内調職員が情報漏洩の疑い、ロシア大使館関係者に2008年01月16日01時13分 内閣情報調査室の50代の男性職員が、日本の内政情報を在日ロシア大使館員に漏らしたとして、警視庁公安部が事情聴取していることがわかった。同庁は、容疑が固まり次第、この職員を国家公務員法違反(守秘義務違反)容疑で書類送検する方針。 事情聴取を受けているのは主に総務関係の仕事を担当している職員。公安部の調べでは、仕事を通じて得た内政情報を、ロシア大使館員に漏らしたとされる。都内の飲食店などで接触を繰り返し、紙の形で情報を渡していたとみられる。 公安部は職員から複数回にわたり事情聴取。職員は、情報を渡した事実を認めているといい、公安部は内容の重要度について慎重に調べている。 内閣情報調査室は内閣官房に置かれた組織で、重要政策に関する情報の収集や分析などを担当。内閣情報官のもと、総務、国内、国際などの各部門や内閣衛星情報センターなどがある。 PR情報社会
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