オーラの泉年末SP(11)・羽野晶紀さん・前 [オーラの泉・SP]
美輪様・・美 江原さん・・江 太一くん・・太 羽野さん・・羽 ナレーター・・ナ
失礼ながら省略させて頂きました。敬称なき事、ご了承下さいませ。
〔オーラの泉はこころ豊かに生きるヒントを提案するスピリチュアル・トーク番組です〕
七色のライトのセット。椅子に座っているお三方。
奥の両側に階段。その間の高い場所の後方からドライアイスと共に上がって来る人影。
金色のアールヌーボー調の手すりのある場所に立ち
オブジェと赤系の薔薇の花をバックにして立っているゲスト。
服装・羽野さん・白い毛のもふもふしたボレロ。
黒に大きな白いダリアとスカート部に白い流線の柄の入ったワンピース。
黒いブーツ、円形のトップのネックレス。
巻いた長い髪を後ろで留めた髪型。
ナ「羽野晶紀さん、これからスピリチュアル・チェックを始めます」
【羽野晶紀さん・スピリチュアル・チェック】
◇1.小さい頃、なりたかった職業は何ですか?
→うん!すごく小さい時、赤ちゃんの頃、こう高いテレビを見上げながら
・・何だろう、このステキな人は?と思ったのは山本リンダさん。
で、その後、えっと漫画、漫画というか
ロボコンに出て来るロビンちゃんに憧れました。
何で何か、やっぱりテレビに出て来る人に憧れていたんだと思います。
〔画面左下・金髪におかっぱのヘアスタイルのロビンちゃんの映像
(がんばれ!ロボコンc石森プロ・東映)〕
◇2.自分の性格を一言で言うと何ですか?
一言。気が長い・・。(美輪様、目を閉じ)
◇3.海外で、なぜか心引かれる国はありますか?
→・・はい、中国・・が、とっても気になっているんですけど。
なぜか、あの行けないというか、この間
私は自ら行かなかったんですけれど。
何かあの、たどり着けません。(太一くん、これは気になりますね、と)
◇4.印象に残っている夢は、どんな夢ですか?
→えっと・・ある年、あの20歳・・から25歳位までの間に見た
初夢なんですけれど、えと2匹の丸々太った子犬のような
多分、神社の狛犬だと思うんですけど。
もうコロッコロした狛犬を2匹、旅立たせる夢を見ました。(江原さん、どこかをじっと見て)
◇5.何か不思議な体験をした事はありますか?
→・・体験、あの私では無いと言いますか。
今、私住んでるお家に、どうも小さいおじさんが、いるみたいです(少し笑)
(太一くん、おお来ましたねえ、小さいおじさん、と。江原さん笑)
◇6.今後の人生の目標を教えて下さい
→うん・・・・皆、ハッピーに過し、たい、周りの人が。(美輪様、目を閉じたまま)
太「さあ羽野さん、どうぞこちらの方へ」大きな拍手。
羽「はい、ありがとうございます。わあ、凄い緊張しますね」
太「どうぞ」
羽「すみません」
太「宜しくお願いします」太一くん、羽野さんの手を取リ、エスコート。
羽「お願いします」階段を下りる。
太「緊張しますか」
羽「もう凄く緊張します」
太「どうぞ」
羽「ありがとうございます、宜しくお願いします」
美輪様、江原さん、立って出迎え。
服装
美輪様・黒い襞加工のある生地のハイネックのIラインのドレス。
同じ生地の長袖の上着、向かって左身頃に
ピアノの鍵盤が縦に裾辺りまで描いてある。向かって右胸にバイオリンのブローチ。
揺れるタイプのシンプルな耳飾。指輪。
黄色の額をアップにしたセミロングの髪、黒と金の編んだカチューシャで留め。
太一くん・艶のある生地の黒いスーツジャケット。
白いシャツにシルバーグレイのネクタイ。
赤いポケットチーフ。モスグリーンのジーンズ。白いスニーカー。
江原さん路考茶色のお着物、揃いの羽織。漆黒の帯。
白い足袋。草履、お数珠。
羽野さん、階段で一礼し。
羽「はあ・・」席に向かい。
美「どうぞ」席へ手を差し延べ。
羽「宜しくお願い致します」座る前に丁寧に礼。江原さん、深く腰を折り礼。
太「宜しくお願いしまーす」
羽「お願いしますー」全員で席に着き。
太「さあ・・」
羽「ああー・・」
太「この番組は、ご覧になった事ありますか?」
羽「もう私は大ファンで」
太「ほお」
羽「始まった当初から見てました」
太「あ、そうですか」
羽「はい」
太「へえー。ま、ご自分が今日ここに座られましたけども。
という事は大体分ってますね。その時期が、もしかしたら来た・・」
羽「え」
太「呼ばれたのかもしれないですね」
羽「あ、もう。まさか自分が座る事になるとは
夢にも思っていませんでした」
太「あ、そうですか」少し笑。
羽「はい」頷き。
太「今迄っていうのは、美輪さんにお会いした事っていうのは?」
羽「いえ、何かお会い出来そうで全然お会い出来なかった方・・はい」
美「ええ・・初めましてね、宜しくどうぞ」にっこり。
太「初めて美輪さんを」
羽「はい」
太「生美輪を初めて」
羽「はは」
美「はっはっはっはっは」
羽「はい」
太「そして江原さんは?」
江「初めまして」
羽「宜しくお願い致します」
江「宜しくお願い致します」
羽「江原さんはあのー・・私ー、時々、浅草、に、お散歩に行くと。
子ども達も大好きで、きび団子を頂くお店があるんですけど!」
江「はいはい」
羽「そこに江原さんの、お写真が飾ってあって」スタッフ爆笑。
江「はっはっはっはっは!」
羽「食べ物の趣味が合うのかな?って、いう共通点が」スタッフ笑。
太「また江原さんときび団子っていうのは、合いますね、それ」スタッフ笑。
羽「あはは」
江「美味しいですね、あちらの、きび団子は」
羽「はい」
江「あの抹茶も、飲まれるね美味しいですよね、ふっふっふ」
羽「お抹茶も、はい大好き。頂いてます。そんな・・」
太「かなりローカルな話が」
羽「はははは!」
太「全然ついていけなかったですけどね今は」
江「浅草へ、どうぞ」
羽「凄い会いたかったんですけど、もう、お二人に、はい」美輪様、江原さん笑顔で。
太「よかったですね」
羽「よかったです。私、実は・・あれなんです。
あの・・和泉さんちのお家を、ほんとに申し訳ないんですけれど。
子どもと一緒に荷物をまとめて、お家を出ちゃったん・・」
美「うん」
羽「その時が、ほんとに一番結構、ああ、大変で。
すっごくお会いしたかったんですね」
太「うん」
羽「ふふ・・」
太「ただ、もうお二人には色んな事が見えてると思うので」
羽「ドキドキしちゃうんです」
太「今日は隠し事無しでね色々と」
羽「はい、はい」
太「話しましょうね」
羽「ええ、お願いします」そっと頭を下げ。
[小さなオジサンがいる]
太「まず最初に、気になったのが。不思議な体験で。
えっと、小さなおじさんが居るらしい、と、お部屋に・・」
羽「うん!えっと長女の、長女が今、5歳なんですけれども。
そのお友達が、よく遊びに来てまして」
画面左下、三つ編みの羽野さんに似た女の子の写真
〔長女・采明(あやめ)ちゃん)〕
羽「『采明ちゃんちの2階に』。采明ちゃんていうんです、名前が。
『2階に小さいオジサンがいるよ』って」
太「ほお!」
羽「ふと言ったんですね。この位・・なんですって。はい」軽く親指とひとさし指を広げて。
太「このおじさんですか」
羽「そのおじさんが居たんですって。
その何日か前に。下の長男、3歳なんですけど」
画面左下・目のくりっとした可愛い男の子の写真。
〔長男・元聖(もときよ)くん)
羽「が、あの眠らせている時に。
『おじさん、おじさん』と誰も居ない方向に向かって
『おじさん、おじさん』て言うんですよ」江原さん笑顔。
太「はい」美輪様、笑顔で。
羽「何を言ってるんだろう?この子は?と。
早く寝なさい、っていう感じで、こう眠らせた、事があったので・・。
もしかしたら小さいオジサンが2階に・・居るのかな?っていう」
太「それ同じ場所で目撃してるんですか、子ども達が」
羽「はい」
太「これ僕、この『オーラの泉』で一番!興味ある話なんですけど
小さなおじさんが」スタッフ笑。
羽「時々、出て来ますよね」
太「時々、出て来るんですけども」
美「ふふふ」
太「あの釈由美子ちゃんが排水溝に流してたおじさんと」
羽「ああ!そう、そしたらね。
その小さいおじさん目撃者の男の子は。
その子のお家にも居たらしくて。
お手洗いに流れて行ったんですって」スタッフ小笑。
美「じゃあ同じじゃない」
太「流れて、行くタイプなんですね、小さいおじさんは」
羽「流れて行くタイプなんですね、はい」
太「的場さんの時も」
江「あ、そうそう髪の毛」
太「自分の髪の毛に糸結んだりとかして」
美「そうそう」
太「いたずらをする」
羽「いたずらするんですか?
でも、子ども達も怖がってないですし。
なので、何か私は逆に、ちょっと嬉しいっていうか」
太「これは同じ、あれですかね。妖精みたいな」美輪様、微笑み。
江「そうそう自然霊、ようく覚えてらっしゃいますね」
〔自然霊・・この世に肉体を持ったことのない霊魂〕
太「いや、すっごい興味ありますから」
羽「あはは、知りたいんですね」
太「何か悪い事、しようとしてるわけじゃないんですよね?」
江「あのね、自然霊、妖精的なね、ものってのはね。
あのね無邪気な人とか優しい人の側にしか来ないんです」
太「うわー」
羽「ふうん・・」
太「なるほど、だから子どもに出易かったりとか」
江「そうです、そうです」
太「見えたりとか」
江「子どもが見る率が高いんですよ。
だから大人になっても見る人は
子どものような無邪気さを持ってる人」
太「うわー」
羽「うん」
江「私はね、そういったものを霊視したりしてね。
あの感ずる人が、あういう白雪姫とか、そういう物語を作られるのかな?って」
羽「ああ!」
美「そうね」
羽「そうかもしれない」
太「ああー」
江「っていう風に思うんですね」
羽「ティンカーベルもも小さいですし」
江「ちいさいですね、うん」
太「うん
美「あのガリバーの旅行記とかね」
江「とかね」頷き。
太「これやっぱ僕、そういう人になりたいんです」
羽「ふふふふ」
太「だから、やっぱり小さなおじさんをー見るのを目標にします」スタッフ笑。
羽「そうですよね」
美「じゃあ、あなた大丈夫よ。鏡見ればいいんだもの」
江「うん」
太「鏡見れば、僕が小さなおじさんて事ですよね?」
羽「おじさん」
美「ふふふ、そうそうそう」
太「年齢的には、もう36歳には、なって来たので」微妙な笑顔。
美「はっはっは」
太「ドキッ!とグサッ!と刺さるような」胸に刺さるような仕草、笑。
画面変り・お宮のような場所で女性が
目のくりっとした赤ちゃんを抱いている白黒写真。
ナ「1968年(8月22日)京都(府)生まれ」
白い制服姿らしき服装で赤い必勝と書かれたうちわを持つ少女。
ナ「青果店を営む長女として育った羽野晶紀さん」
画面変り・ロックの音楽の流れる殺陣の舞台映像。
上の台でドレス姿で歌う羽野さん。
ナ「大阪芸術大学に進み『劇団☆新感線』に入団」
〔大学在学中に「劇団☆新感線」に入団〕
〔「LOST SEVEN」(99年上演) 映像:劇団☆新感線 20th Century BOX」
(36,000円より)
ナ「主演女優として注目され、テレビドラマやバラエティ番組にも出演」
青いエプロン姿で大きなスポンジケーキを切る映像。
〔「愛のエプロン」2001年2月10日放送〕
画面変り・現代劇風の舞台の映像。羽野さんと和泉さん。
ナ「そして1998年、舞台『ロミオとジュリエット』で
狂言師・和泉元彌さんと出会ったのです・・」
[和泉元彌さんとの出会い]
羽「おおー」
太「舞台『ロミオとジュリエット』で和泉元彌さんと・・」
羽「出会いましたね」
太「第一印象っていうのは、どんな感じだったんですか?」
羽「うん。一番最初にこの方が、相手役ですっていうので
お会いした時に・・。結婚式の、あの・・新郎さん?」
太「はい」
羽「みたいな、白いスーツの三つ揃いだったんですよ」
太「はい、それ私服なわけですか、はい」
羽「私服です」
太「はい」スタッフ笑。美輪様、笑。
羽「何、この人どこから来たんだろう?っていう感じで」
太「新郎ですね、正に」
羽「私はその時に、オーバーオールにサンダル履きで」スタッフ笑。
太「ははははは!凄い」
羽「リュックサックを背負って・・もう余りの差に申し訳ないなあ、と」
太「はははは、はい」笑。
羽「もう、しがない劇団員ですから」笑。
太「はい」
羽「なんですけど、私あのー『ロミオとジュリエット』の
ジュリエットを、やらせて頂いたんですけど。
自分が、ジュリエットの役を演ってるようになる前に
とても時間があってのジュリエットじゃないですか。
ほんとにセリフが一言から始まって、っていうのが
何年も続いてジュリエットを演れる私と
初舞台でロミオの元彌さんだったんですね」
太「うんー。はあー・・」
羽「で私は、何かその時に、その大人になると
段々初めての事っていうのが、どんどん
無くなって行くじゃないですか。初めて」
美「経験いっぱいしてるからね」
羽「食べた、美味しかったわーと
色々な事が初めてが無くなって行く中で。
その初めての初舞台っていう、この人の初舞台を、とっても
何だろう、大事にしてあげたくなっちゃったんですよ」
太「はあー!優しいですね」
羽「そうですか?」
太「はい」
羽「いや、でも厳しかったですよ。
とても厳しい事、言ったと思います。
私、6歳年上なんですけれど。この最初の初舞台の時を
大切にしてあげたいという気持ちがあって。
とっても何か面倒見てあげちゃったといいますか。
そんな感じーで、何かあの、こう心が通い合っちゃいましたね」
太「それは公演が終ってから・・お付き合いが始まったんですか」
羽「そうですね、それで狂言の舞台を観に行かせて頂いたりして。
『ああ・・立派なご宗家様だったんだわ、っていう、感じだったりして。
余りにも、このギャップの差っていうか
を感じながら面白がりながら、お付き合いして・・」
太「どうですか、結婚願望みたいなのは
強かったんですか?羽野さんは」
羽「・・うん、はい。結婚願望は強かったと思います。
でも・・・彼と結婚するのは大変でした。
って言うのは、結婚までの道のりが・・」
太「うん・・」
羽「なんですけど。凄い何度も挫けそうになって
本当にもうダメっていう事が何度もありましたけど・・。
でも・・一緒に頑張って、そこに辿り着いたので・・。
やっぱり、この方と・・一緒に、な、なるんだったのかな、って
いう風に思うんですけれど・・」
太「うん・・なるほど」
羽「んふふふ・・」
美「微妙ねえ、ふっふっふ」微笑みながら。
画面変り。神前挙式の様子。
〔2002年1月 和泉元彌さんと結婚〕
ナ「2002年、狂言師・和泉元彌さんと結ばれた羽野さん。
それは様々なしきたりに従う古典芸能の世界に嫁ぐ事でした」
画面・親族一同の写真を撮っているような映像。
ナ「2002年、狂言師・和泉元彌さんと結婚した羽野さん。
古典芸能の様々なしきたりが彼女を待ち受けていました」
画面・正装で赤ちゃんを抱いている羽野さんと和泉さんの写真。
ナ「子ども達の誕生も、家の伝統を受け継ぐ為。
羽野さんの悩みは次第に深まっていきました」
画面・家族のほほえましい普段の写真。正装の記念写真。
[伝統芸能の家に嫁いで]
太「やっぱり大変な事なんですか
この伝統芸の世界に嫁ぐ、というのは」
羽「『うんー・・大変な事ですよ』、っていう風に言われて、ますし。
大変なんでしょうけど、今ひとつ実は実感がなくて。
・・うんー・・なので、ほんと申し訳ないなと、ふふ。
もう私はいつも和泉さん家のご先祖様に
『本当にすみません。もう私ですみません』て思いながら、お勤めしてるんですけど]
太「でも、羽野さんも、元々は、まあ・・
普通の、女性だったわけじゃないですか」
羽「うん」
太「それから」
美「今でも普通よね」笑顔で。
羽「ええ、そうですね」
美「異常じゃないわよね、ふっふっふ」
羽「はい」
太「狂言の世界の家に入るっていうのは、また全然、今迄の生活と」
羽「はい。なので嫁ぐ時に、やっぱりそんな何だろう?
二足の、まあお仕事しながら、二足のわらじといいますか、
お仕事しながらは、もう無理ですよ、と。とか」
太「はい、はいはい」
羽「後、趣味が出来ると思ったら、まあ大間違いですよ、とか。
もう、うん、なので、もう何もかも白紙の状態で、いらして下さい、っていう・・」
太「どうですか。羽野さんから見て、お子さん達が
その厳しい世界、入って行くわけじゃないですか」
羽「うん」
太「これは、もうしょうがないかな、っていう感じで見てるんですか?
それとも、もちろん頑張ってもらいたいな、っていう」
羽「どちらかと言うと、しょうがないっていうよりも
あの不思議で。私が元彌さんと出会って
こうお付き合いしている内に。
何となく、この方って、あの“半分私のものであって
半分私のものでじゃないな”みたいなっていう感じが、あって。
この人が、こう、やっている事の使命っていうのが。
あの日本の伝統芸能を、そうやって継承して
行かなければ、いけない1人であるっていう、事で。
なので、どちらかというと日本のものっていうか、半分・・」
太「ああー」
羽「そんな感、覚があって。とか流儀のものだ、とか
そんな感じあるんですね。
なので、子どもが生まれ男の子がもちろん産まれた時も。
それはそれで、日本の伝統芸能、ま、無形の遺産ですから」
太「はい」
羽「それを受け継ぐ人として、やっぱり嫌いにならないで。
良いもの、っていうかすてきなものだから。
後々、代々、ずっと繋いでいって欲しいな、っていう・・
事を、あの・・本人が、もっと大人になった時に。
自分も、そうやって子どもに繋げて行こうって
思ってもらえるようにって育てて行かなきゃ・・っていう風に思って」
太「凄いですね、それ。普通の子どもが生まれたのとは
やっぱ違いますもんね。男の子が生まれたら、半分は日本のものって」
羽「うんー」
太「思っちゃうわけですか」
羽「でも、見本と言いますと元彌さんが
そうやって生きて来てる人がいるので。
それの人が旦那さまなので、まあ、そんなように・・ね
っつうのがあって、行かないと。
こう、ずっと600何年間も、ずーっと
そうやって芸が受け継がれて来てるのに
私の子どもだけ、ごめんなさい、やらせないわ、っていうのは。
あまりにも私には、そんな事を、今ね。
止めなさいなんて、ちょっと責任が重過ぎるというか。
言えないですから。そのすてきな事をやってるんだと
思ってもらって、やってくれるといいなと思ってますけれど」
画面変り・狂言の舞台上に和泉元彌さんと女のお子さん二人
和泉家の姉妹のお二人。
〔2006年 長女 采明ちゃん初舞台〕
ナ「2006年、采明ちゃんが狂言の舞台に上がり。
間もなく、元聖くんも初舞台を迎えます」
画面・元彌さんと向かい合って鼻筋に指を当て同じ仕草をする元聖くんの写真。
〔稽古する元聖くん〕
ナ「ご主人も子ども達も、伝統芸能の継承者。
一般常識では捉えきれない家族の中で
羽野さんは、ご主人と別れて暮らす道を選んだのです」
長くなりましたが、読んで下さってありがとうございました。
中編[芸能活動を再開]に続きます。もうしばらくお待ち下さいませ。
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