07年大阪"病院たらい回し"最高64回 共同通信調べ |
2007年に大阪府内であった救急搬送で、患者の受け入れ先決定までに医療施設に10回以上照会したケースが、少なくとも734件あったことが19日、消防機関に対する共同通信のアンケートで分かった。
受け入れ拒否の主な理由は「処置中」「ベッドが満床」「専門外」など。最高で64回受け入れ要請した例もあった。照会5回以上では年間3800件を超え、救急医療システムの不備が浮き彫りになった。
アンケートは今月、府内34の消防局や消防本部に06、07両年の搬送状況を尋ねた。07年分については大阪市や堺市などを除く26機関が回答した。
大阪府は地域の中核病院を増やすなどの対策を検討中。ただ診療科や医師の不足に加え、搬送依頼を繰り返す患者への対応など課題は多そうだ。
|
[ 2008年1月20日付 紙面記事 ]
|
|
|
 |
紙面記事(社会) |
|
 |
クイックアクセス |
 |
サイト内検索 |
 |
PLUG IN |
音楽とカルチャーのWEBマガジン
2ndアルバムリリース目前のタイナカサチから先行シングル到着!! |
|