ノルディックスキーW杯を制したアホネン(フィンランド)。史上最多5度目の総合優勝の実力には脱帽だが、ニホン的珍名に脱力してしまった人も多いはず。
プロ野球界を賑わせた懐かしの助っ人外国人にも“大御所”がいた。登録名「マニー」で活躍した元大毎オリオンズ投手の本名は、マンコビッチ(米)。「本名だと、放送コードに引っ掛かる」という球団側の“配慮”で名前を変えられちゃった。かつて阪神が獲得に動いた元大リーガーのオーチンコ(米)は日米野球で来日した際、放送で名前を呼ばれることはなかった……。
水泳界では競泳のマンコッチ(スロベニア)、男子高飛び込みのサオーチン(ロシア)。サッカーでは、元アルゼンチン代表MFのマンクーソが。ほかにも、ボクサーのバカ(メキシコ)やバイクレーサーのウンチーニ(イタリア)など。
日本人も笑ってばかりはいられない。あのイチローだって米国人には「itch(イッチ、かゆい)low(ロウ、下半身)=チンコかゆい」と聞こえ、大リーガーにからかわれているし、麻生元外相にいたっては「asshole(アッソー=ケツの穴)」で国際社会の失笑を買ってしまった。
アナタの名前も世界のどこかで笑いのネタにされているかもしれない。
【2008年1月15日掲載記事】