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Q&A方式の情報交換サイトを運営するオウケイウェイヴ(東京都渋谷区)が20日、名古屋証券取引所のベンチャー企業向け市場セントレックスに上場した。「元ホームレス」という異色の経歴を持つ兼元(かねもと)謙任(かねと)社長(39)は「いずれは(検索サイトの)グーグルを超える優良企業になりたい」と語る。
社名の「オウケイ」は「教えて」「答える」の頭文字O・Kから名付けた。運営するサイトでは日常の困ったことを投稿すると、会員が自分の経験から回答を寄せる仕組み。会員数は50万人を超え、月間500万人以上が利用する。企業がホームページ内に設けるFAQ(よくある質問と回答)ページの構築も手伝う。05年6月期の売上高は4億8000万円。
名古屋市出身の兼元社長は愛知県立芸術大を卒業後、福祉関連のデザインなどを手がけた後に転職。その後、多額の借金を抱えて妻子を名古屋市に置いて上京し、約2年にわたって東京都港区の児童公園などに寝泊まりしながら、ウェブサイト作成などをこなし、99年に創業にこぎ着けた。
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