Japan*
クイック ナビ|ホーム|各国のサイト
Microsoft*
Microsoft.comJapanサイトの検索:
サポート オンライン 
|高度な検索を使う|製品別 サポート ページ|製品別 お問い合わせ

Office 2002 プログラム、Office 2003 プログラムおよび Office 2007 プログラムでファイルを開くとき、または保存するときにプログラムの応答が停止する

文書番号:313937
最終更新日:2007年6月14日
リビジョン:8.0

現象

この資料の対象製品として記載されているいずれかの Microsoft Office プログラムで、次に示す手順のいずれかを実行すると、プログラムが長時間応答を停止 (ハング) することがあります。
[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスの [保存先] ボックスをクリックする。
[開く] ダイアログ ボックスの [ファイルの場所] ボックスをクリックする。
[キャンセル] をクリックするか、ダイアログ ボックスを閉じようとしても、プログラムは応答しません。

先頭へ戻る

原因

この現象は、以下のいずれかの条件に該当する場合に発生することがあります。
コンピュータが接続されているネットワーク共有にドライブ文字が割り当てられていて、そのネットワーク共有が存在しないか、現在オフラインになっている場合。
固定的に接続されているドライブにドライブ文字が割り当てられていて、そのドライブが信頼されていないドメインに属している場合。
ドライブ文字が割り当てられているドライブが、低速のコンピュータまたはダウンレベル コンピュータに存在する場合。ダウンレベル コンピュータとは、現在使用しているコンピュータより古いバージョンの Microsoft Windows オペレーティング システムを実行しているコンピュータのことです。
ドライブ文字が割り当てられているドライブが、WAN (広域ネットワーク) を介して接続されている場合。
ドライブが、アクセスできないリムーバブル ドライブの場合。

先頭へ戻る

解決方法

この問題を解決するには、「原因」に記載されている条件に該当するすべてのネットワーク ドライブの接続を切断する必要があります。この操作を行うには、以下の手順を実行します。

: Microsoft Windows には複数のバージョンが存在するため、使用中のコンピュータによっては以下の手順が異なる場合があります。この場合、製品のマニュアルを参照のうえ、手順を実行するようにしてください。
1. [マイ コンピュータ] を右クリックして、[ネットワーク ドライブの切断] をクリックします。
2. [ネットワーク ドライブの切断] ダイアログ ボックスで、切断するドライブのドライブ文字をクリックして [OK] をクリックします。
3. 手順 1. と 2. を繰り返して、すべてのオフライン ネットワーク ドライブを切断します。特定のドライブについて接続状態を確認できない場合は、次の手順を実行します。
a. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
b. [名前] ボックスに、\\computer name\share name と入力して Enter キーを押します。

computer name はリソースを共有しているサーバーの名前です。share name は使用する共有リソースの名前です。

リソースが使用できない場合、次のようなエラー メッセージが表示されます。
ネットワーク名が見つかりません。
別の方法として、エクスプローラでドライブの内容を表示してみることもできます。

先頭へ戻る

回避策

この問題を回避するには、次のいずれかの方法を使用します。

方法 1 : 固定接続を使用しない

ドライブ文字が割り当てられているドライブに接続するときに、[ログオン時に再接続する] チェック ボックスをオフにします。このチェック ボックスをオフにすることにより、次回コンピュータにログオンする際に、ドライブ文字が割り当てられているドライブへの接続が実行されなくなります。ネットワーク ドライブを割り当てる方法の詳細については、「詳細」を参照してください。

方法 2 : ユーザー ログオン スクリプトを使用する

可能であれば、ログオン スクリプトを使用して、ユーザーのログオン時に適切なサーバーに接続されるようにします。スクリプトでは、固定的にドライブが割り当てられないようにします。ログオン スクリプトの実行時にドライブが利用できない場合、そのドライブの割り当ては実行されません。このようにすることで、問題を防止することができます。

方法 3 : サーバー ミラーリングを使用する

接続が WAN (広域ネットワーク) を介して行われている場合は、サーバーのミラーリングを実装することを検討します。サーバーのミラーリングを実装すると、リモートにあるサーバーのコピーがローカルに作成されます。この後、ドライブを、ローカルに複製されたサーバーに割り当てるようにします。このようにすると、ローカル サーバーに接続されるようになるため、待ち時間が短縮されます。

方法 4 : ネットワークの場所へのショートカットを使用する

Microsoft Windows デスクトップまたはマイ ネットワークのショートカットを使用して、特定のネットワークの場所に接続します。

ネットワークの場所へのショートカットを作成する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
308416 (http://support.microsoft.com/kb/308416/) [HOW TO] ネットワークの場所へのショートカットを作成する方法

先頭へ戻る

詳細

Microsoft Office プログラムで次に示す手順のどちらを実行した場合にも、一覧内の各場所について、その場所が利用可能であること、およびその場所へのアクセス許可が付与されていることが確認されます。
ファイルを開く、または保存する。
[ファイルの場所] ボックス、または [保存先] ボックスにアクセスする。
ドライブ文字が割り当てられているドライブで、「原因」に記載されている状態が発生している場合、Office プログラムでその状況が検出され、解決されるまでに多少時間がかかります。この現象を回避するには、そのネットワーク ドライブの接続を切断する必要があります。ドライブが使用可能かどうかについては、Windows エクスプローラを使用していつでも調べることができます。ドライブが使用可能な場合は、後でネットワーク ドライブの割り当てを再試行してください。

オンラインになったリソースに再度ドライブを割り当てるには、次の手順を実行します。
1. [マイ コンピュータ] を右クリックして、[ネットワーク ドライブの割り当て] をクリックします。
2. [ドライブ] ボックスで、ネットワーク ドライブに使用するドライブ文字をクリックします。
3. [フォルダ] ボックスに、\\computer name\share name と入力します。

computer name はリソースを共有しているサーバーの名前です。share name は使用する共有リソースの名前です。
4. ドライブ文字を割り当てたドライブに対して固定的に接続されないようにするには、[ログオン時に再接続する] チェック ボックスをオフにします。
5. [完了] をクリックします。
他のネットワーク上のリソースに接続する場合は、そのネットワークの管理者に問い合わせてください。ネットワーク ドライブの中で、存在しないもの、共有されなくなっているもの、またはアクセスできないリムーバブル ドライブに該当するものについては、Office 製品のパフォーマンスへの影響を避けるため、接続を完全に切断する必要があります。

先頭へ戻る

関連情報

ネットワーク リソースにドライブ文字を割り当てる方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
145843 (http://support.microsoft.com/kb/145843/) ダイヤルアップ ネットワークを使用してリモート サーバーに接続する方法

ドライブ文字を割り当てたネットワーク リソースの問題の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
321126 (http://support.microsoft.com/kb/321126/) コモン ダイアログ ボックスの [ファイルの場所] および [名前を付けて保存] の表示が遅い

先頭へ戻る


この資料は以下の製品について記述したものです。
Microsoft Office Access 2007
Microsoft Office Access 2003
Microsoft Access 2002 Standard Edition
Microsoft Office Excel 2007
Microsoft Office Excel 2003
Microsoft Excel 2002 Standard Edition
Microsoft Office FrontPage 2003
Microsoft FrontPage 2002 Standard Edition
Microsoft Office Outlook 2007
Microsoft Office Outlook 2003
Microsoft Outlook 2002 Standard Edition
Microsoft Office PowerPoint 2007
Microsoft Office PowerPoint 2003
Microsoft PowerPoint 2002 Standard Edition
Microsoft Office Publisher 2007
Microsoft Office Publisher 2003
Microsoft Publisher 2002 Standard Edition
Microsoft Office Word 2007
Microsoft Office Word 2003
Microsoft Word 2002

先頭へ戻る

キーワード: 
kbsavefile kbnetwork kbprb KB313937

先頭へ戻る

"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

サポート技術情報の翻訳

 

その他のサポート オプション

  • 製品別 お問い合わせ
    電話や電子メールでマイクロソフトへ問い合わせる。
  • カスタマー インフォメーション センター
    製品の購入やプライバシーなどに関する情報など、技術情報以外のお問い合わせ窓口です。
  • マイクロソフト コミュニティ
    マイクロソフト製品や関連技術に関する知識とニュースを共有することを目的に、ユーザーの皆様、各分野のエキスパートなどの間で情報交換する場です。
  • KB ご利用の際のご注意
    お使いの Windows 環境によっては、"\" (バックスラッシュ) は "¥" (円記号) と表示される場合があります。

ページ ツール


©2008MicrosoftCorporation.Allrightsreserved. 使用条件 |商標 |プライバシー |日本での個人情報の取り扱い