死ぬのか

  • 2007/05/29(火) 18:09:30

 俺には選択肢が与えられている。未来、人生の選択肢だ。期限はギリギリ、もうほとんど猶予はない。わかっているのは、どれを選んでも俺はもう長くないってことだ。確かに、この器が生き残る道はあるのかもしれない。だが、俺はダメだ。変わらねばならない。そう、俺は俺のままじゃ生きられない。
 くく……下らない話だ。現在の自分を否定するくらいなら死んだ方が良いに決まっている。だって、そうだろ? 彼らが見えなくなっちゃうじゃないか。

タイトルロゴ依頼

  • 2007/05/28(月) 09:03:29

 「御神刀」のタイトルロゴを友達に依頼しました。予定では絵師の模写電送に作ってもらうはずだったのですが、彼には仕事が山ほどあるので! 別の人にやってもらうことにしたのですー。
 んで、昨日とりあえず送られてきました。ここでとりあえずと言ったのは、制作者の自己評価が「二割強」だったからです。原案みたいなもんですよね、そりゃ。彼はそういうものを作るのは初めてで、クオリティの低さというのをひどく気にしておりました。……無理もないことですよね? いきなりプロのようにはいきません。
 ただ……俺達はプロじゃないですからね、求めるものが違う気がします。大事なのはクオリティなんて一般的で肯定のたやすい価値じゃないでしょう? ……とかいう話を昨日延々とメールのやり取りでしたんですけどね。理解出来たでしょうかね?

 答えは近日中!

協議とか

  • 2007/05/24(木) 17:45:42

 「御神刀」の協議記事を最近毎日書いているけれど、いつも、何で俺はこんなことをやっているのかと疑問に思っている。だが同時に、何で生きているのかもわからない人間が、自分がやっていることに疑問を持つということがいかに馬鹿げたことであるかも承知している。つまりは結局、終わらせてみないと何もわからないのだ。

作者というより読者

  • 2007/05/21(月) 15:52:27

basutei.jpg

 執筆(制作)開始から十一ヶ月と二十日、ようやく文章以外の仕事がちらほらと見え始めた失輪です。遅い! これは絶対遅い!
 と、いうわけで、それに伴い自分は読者化しています(意味不明)。御神刀の原作担当ではなく、御神刀協議会の代表になってきた感じ、と言えばいいですかね? 時代は「書き」より「読み」ですよ!

 ふふ……追加イベントを書きたくなる前にとっとと完成させてやるぜい。予定は九月末まで早まっています。今年中には委託してやる! 

背景写真が入ると

  • 2007/05/18(金) 17:05:01

石段の下

 ぐ、っとヴィジュアルノベルっぽくなりますよねw。

協議 動機不明瞭

  • 2007/05/18(金) 16:59:35

今の自分より、そこらで夜通し遊びまわってる不良さんたちの方がよっぽどマシだと思う
社会的に気付いてもらえるのは動機不明瞭な犯罪を犯してからだろうが
  プロローグ「ある雨の日」より

 「ある雨の日」において最も時代を感じさせる一節がこれだろう。そう、非常に「今時の若者」くさい言葉である。新聞、ニュース、ワイドショー。こういった人種を取り上げない日は本当に少ないと言っていい。そして口々にこう言うのだ、「何を考えているのかわからない」と。

……僕が作家志望として最も頭を悩ませるようなフリをしている問題がこれ、すなわち読者にどこまでを期待すべきなのかということであるのだが、実際これについて僕は、理解出来ないならば理解しないで構わないし、理解出来るならばこの先の無駄な説明を読まなければいい、と思っているということを自分の内と外で肯定し、公開してしまっていいものかどうかということを一番に悩んでいる。ふふ、そう、つまりはこの文章を、だ。
  外伝「カボチャ」より

 上記の文章は、「御神刀」で最も異質な外伝である「カボチャ」という駄文から抜粋したいわゆる作者の(作中ではカケルという名になっている)本音というやつであるのだが、実際、これは至極もっともであると思う。つまり、俺自身が紛れも無く今時の若者なのだということである。
 さて、それでは本題に入ろう。今回の協議はずばり、こういった人種の絶対数はいかほどのものなのか、である。これは……どうなんだろう? あくまで少数のような気もするし、すごい多いような気もする。一くくりにされることを嫌う人もいるだろう。そもそもこの記事を読むことがないか? いや、まず第一に「御神刀」のプレイヤー層に相当な偏りが……
 
 ……動機不明瞭な作品と協議だけじゃ社会は気付いてくれないかなw。ではでは、よろしくどうぞ。

記されたのは未来か過去か

  • 2007/05/14(月) 13:15:19

 御神刀プロローグ「ある雨の日」。これを書いたとき、俺は山梨で一人暮らしをしていた。自分の稼ぎだけで生活していたのである。だが今、俺は紛れも無く実家寄生型のフリーターとなっている。残念ながら学生じゃない。
 御神刀には俺の全てが入っている。過去も、未来も。これは今まで何度と無く俺が言ってきたことではあるが、正直、誇張表現を自覚した上での冗談のつもりであった。まさか、わざわざ事実にしてしまうとは思わなかった。全く愚かである、俺は。
 
 仕方ない、学生にでもなろうか。小説の勉強をして、御神刀をノベライズしてみようか。……活字嫌いなんだけどな、俺。

協議 雨と傘

  • 2007/05/14(月) 12:55:21

昔は雨が嫌いだった
いや、雨が、というより濡れるのが嫌いだった
別に髪型が崩れるからとかそんな理由じゃない
濡れた服が肌に張り付く独特の感覚が嫌いだった
必要も無いのに憤らせてくれた
無意味なストレスをたくさんくれた
そんな話を友達にしたら、奇異の目で見られた
当たり前だ
俺は……傘をさしていなかった
  プロローグ「ある雨の日」より

 あなたは、雨の日に傘をさすだろうか。俺はささない。そう、それが当たり前なのである。雨の日は濡れるものなのだ。
 アンケートでいこうと思います。以下の質問にお答えくださ……るとうれしいかな。
 
 一、あなたは、雨の日に外を歩く時は傘をさしますか? もしさすならば、それは何故ですか? また、ささないならばそれは何故ですか?
 二、傘をさす、という人にお聞きします。あなたから見て、傘をささない人というのはどう見えますか? その気持ちを考え、知ることが出来ると思いますか?
 三、傘をささない、という人にお聞きします。あなたから見て、傘をさす人というのはどう見えますか? その人から見て、自分はどう思われていると思いますか?
 四、雨と傘は好きですか? その理由もよろしければ。
 五、その他、語りたいことがあればどうぞ。

 シーンとしてのテーマ、とかそういったものは本編中のあるシーンと被ってくるので、そちらで協議します! ではでは、よろしくどうぞ。

協議 残念ながら学生じゃない

  • 2007/05/14(月) 12:54:07

俺は三一要(みいち かなめ)という
残念ながら学生じゃない
しがない、実家寄生型のフリーターだ
  プロローグ「ある雨の日」より

 残念ながら。この表現はどう考えたって妙である。何がどう「残念ながら」なのか。協議して……いきましょー!
 まず作者としての意図を説明させていただくと、これは酷く(本当に酷く)簡単な話で、「エロゲーの主人公は学生と相場が決まってるだろーっ!」ってなあからさまに歪んでいる個人的観点から生じたある種ギャグ的な意味合いを持たせようとしたものであったりする。わかり辛いね、はい、すいません。まあ、こいつはこれから始まる協議に向けての予備知識に過ぎないので、何となくでわかったら、とっとと先に進むとしましょう。
 三一要をどう読むかってことになるんじゃないかと思う。つまり、彼が自分の現状をどのように考えているのか。俺が思うに、彼は自分の現状に全く不満は抱いていないが、大いに不服なんだろう。フリーターである自分を「しがない」と表現していることから見ても、彼は恐らく、自分を納得していない。社会人ではなく学生を選んでいるということは、未熟の自覚は十分なんだろう。学生であるべきだ、と考えているのではないか。さらに、残念ながら、という響きにはどうにも諦めの感が強い。非常に傍観的で、「自分事も他人事」といった感を滲ませている。これはこのプロローグ全体を通して言えることかもしれないが。
 両親への負い目といった見方も出来るかもしれない。経済的に余裕のある三一家のこと、進路選択時は就職よりも進学を望まれていただろうことは想像に難くない。それを無視しても全く文句が出なかったのは、過去に家庭環境が乱れた時期があったからで、その原因は要自身なのである。ただし、これはこの時点では思い出していないから、明確な感情はなかったものと思われるが。家族全体として見た場合に、自分が学生じゃないという状況が「残念ながら」なのではないだろうか。
 とりあえずこんなとこかなー……。これ以外の印象とか考えを持った人は是非コメントいただきたい。方向性が同じでも、一部が違うのであればそれを教えて欲しい。中傷非難も大歓迎です。ではでは、よろしくどうぞ。

はじめに

  • 2007/05/08(火) 17:49:32

 どうも、御神刀協議会代表の失輪です。はじめに、当サークルの簡単な概要を説明させていただきます。

 御神刀協議会は、その名の通り「御神刀」という当サークルが制作中(※)の一本のビジュアルノベルについて、必要以上に掘り下げて協議していく会でございます。よって、他の同人ゲームサークルと違い、次回作とかそういったものが生まれることはありません。このブログのカテゴリに並んでいる「ストーリー」「人物」「舞台」「プロローグ」等は、全て「御神刀」の内容に関する紹介となっております。メインカテゴリは「協議」です。目当ての協議がすぐに見つからない場合は、ブログ内検索をご利用ください。議題も常時募集中です。

 協議の方法は、一つひとつの記事に対するコメントツリー方式を採用しております。記事の内容は相当な多岐に渡ると思いますが、それぞれに説明を設けるつもりですので、それを読んだ上でドシドシコメントください。一人が何度コメントしてくださっても構いません。俺が生きている限り、いくらでもお付き合いいたします。

 正直な話、何故こんなことをしようと言うのか俺にはわかりません。動機もすでに忘れました。それでも、誰かが何かを見ることが出来るように、精一杯努力していく所存にございますので、どうぞよろしくお願いいたします。

※2007年12月31日、コミックマーケット73にて、絵だけが足りないビジュアルノベル「御神刀 試読版」を頒布。

無力

  • 2007/05/08(火) 13:03:55

 言葉っていうのはものすごい無力なものだと思います。だって、自分に自分を伝えることすら出来ないじゃないですか。

 散文家としては、これは致命的な思想なんですかね? それとも一段上がったということなんでしょうか。わからないことだらけです。とりあえず、「御神刀」の完成はまだまだ先になりそうですね。絵とか音楽とかそういうこと以前にね。