地域記録、月間記録、世界年間記録など記録ラッシュになってると推測されます。数字見えないけど。
 Wiiは生産数に頭を抑えられのびきれず。数さえあれば北米ではDS以上の数字を出せたのに……ああもったい、もったいない。

 xbox360とPS3の世界2位争いの差は縮まっていません。上記外の数字を含めても、むしろ広がりつつある状況です。これからPS3/360陣営最強の弾であるグランド・セフト・オート4顧客ぶんどり合戦という大一番が待ってますが、PS3が再度ハードの値下げ・新型等のカードを切ってきても、それを360が黙って見過ごすわけがなく、双方仲良く値下げする絵が見えてます。このままずるずる行きそうです。


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 ルーンファクトリー2日記

 結婚式イベントネタバレなんで、別ページにしました
 プレイ中、あるいはプレイする気のある人は見ないように。

 プレイする気のない人は見て!うぇぇぇぇぇぇぇなにこれー となること請け合いだから(笑)

 2年目夏まで放置してると、ライバルとヒロインの結婚式に乱入して花嫁を奪い取れるんだよな…ああそのイベント超見てぇ
 でもまだ1年目夏なんで、2年目なんか遠すぎる。今のペースだと何十時間かかることか


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 PS3の20GBと60GBの出荷終了について

 昨年の7月に20Gと60Gは生産終了ってアナウンスがあったから、在庫が切れたら当然出荷終了です。40G版はシュリンクした65ナノCellを乗せて再設計してて、消費電力や重量が大幅に減って、その替わりにPS2互換を切ったコストダウンの新型。それで、PS2互換の要望が大きければ再設計でPS2互換を復活させた更なる新型を出すのも、前々からわかってましたよね。欧米の80G版を持ってくるって手もありますし。

 今更何を騒いでるのか理解に苦しみます。むしろ、昨夏以前に作ってたPS3がようやく捌けたのかよっ!とツッコむところです。

 PS3の出荷は9月末で550万台。10〜12月に日本が実売約50万台、北米が約150万台。10〜12月欧州が北米並と仮定すれば、07年末時点の累計出荷台数は900〜1000万台で実売は約800万台と推測されます。前期の出荷台数が350万台なので、04〜12月の出荷台数は約600万台。今期は最終的に700万台程度の出荷が見込まれます。

 もうしばらくしたら出荷1000万台突破のアナウンスがあるでしょう。

 まあ今期目標は1100万台(累計1450万台)なんで、大幅な未達なんですが。


1/8

 スマブラの予約締め切りが相次いでるとかいう情報が出てきたから慌てて予約しにいったら、本当に締め切られてた。難民の予感!!

 初回100万本以上出そうなんだけどなぁ……たぶん、まだ入荷数が確定してないだけだろうと思うけど。それでも凄い数字が出てきそう。ポケモンを別とすると、どうやら任天堂タイトルの歴代最高初動であるNewマリの865,024本にチャレンジする立場にあるようです。

 PS2が7年9ヶ月かけて積み上げてきた累計販売台数を、DSが発売から3年1ヶ月であっさりと抜きさり、ミリオンセラーの数も抜いた。PSPも3月発売のMHP2Gの予約状況も早くも凄いことなってて、これも初動は前作を越えてあるいは100万を目指そうかという動き。PS2って、ファミコン生まれのDQとFFがそこそこだっただけで、それ以外だと単品で119万本が最大の市場だったんですよね。WiiFitも、マリパも、DQ4もその数字抜いちゃったりともう簡単にミリオンが出まくるもんで、当時あれだけ絶対的だと思っていたPS2市場が、今改めてふり返るとなんとまあ貧相に見えてきちゃいます。

 なんとなく、今のミリオンはよく出るから当時のハーフミリオンぐらいの感覚で眺めてしまうんですよね。時代は変わったよなぁ。 


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 新年早々出てきた売上データでうだうだ語ってみる

 まず、ファミ通より国内07年間データ

 ハードが大幅増はいいとして、ソフトも52週換算で微増だったようです。単価の高いPS2が1000万本以上減って、携帯機のシェアが伸びた上でこれなので、本数ベースでは1割程度は伸びてると思われます。06年はポケモンダイパ、Newマリ、FF12のあった年ですからね。トップが昨年発売のWiiスポでよくぞまあ…DS市場のなんという厚みか。

 次に、海外ネタ。ソニーより感謝祭から年末までの北米PS3の出荷が120万台との発表がありました。

 NPDはアメリカの集計ですので、カナダなど他の北米大陸合計はアメリカの約1割。つまり、NPD対比でアメリカのみだと、約110万台だったということになります。11月NPDが47万台でしたので、10月の実績から47万台の内約10万台が11月の感謝祭以前の数字と仮定すれば、12月の残りは約70万台。例年12月は11月の倍の数値が出ますので、俄には信じられない程に酷い数字です。商戦開始前に出荷した差分程、数字が不利に出てるのかもしれません。新型&値下げの反動や、北米景気減速感で12月の消費自体が落ち込んだ可能性もありますが…

 NPD12月のデータは、日本時間で18日(金)の11時頃にロイターやブルームバーグ等に数字が上がって来る見込みです。昼過ぎには日本のヤフーニュースなどでも確認できるでしょう。色んな切り口のデータが揃うと、読みとれるものが増えるから楽しいですね。

 また、ソニーに先だってマイクロソフトも12月末時点でのxbox360の世界累計出荷1770万台と発表しました。実売は1500万台前後でしょう。

 ・累計のみを発表したマイクロソフト
 ・北米の商戦中の数字だけを発表したソニー

 この辺から、ネガティブに受け取られないように、苦心して情報を切り取っている様子が読みとれます。数字を抑えている側からすると、この辺の裏が透けて見えてニヤニヤしてしまいます。我ながら趣味が悪いです。

 任天堂は24日(木)の四半期決算までダンマリかな? 昨年は1月10日に上方修正してますが……
 年末に貯めていたWiiの台数はいかほどだったか。著者の脳内想定出荷台数は07年末時点で累計2100万台です。でも、いつも過大評価してるので実際は2000万台弱ぐらいに落ち着きそうな気もする。


1/4

 新年あけましておめでとうございます
 本年も1年よろしくお願い致しまする

 さて、幸いなことに帰省先でルーンファクトリー2をフラゲできまして、チマチマ進めてます

 しかし…

 なんともエロゲくさいテキストのゲームに仕上がってます
 左上なんか「アップルパイは好きですか?」と質問されて、出てきた選択肢がコレですよ!?90年代のエロゲかよ!

 まだ春の20日なんですが、後2,3日でラブ度10になってジュリアと結婚できちゃいそう。結婚後10日で子供が生まれて2部スタートらしいから、最速プレイをすれば春の間に2部開始できそうだ。1部の冬のイベントとか果てしなく先過ぎて回収不能……

 ヒロインの好みは
 ユエ>セシリア>ジュリア>マナ>ロザリンド 以下どうでもいい

 でも、1から再登場という情の部分とジェイクがムカツクという理由でセシリアを選ぶ予定です
 しかし、セシリアを選ぶとジェイクはユエとくっつくという。今時のエロゲだったら許されない仕様だよね、これ

 明後日には2部開始できるかな〜


12/29

 著者の考える、データソースの信頼性と使用上の注意について

 現在、オリコンのランキングが操作されているとの一部報道に対し、オリコンが起こした裁判が行われています。裁判の結果はともかくとして、元SCE会長としてゲーム業界でも有名な丸山氏が、元SME社長としての立場でオリコンのランキングが操作されていたとインタビューで証言するなど、信頼性が大きく揺らいでいる状況です。ここはデータを語るサイトですので人ごとではないニュースです。操作されていたかもしれないのはオリコンだけ、他は大丈夫と無条件で信頼することはできません。不正確で実態を反映していないデータを元にすれば、全ての考察・分析が無意味です。例えば、10万本しか売れてないのに、不正確なデータで100万本売れたことになっているとして、100万本売れた原因を考えることには意味がないわけです。故に、データを語る上ではデータソースの信頼性をまず確認する必要があります。

 幸いなことに、ゲームにはファミ通、メディアクリエイト、電撃と3つの集計機関が存在することで、各々『監視』しあう状況にあるために操作することは困難です。差異から誤差の幅も明白です。断片的にですが、メーカーからの出荷数も発表されるために、裏付けも取れています。これらのデータは信用できます。NPD、ChartTrackなどの海外の集計機関は1つしかないため、仮に操作していてもチェックは困難です。しかし、集計方法を明示していることと、出荷との照合の結果、メーカー自らがセルスルーを把握するためのデータソースとして用いていることなどから、信用していいものだと判断しています。最近よく目にするvgchartsはソースとして不適当です。予想した数字を仮置きし、上述集計機関によって公開、あるいはリークされた数字を元に修正をかけるスタイルで運営されていますが、集計機関から表に出る8割方の数字は非公開であるため、8割方が不正確な予想のまま残っています。これは後々になって、年間のデータなどから拾えた数字で確認したらすぐにわかります。データがほとんど出てこない欧州などは全てが予想のままです。一個人が予想した数字を元に市場の議論をすることは無意味です。

 書籍でトーハンランキング、電化製品でBCNランキングなどがあります。これらは集計対象の実数をそのままランキング化しています。操作がなければデータとしては100%正確ですが、統計処理されていないため、どれだけ全国の実態を反映しているかについては疑問符がつきます。例えば、ゲーム販売において大きなシェアを持つGEOとヤマダ電機におけるランキングですら順位がまるで違うわけです。しかし、これらのデータは『正確』であるが故に、傾向を見ることには使えます。ランキング順位はさておき、前週比の増減率などは、ある程度市場全体の実態を反映したものになっているでしょう。コングネットの予約数なども同様です。

 最後に、経済ニュースやアナリスト、証券会社などの記事などに数字がくっついてる場合があります。これが一番扱いに困るのですが、彼らのゲーム市場に対する知識・ポジションがそれぞれに異なるため、間違った数字や認識、意図的に印象を操作する数字・表現を持ち出してくることが頻発します。信用していいのは一次情報の数字であり、二次情報以降は発信者のバイアスがかかっていることを前提に情報の取捨選択を行う。これが鉄則です。

 著者がここでうんたらかんたら書いてあることも二次情報です。著者の知識・ポジションにおいて、一次情報を加工して考察をしてるわけです。同じ数字を見て、違う結論を出す人もいるでしょう。数字は信用してもいいですが、結論は話半分に聞いて頂けたらと思います。


12/27

 国内PS3販売の考察

 著者は先月20日付けの日記で『(PS3は)この年末はかなり健闘するんじゃないでしょうか。個人的には12/17-12/23週に15万台を大きく越えてくれば、PSPと同じように国内では棲み分ける方向に進んでいくのではないかと見ています』と書きました。過去のデータとにらめっこした上で、もしかしたら届くかもしれないと思っていました。ところが、12月に入ってから失速傾向が顕著となったため、15日付けの日記で『値下げ&新型&無双&ウイイレ効果はほとんど切れた』と書きました。

 クリスマス商戦のピークとなる、問題の12/17〜12/23週。結果は1/3の51000台でした。
 完全に読み違えてをしています。

 以下は、PS3の値下げと新型が発表された10/9の前の週である10/1〜10/7週を基準として『1.0』とし、ピークとなる12/17〜12/23週までのハード販売比率の推移と、2001年〜2006年の10月第1週の販売台数を『1.0』として、同じくクリスマス週までの平均比率の推移を比べたグラフです。10月第1週が1万台でクリスマス週が5万台なら比率は5.0って感じで

※ 全体平均、任天堂ハード平均、SCEハード平均に用いたデータは、
※ 2001年PS2,GC,GBA 2002年PS2,GC,GBA 2003年PS2,GC,GBASP
※ 2004年PS2,GBASP 2005年PS2,DS,PSP 2006年PSP,DSL の全16データです

※ 2007年はピーク週に24日が入らない特殊な暦のため、ピークが1週前にずれてます

 ご覧のとおり、11月こそ新型&無双&WE効果が顕著ですが、12月に入ってからは、全ての効果が消えて『クリスマス効果で当たり前に伸びる』水準に戻るどころか、平均値を若干下回っています(ピークがずれてるため)
 対照的なのがWiiです。クリスマス効果を別にしても、スーパーマリオギャラクシーでは僅かに反応した程度なのに、23日までの販売本数が同等のWiiFitの発売を機に飛躍的な伸びを示しています。15日と同じ結論になりますが、やはりハードを売るのに効果的なのは、値下げやシリーズものではなく『そのハードならではの新規のヒットタイトル』なのでしょう。

 どうも、目の前の現実よりも過去のデータに捕らわれすぎてるようです。DQ4が初リメイクのPS版を上回ることも想定外でしたし、マリパDSもGBA版のデータが足かせに……ブツブツ


12/23

 チョコボクリアしました。ラスボス戦のBGMがFF5『ビッグブリッヂの死闘』だった。アツいよ。

 寄り道もそこそここなして20時間ぐらいで終わりました。クリア後にもダンジョンありますのでボリュームは充分です。
 音楽もさることながら、システム、バランス共に練り込まれており、丁寧に作られた良作でした。シレン原理主義者でトルネコ3を投げ捨てた著者でも満足の行く出来です。不思議のダンジョン入門用として初心者に是非お勧めしたい一品。
 そして、シレン3に触れる人を増やすのだ!

 最近のスクエニは良い仕事をしますね。一時期の低迷が嘘のようです。

 閑話休題

 売り上げネタです。まだ最大の繁盛期の2週分残ってますが、おおよそ今年の大勢が判明したのでまとめておきます。
 年始に発表される07年間ランキングはこんな感じになります(集計期間は2007/1/1〜2007/12/30)
 
・200万〜 0本
・150〜200万 2本
 Wiiスポーツ、はじめてのWii
・100〜150万 7本
 モンスターハンターポータブル2nd、ポケモン不思議のダンジョン、マリオパーティDS
 Newスーパーマリオブラザーズ、ポケットモンスターダイヤモンドパール
 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング、マリオパーティ8
・75〜100万 10本
 ドラゴンクエストIV、マリオカートDS、ヨッシーアイランドDS
 おいでよ どうぶつの森、ゼルダの伝説 夢幻の砂時計、WiiFit
 ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー、クライシスコア ファイナルファンタジーVII
 スーパーマリオギャラクシー、レイトン教授と不思議な町

  97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07
300本万以上 2 1 2 1 0 1 0 1 0 3 0
200-300万本 0 1 0 2 1 0 0 1 0 2 0
150-200万本 1 0 0 1 0 0 2 1 0 2 2
100-150万本 3 3 4 1 3 2 2 3 3 2 7
75-100万本 1 7 6 2 4 1 1 1 5 4 10
50-75万本 9 13 14 7 9 9 11 8 9 12 10?
50万本以上計 16 25 26 14 17 13 16 15 17 25 29?

 400万本カルテッドが一年中暴れ回った06年に比べて、ダブルミリオン以上のタイトルが0になったものの、その分売れ行きが広く分散してハーフ越えタイトルの数では昨年比増で史上最高数。ミリオンの数も減らずに同じ9本。際どいポジションにいるDQ4が届けば、これまた史上初の10本の大台に乗ります。DSは少数のキラータイトルがハードを思いっきり牽引してその役目を果たし、出来上がった市場に多様なソフトが集まって広く浅く売れる非常に良い流れが出来てます。Wiiも最上位の数タイトルが突出している状態ですが、いずれは同じ循環に入ることが期待されます。

 そして、PS2はハーフミリオンが2本(無双オロチとウイイレ)となり、TOP20以内に1本も入らず。
 PS1は、PS2発売から半年後に発売されたDQ7がPS1のタイトルホルダーで、2年が経過した後にもハーフミリオンが出ている事を考えると、あまりにも早い衰えです。現役ハード6種にソフトが分散したことで、PS2に強いタイトルがほとんど残らなかったことが原因でしょう。無双とウイイレがきっちりと売れる辺り、まだ力は残しているのにもったいないですね。

 ソフトの分散というのは今の大きなテーマですので、年間データ確定後に数字をまとめてきっちり考察したいと思ってます。
 『2機種に戦力を集中する任天堂』と『6機種に戦力を分散させるサードパーティ』という切り口になるかな? データをまとめたら変わるかもしれない。予定は未定。
 


12/16

 チョコボとナイツ買っちゃいました

 それぞれ、著者が任天堂信者へと傾倒していった96〜97年の非任天堂ハードのある意味代表的なタイトル。これが10年近い時を越えて、同時に、Wiiに、復活したというところに運命のあやのようなものを感じてしまって、つい。
 ナイツはともかくとして、著者は偏狭なシレンジャーなので、基本的に不思議『な』ダンジョンは紛い物だと思ってスルーするつもりだったんですが、BGMのほとんどが歴代FF名曲のオーケストラアレンジという『おっさんホイホイ』の部分に引っかかってしまいました。

 確か前はアクション性があったと記憶してるんだけど、今回は完全なターン制で武器・防具・アクセサリーとまんま不思議のダンジョンになってました。本筋はかなりヌルいけど、脇道のHP1ダンジョンなどが良い緊張感を演出していて、その上FFらしいジョブにより攻略法も選択の余地があって、今のところ充分に楽しめてます。本番の2月に備えて良いリハビリかもしれない。

 ナイツの方はまだ手をつけてません。

 しかし…

 …買いすぎ

 その上DSは別腹なもので、未クリアソフトがバベルの塔の如くどんどん積み上がっていく。
 それぞれ新型の出たPS3かxbox360のどちらかを買うつもりでいたけど、ちょっと手を出す余裕がないですね……って新しいTVを買った時から言い続けて、とうとう1年が経過してしまった。


12/15

 最新のハードデータを偉そうに解説してみる

 まず国内。PS3の値下げが発表されたのが10月9日。
 この直前のハード週販はWiiが21,178台、PS3が11,025台。12/3〜9週のWiiが110,000台、PS3が38,000台。
 例年の10月初週と12月の2週目の比較してみると、週販はおおよそ2〜4倍に増えています(これは任天堂ハード特有の状況でないことは、11/6の日記のグラフを見て貰えばわかると思います)。で、12/3〜9週を3で割ると……Wiiが37,000台、PS3が13,000台になります。ということは、値下げ&新型&無双&ウイイレ効果はほとんど『切れた』ことになっちゃうんですよね。これだけのカード切ってもダメなら、ただ単にシリーズ続編ものを出しても状況は変わらない、PSPにおけるMHPのように『このハードならでは』のソフトをヒットさせる必要があると解釈するしかないですね。

 次に北米。先日11月NPDデータが公開されました。
 11月は感謝祭があるので、例年10月のおおよそ3倍近い数字が出ます。んで、11月の数字を見てみると、Wiiが品不足で伸びきれなかったことを除くと10月の数字がそのまま3倍ぐらいになっており、勢力図に変化はありませんでした。強いて言えば、4倍弱となったPS3に新型効果が見受けられ、2倍強となったxbox360は値下げと9月から続いていたHalo3効果が薄れたと言えるでしょうか。

 とまあそんなわけで、年末に向けて日米共にハードの値下げや幾つかのキラータイトルが出ましたが、いずれも瞬間最大風速に終わり、勢力図を変化させるには至りませんでした。一体欧米Wiiの異常な需要はいつまで続くのだろうか。

 そんな勢力図を作ったのは『Wiiスポーツ』なんですよね。これが真のキラーソフトというものか。


12/9

 B'zのニューアルバム『ACTION』レビュー

評価 コメント
1 純情ACTION A アルバムタイトルに相応しいB'zのメジャー曲に共通するノリ、良曲
2 黒い青春 S 最高、サビも間奏も。イントロがイマイチ
3 SUPER LOVE SONG B 先行シングルカット。前はほとんど聞かなかったけど、
アルバムで繰り返し聞いてたら悪くないと思えるようになってきた
4 満月よ照らせ B 良曲だけど、B'zのアルバムには必ず1曲入ってそうなマンネリ感
(B'zをずっと追いかけてる人ならこの感覚をわかってくれるはず…!)
5 パーフェクトライフ A 繰り返し聞いてたら段々ハマってきた
6 一心不乱 C 出だしが悪いんだ、出だしが…
7 FRICTION - LAP2 - A 全部英語かよ!
8 ONE ON ONE C
9 僕には君がいる B スローバラード、良曲。でも、もう一つインパクト不足かな
10 なんという幸せ C
11 わるいゆめ D
12 HOMETOWN BOYS' MARCH A 暗めの歌詞をやたらとポジティブで明るいリズムで歌うのがいイイ!
13 光芒 C
14 トラベリメンのテーマ D アルバム定番のバカっぽい曲。弾け具合が足りなくて中途半端
15 オレとオマエの新しい情事 C
16 永遠の翼 B 壮大な感じがイイ
17 BUDDY C

 総評 『B』
 突出した曲が少ないのが少し残念だけど、17曲もありながら、全体的に高いレベルのクオリティでまとめられた良アルバム。ただ後半の印象が薄い。

 とりあえず、評価は定まったので、我がiPodのプレイリスト『B'z1軍』にSを、『B'z2軍』にAを放り込みました。


12/8

 WiiFit初動25万本

 確実にヒットを打たないといけない場面で、きっちり成功させました。海外の熱狂ぶりから取り残されつつあった日本も、これで上手いことスマブラにバトンを渡せる体勢になってほっと一安心。中盤の山場を越えました。

 著者もWiiFit買いました。風邪引いて昨日、一昨日と休みましたが、発売日の土曜から毎日ヨガと筋トレ全コースをプレイするはまりっぷり。脳トレで確立した『夏休みのラジオ体操方式のスタンプ』、『スコア方式』、『運動貯金箱』、『日々のBMIや運動貯金量変化のグラフ』、『最初から全部プレイできるようにしない』というシステムの安定感はさすがです。モチベーションを維持させて、習慣化させるというコンセプトが明確に伝わってきます。

左はジョギングから。
100%越えたので思わずSS取ったけど、
よく考えたら別に面白い絵ではなかった

  さあ、後はどこまで伸びるか。脳トレのように本体を引っ張り上げて延々と売れ続けるのかどうか興味深く見守っていく所存です。

 それはそうとVCのイース1・2(PC-E版)終わらせた。
 なんか微妙に記憶と違うエンディングだったような。

 さて、次は何やるかな〜
 積んであるオプーナさんでも進めるか。


12/2

 野球五輪予選韓国戦

 素晴らしい試合でした。国際大会ならでは奇襲、身を削って当たりに行くデッドボール、まさかの岩瀬3イニング、イレギュラー……いやホント素晴らしい。韓国も強かった。いやホント良い試合で感動したよ!!!

 

 藤川使わなかったのがちょっと心残りだけど、まあ勝ったからもうなんでもいいや!


11/29

 欧米Wii絶好調と任天堂の弱点

 欧米のWiiが凄まじい勢いです。Wiiは夏に月産180万台まで引き上げた事が判明しており、今現在は200万台前後と推測されます。7-9月に390万台を出荷し、残りを年末用にストック。この11月12月に少なくとも600万台、多ければ800万台程度が投入されるものと見られます。しかし、今なお欧米各地で品切れが続いており、特に北米の品薄感が強く、年間でもっとも消費が活発な日として有名な先週の『ブラック・フライデー』にはamazonで、Wiiの価格$249に対し、$599を記録する事態まで発生。感謝祭を挟んだ先週末までの2週間で65万台を販売し、北米市場史上最速で500万台を突破したという報道もありました。しかし、これでも全く足りていない辺りにその凄まじさを感じて頂けると思います。昨年の国内DSのような状況と言えるでしょう。

 その上、ソフトの生産も追いついておらず、例えば欧州各地で今年末商戦の最大の目玉であるマリオギャラクシーが入荷即売り切れの状態が続いています。適当に英国やドイツ、フランスのamazon覗いて貰えばわかりますが、今時点でマリオ以外も売れ筋の多くが品切れです。また、幾つかのソフトは『生産できないから』という理由で発売延期に追い込まれました。日本産のタイトルであれば、欧州地域での宝島Zなどがこの延期に巻き込まれています。欧米で発売済みのタイトルを国内年末に投入しないのもこの影響ではないかと推測されます。日本では『品薄商法』という言葉が存在しますが、これは流通・小売の発言権の弱い日本だからこそ成り立つ言葉であり、流通・小売が圧倒的な強者である欧米では事情が異なります。特に年末商戦は時間的な制約があるため、棚に並べられない商品にスペースは与えられません。故に、任天堂の欧米での機会損失は大きなものになるでしょう。

 任天堂はDSの時にも慢性的な品薄状態が解消されるのに1年以上の時間を要し、ソフトも生産力不足で再販に1月以上かかることが常態化していました。そしてWiiでもまた同じことがおこり、本体だけならまだしも、あろうことか光ディスクが生産力不足とかわけがわかりません。機会損失に巻き込まれるサードパーティが可哀想です。開発・販売力はオンリーワンでありながらナンバーワンという絶対的な力を有し、サポート等ユーザーへの対応も素晴らしく、それが業績にも反映されていますが、企業としてはまだまだ未熟な部分を感じます。

 かなり無意味なイメージ論ですが、仮にこれがソニーやMSが同じ条件になっていたとしても、きちんと事前に対応できて満足に供給できたんじゃないかと思うんですよね(ロンチはしょうがないとして)。なんでこんなことになっちゃうんでしょうか……ああ、もったいない(←ここに全てが集約される)


11/28

 『Pro Evolution Soccer』(通称PES,邦題ウイニングイレブン)の失敗

 コナミの2006年度決算資料によると、PESは2006年度にシリーズ合計で800万本超の出荷を果たしています。時期が3ヶ月ずれますが、日本では06年間のシリーズ合計の実売で169万本。北米でサッカーゲームは売れないので、約600万本が欧州での実績となります。そして、そのPESにはライバルがいます。それはエレクトロニックアーツ(以下EA)のFIFAで、06年の欧州各国の年間ランキングの1位は全てPESかFIFAでした。

 昨年まではまだPS2が強かったので、マルチプラットフォーム体制の遅れの影響はなかったのですが、DSが欧州市場で大爆発し、出揃った据置3機種の動向を確認する間もなく開発をスタートせざるを得なかったため、EAの十八番である『マルチプラットフォーム』という土俵に登って勝負することを強いられました。その上、需要が集中する欧州リーグや年末商戦に合わせて発売する必要もあって、結局充分なクオリティの品に仕上がらないままに発売されるという最悪の事態を迎えました。

 結果……散々な評判、賑わうバグ動画、本格的な商戦開始前に半額以下で投げ売り、という目を覆わんばかりの地獄絵図が展開されています。あちらは初動でガツンと売れる市場ではないので、売り逃げることも不可能。日本版は発売が1月後であったので、バグはだいぶ取り除かれてるようですが……世界に通用していた日本のシンボルコンテンツの1つの敗北は痛恨の極み。毎年世界で800万本が期待出来る国産ソフトなんて、もう二度と誕生しないかもしれないのに。特に欧州はこれから大きく伸びる市場だっただけに実に悔やまれます。もったいない…もったいなくて血の涙が出てくる。

 PSのデラックス版で全地域一律に勝利したPS2と違い、今回は地域毎・ハード毎に異なる市場特性を有しており、ソフトの割り振りが難しくなっていたのはかなり前からわかっていました。そこでマルチプラットフォームが無難な解決策の1つとされていて、アンリアルエンジンなどが持て囃された時期もあったわけですが……どうにか出来なかったのかなぁ…間に合わなかった時にPS2版だけに絞って最高なものに仕上げるとかでも有りだったと思うんですよね……契約に縛られたのかなぁ…


11/25

 DS版ドラゴンクエスト4クリアしました。
 5章クリアまでのプレイ時間は15時間。勇者のクリアレベルは42でした。メタキン狩ってたらレベルが上がりすぎた。レギュラーは当然アリーナ、ミネア、マーニャのハーレムナイト。5章ではクリフト、ブライ、ライアンは一度も戦闘に参加させない徹底っぷり。

 実はスルー予定でした。2年ぐらい前にPS版を再プレイ済みで、今でもプレイできる状態になってるから……などなど買わない理由を一生懸命組み立ててたんですけど、良リメイクという評判だったので我慢出来ずに買っちゃいました。んでやってみたら面白いんだこれが。テンポ良すぎだろ!

 いつ見てもこのシーンが泣ける
 名乗らないのが切ないんだ

 それはさておき、最近実はヴァーチャルコンソールでDLしたPC-E版イースやってました。1+2のセットものです。
 オリジナルのPC-88版でハマり、PC-E版は友達の家でプレイした記憶があります。当時の著者にはCD-ROM^2は高すぎて手が出ませんでした。当時はこの絵と音声にびっくりしたもんです。

左上がイース1、ダームの塔で女神レアを助けるところ。

上がイース2オープニングのリリア。突然ワイドになったからびっくりした。VCにワイドって意味あったんだ。

左がイース2、サルモンの神殿の地下水路でリリアと再開。直後に石になっちゃいます。

 うーん、今やっても面白い。これもとにかくもの凄くテンポが良いんだ。

 著者は何回DQとイースやってんだろうか。イースエターナルも1,2共に買ったしなぁ…


11/20

 イライラして仕事してると、メールが入った時に出てくる『新着メールがあります。開封しますか』のメッセージが癇に障ったので、ツールを使って『新着』のメッセージを『萌え』に変えたら凄く仕事がはかどるようになりました。何事も工夫ですね!

 さて、北米の次は国内について

 まずPS3について、00年のPS2の年末商戦はバウンサーとガンダムしかない酷いものでしたが、今回は夏のみんゴルから、年末に無双、ウイイレ、GTプロローグとスクエニ勢を除いたPS2のミリオン四天王勢揃いのこれ以上ない布陣。その上、値下げ、新型と切れるカード全てを切ってこの年末商戦に向けて完璧なシナリオ。よくぞあの状況からここまで持ち直したものだと感心します。実際、この年末はかなり健闘するんじゃないでしょうか。個人的には12/17-12/23週に15万台を大きく越えてくれば、PSPと同じように国内では棲み分ける方向に進んでいくのではないかと見ています。(海外でさっぱりなのもPSPの再来っぽい)

 Wiiの方はスマブラ延期で、WiiFitも出荷数が少ないという前情報も飛び交ってたりと、どうもあまり売る気がないように見えます。マリギャラ、マリソニ、スマブラ、WiiFitが、それぞれ05年末のマリカ、ポケダン、森、もっと脳トレの役割を果たして、あの時の再来もあり得る!などと盛り上がっていたのですが……もはや適わぬ夢です。海外で既に発売済みのリンクのクロスボウトレーニングやメトロイドプライムなどを投入すれば良いと思うんですが。海外で人気が加熱しすぎて本体どころかソフトまでも生産が全く追いついていない状態なので、意図的に抑えているのかもしれません。過去の歴史から見て、300万台〜500万台の間が一つの壁で伸び悩み、クリスマスの勢いで500万台に到達して、そこから安定した伸びを見せるのが一つの定番なので、最低でもスマブラ付近で500万台を突破しておきたいところです。


11/16

 絶望的な北米PS3

 本日(現地時間昨日)北米10月NPDのデータがメディア向けに公開されました。11/3迄のデータですので、PS3は値下げも新型の発売も含んだデータですが、ほとんど反応がなくWiiに4倍、360に3倍の差をつけられる絶望的な数字が出てきました。日米欧3地域でもっとも酷い状況です。これからホリデー商戦ですが、11+12月は10月の数字を基準に6〜10倍の販売数となります。(これは過去データで簡単に示せるんですが……取り扱いが危険なので略)。北米のみで、年内にPS3が累計約300万台、Wiiは累計約900万台、xbox360は累計約1000万台となる見込みです。ただし、Wiiは生産力にボトルネックがありますので、大きく下回る可能性もあります。

 日本のPS3は年内に最大限甘く見て200万台。欧州は同様に300万台。つまり、年内の実売は想定される最大値で800万台。無理だと思いますが、3月までで実売900万台と仮定しましょうか。前期の世界出荷は350万台、今期目標は1100万台の計1450万台。GTAもMGSも来期の発売予定ですので、これだけ甘く見てなおかつどれだけ店頭にねじ込んでも大幅な未達となるのは確実です。遅くとも1月末の四半期決算の時には、下方修正が発表されるでしょう。

 頑なに1100万台目標据え置きにこだわり、これが崩れるとサードパーティが逃げるからとまで言っていたわけですから、下方修正の発表は、事実上の敗北宣言となるのでしょう。

 2001年1月31日の再来もあるかもしれない……というところまで著者の妄想は既に進んでいます。


11/14

 フリーエージェント

 今更言うこともないですが著者は阪神ファンです。カープの新井をFAで獲得しそうですねぇ……やめて欲しいなぁ。同一リーグ下位チームの4番を引き抜くのは万年最下位の頃ならともかく、3年連続Aクラスの今は道義的に……カブレラとかセギノールとかラミレスとか外国人打者の大物が自由契約になってるじゃないですか。国内実績組狙うならそっちにしろよ、そっちに。

 それはさておき、中日の福留が国内外で条件を天秤にかけてますが、これ国内は競争にならないんですよね。福留の今期年俸は約4億。国内移籍なら補償で1.2倍(あるいは0.8倍+人的補償)が必要になるから、圧倒的に国内は不利です。ただでさえメジャーの方が金持ってるのに。

 つまり、現状は高年俸の超一流選手のメジャー行きを促進するルールになってます。国内移籍とメジャー移籍のFA年数を変えるとか、ドラフト制度と絡めて大きく変えないといけない時期に来てます。各球団は親会社の利益しか見てない感じですが、国内の野球界全体の発展のために知恵を絞って欲しいところです。

 とりあえず根来はさっさと辞めろ。


11/6

 少し前にDSL及びWiiの週販が盆明けから失速した事が話題になりました。この議論を見てて、季節毎の標準値というか基準値のような物を提示すれば需要があるなと思ったわけですが、なんとなくダルくて放ってました。

 そんなわけで、今更ながらに作ってみました。もう遅いかもしれませんが、今後の話のネタにどうぞ

 ハード販売台数の年間に対する、各月の割合(%)の『平均値』です

※ ここで用いたハードデータは
 2000年 N64,GBC,DC,PS1 2001年 PS2,GBC,WS,DC
 2002年 PS2,GC,GBA 2003年 PS2,GC,GBA,xbox
 2004年 PS2,GC,GBA,SP,xbox 2005年 DS,PS2,PSP
 2006年 DS,PS2,PSP の 全26データであり、上記グラフはその平均値を用いています。
※ 集計方法は、各月の週販平均値を採用して5週月のずれを解消。年をまたぐ週はファミ通本誌に倣い1月に組み込みました。
※ 数字は絶対値ではなく、あくまで年間累計に対する各月の割合ですので、例えば年間800万台以上販売した06年DSと、年間3万台の04年xboxは同じ扱いです。
※ ハード発売年のデータは入れておりません。12月発売なら、1月からは2年目扱いで入ってます。


・ 若干の特徴はあるものの、基本的にどのハードも季節の影響を免れず、いずれもほぼ同じグラフとなりました。
・ 年末に強い任天堂というのは定説ですが、ハード販売においては少し強いかな?程度でしかないのが意外でした。11月が相対的に弱いため、11月に対する12月の上昇率が全体で3.2倍に対して任天堂ハードは4.3倍。この辺が強さの引き立つ原因のようです。
・ 年末年始の全体に対するシェアは11+12+1月で43%。欧米の年末商戦は年間の5〜6割の需要が集中しますが、ことハードに限れば日本も約4割が集中していることになります。
・ もっともハードの売れにくい月は10月。次点が9月。10月は年間に対するシェアが唯一5%を切っている月であり、全体平均は4.4%。100%を12で割れば8.3%ですから、10月は実力の半分しか売れない月であると考えて良いようです。

 まーそんなデータでした、はい。


11/4

 マリギャラクリアしました

 クリアまでは20時間ぐらいでしょうか。マリオ64と一緒で、クリア後が本番なの道半ばではありますが、とりあえずのエンディングです。

 まーなんつーか、マリオ64の続編ですね。幻のマリオ64-2 for Wiiリモコンという感じで、マリオ64の課題であった3D酔いやカメラ、冗長さの問題、操作性の問題を改善し、さらにWiiリモコンの「3Dアクション」での用い方の理想型の一つを示したという『マリオ』に求められるもの全てを完璧にこなした優等生ソフトです。それでいて、この中毒性、やり込めばコアな人にも耐えうる難易度、やってないけどアシストプレイの存在……素晴らしい。何一つ批判するところも、惜しいところもありません。これほどのソフトに出会えて、最高に幸せです。

 これが5800円かぁ。安すぎるよなぁ。

 今年はゼルダ夢砂とマリギャラに出会えて良かった。
 つーか、やっぱり著者にはゼルダとマリオが最高の作品なんだなぁ。幾つになっても。


11/2

 マリオやってま〜す

 他の2つはまだ未開封だぜ!

 マリギャラ最高や!マリサンなんて最初からいらんかったんや! と昔の人は言ったらしいですが、とりあえず2日で12,3時間ぐらいかな。スター43まで行きました。先ほどデスコメットのボステレサ(?)サドンデスをクリアしたところだけど、異常に熱かった。あーもう、楽しい。

 1ステージが短くて濃いのがいいね。それでいてピリリと辛い難易度で何度も何度もミスって再挑戦。短時間で挫折とカタルシスが得られる快感は、これぞマリオ。アイテムの存在意義のバランスも最高だし、球状地形で落ちることを心配せずに走り回れるところが多いのもいい。

 さあ、この土日は一気に突っ走るぜ〜


11/1

 完全試合を止めた判断について。著者は全否定です。英断だとか、賛成とか言う人はいるのはわかる。今は話題になってるからいい。でも、その感情も記憶も1月もすれば忘れられます。

 前回の完全試合は1994年の槇原、その前は1968年、戦前から続くプロ野球の歴史の中で達成したのは8人だけ。公式戦は年間に900試合弱あるわけですが、ここ39年約30000試合で1度しかなかった「万が一」よりも達成困難な完全試合が、日本シリーズ最終戦で達成できたかもしれないという、きっと未来永劫チャンスすら訪れないであろう偉大な、偉大な記録です。記録は伝説としてずっと残っていって、折りに触れて語られ、日本シリーズ開催の度にスポットライトが当たるわけです。山井投手の引退後も、肩書きに「日本シリーズで完全試合を達成した、あの山井さん」という勲章が付いてくるわけです。

 もちろん、9回に失敗していた可能性もある。でも、その芽を、チャンスを与えずに潰したわけです。あり得ないべさー


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