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環境・省エネルギー
首鋼グループ、オリンピック期間中の汚染物質排出量70%削減
2008/01/07(月) 15:42:28
首鋼グループの朱継民董事長は5日、2008年首鋼グループは北京地区での各汚染物質の排出量を半減する、特にオリンピック期間中は70%以上削減すると発表した。
報道によると、朱董事長は「首鋼グループは『グリーン五輪』を迎えるにあたり、2005年から工場設備移転の調整を行ってきた。2005年6月30日、首鋼グループの歴史上初めて大型高炉を停止、これによって毎年二酸化硫黄48トン、有組織粉塵100トン、無組織粉塵84トンの排出削減を実現した。つづいて2006年5月9日、世界で最も長く使われてきたコークス用高炉・首鋼二号高炉を停止し、年間二酸化硫黄0.24トン、煙塵4.05トン、粉塵189トンの排出削減を行った。そして今年、400万トンの鉄鋼減産プロジェクトを通して、煙塵の排出量50.32%、粉塵49.22%、二酸化硫黄49.18%を削減した」と過去の実績について述べた。
また朱董事長は「2010年末までに北京石景山区の製錬、熱間圧延工程をすべて停止することによって、粉塵の総排出量は20トンまで、煙塵は31トンまで、二酸化硫黄は55トンまで削減ができる」と今後の計画について語ったという。(編集AH/D)
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