全日本交通安全協会と毎日新聞社では、昭和40年から毎年交通安全年間スローガンを募集しており、このほど平成15年使用の「交通安全年間スローガン」が決定しました。
今年は全国から23万6.088点の作品が寄せられ、交通関係機関・団体の関係者や学識経験者による審査を経て、内閣総理大臣賞、内閣官房長官賞、警察庁長官賞それぞれ3点と、文部科学大臣奨励賞(子供部門)1点、佳作(全日本交通安全協会長賞)17点が選ばれました。
内閣総理大臣賞(最優秀作)に選ばれた受賞者は、全日本交通安全協会が来年1月17日に東京の日比谷公会堂で開催します「第43回交通安全国民運動中央大会」で表彰されます。
なお、内閣総理大臣賞(最優秀作)を受賞したスローガンを原文のまま入れたポスターデザインを、来年1月31日締切りで募集しています。皆様の応募をお待ちしております。(詳細はこちら)
この事業は、内閣府、警察庁、法務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、郵政事業庁、日本放送協会の後援とJA共済連、トヨタ自動車(株)の協賛を得て実施しております。

★ 運転者(同乗者を含む)に対するもの
パパやめて 脇見、携帯、飛ばし過ぎ
茨城県・神栖町 伊藤 隆雄 会社員(45歳)
★ 歩行者・自転車利用者に対するもの
自転車も 飛ばせば怖い 暴走車
高知県・土佐山田町 北窪 秀男 無職(74歳)
★子供部門
じてんしゃも、いちじていしで、みぎ ひだり
静岡市立三番町小学校5年 石田 智子(10歳)
★ 運転者(同乗者を含む)に対するもの
スタートは ベルトのカチャリ 聞いてから
神奈川県秦野市 浦上 昭一 無職(70歳)
★ 歩行者・自転車利用者に対するもの
反射材 夜道のあなたが 光ってる
埼玉県川越市 小川 正夫 会社役員(79歳)
★子供部門
ルールだよ とびださないこと とまること
静岡県・川根町立川根小学校1年 堀田 成美(7歳)
★ 運転者(同乗者を含む)に対するもの
その一杯 勧めたあなたも 共犯者
東京都葛飾区 大森 京子 主婦(39歳)
★歩行者・自転車利用者に対するもの
あぶないよ ケイタイしながら こぐペダル
北海道・芽室町 西谷 澄子 主婦(51歳)
★子供部門
わたらない あおいピカピカ もうきけん
静岡県・清水町立南小学校1年 池田 七穂(7歳)
★子供部門
気をつけて 道路にふみだす その一歩
愛媛県・北条市立北条北中学校2年 田原 由香里 (14歳)
★運転者(同乗者を含む)に対するもの 7点 |
○ |
酒飲んだ あなたの顔は 赤信号 |
谷津田善徳
(茨城県・中学3年)
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○ |
あっあぶない メール見るより 前を見ろ |
黒松 雅雄
(奈良県・会社員)
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○ |
なぜ抱くの! ぼくは好きだよ チャイルドシート |
村岡 孝司
(兵庫県・会社員)
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○ |
パパとボク いつも仲良く たすきがけ |
榊原 紀子
(愛知県・自営業)
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○ |
その命 愛とベルトで 守ります |
徳竹 悠子
(長野県・主婦)
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○ |
つい一杯 飲めば車も 千鳥足 |
江島 昭雄
(福岡県・無職)
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○ |
素敵です お先にどうぞの その笑顔 |
竹重 満夫
(山口県・自営業)
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★ 歩行者・自転車利用者に対するもの 6点 |
○ |
自転車の きみもルールを 守る義務 |
小林 秀夫
(三重県・塾講師)
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○ |
無灯火は あなたの姿も 消しています |
山本 信
(山梨県・会社員)
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○ |
やめようよ、歩きながら、するメール |
山本 順子
(大阪府・会社員)
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○ |
放置自転車 道も心も 狭くする |
野村 辰秋
(埼玉県・自由業)
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○ |
赤のつぎ 青ときめずに 一呼吸 |
新里 山歩
(岩手県・無職)
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○ |
ルール無視 子供は見てます 真似します |
加藤 光夫
(千葉県・会社員)
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★子供部門 4点 |
○ |
信号機 みんなを守る 三つの目 |
清水 佳奈
(静岡県・小学5年)
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○ |
来ないだろう 決めつけないで 目でかくにん |
関 優平
(茨城県・小学3年)
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○ |
二人乗り 自転車だって 泣いている。 |
手塚 亜純
(静岡県・小学6年)
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○ |
気をつけよう わたっていいばしょ だめな場所 |
青木慎之介
(静岡県・小学4年)
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【最終審査会審査員】
▽内閣府政策統括官付調査官・村松博▽警察庁交通企画課交通安全企画官・門田渉 ▽警視庁交通総務課安全担当管理官・白根秀一 ▽文部科学省スポーツ・青少年局体育官・戸田芳雄 ▽NHK社会部副部長・黄木紀之 ▽交通評論家・生内玲子 ▽漫画家・松本零士 ▽JA共済連広報部社会福祉室考査役・香月宗隆 ▽トヨタ自動車(株)広報部社会文化室長・岡部修二 ▽全日本交通安全協会専務理事・賀来敏 ▽同総務部長・牧野紀一 ▽毎日新聞社事業本部本部長・加藤春樹 ▽同編集局次長・松田博史 ▽同編集局社会部部長・常田照雄 ▽同編集局地方部編集委員・成井哲郎 ▽同事業本部文化事業部副部長・本谷夏樹
◆募集要領
作品には必ず内閣総理大臣賞(最優秀作)受賞スローガンを原文で入れる。応募資格は一般部門(運転者、歩行者・自転者利用者向け)は一般・学生のほか、小・中学生も可。子供部門は小・中学生に限る。
一般部門の応募作品サイズはB2判、タテ型。子供部門のサイズは四ツ切り画用紙、またはB3判。タテ型、ヨコ型自由。レタリング、イラストレーション、写真のデザイン化も自由。パソコンで描いたものも可。
◆応募方法
1人何点でもよい。共同作品も可。創作、未発表のものに限る。
住所、氏名、年齢、職業(学校名)、電話番号を明記した応募表(自作可)を添付し、
〒100−8051
東京都千代田区一ツ橋1-1-1
毎日新聞社 文化事業部「交通安全ポスター」係(電話03-3212-0187)
へ送付する。
◆締切日
平成15年1月31日(必着)
◆発表
3月上旬。毎日新聞紙上ほか。
◆賞
最優秀作(3点)には内閣総理大臣賞状と賞金各20万円(ただし、小 ・中学生は、本人に7万円相当の賞品、生徒の在学校に13万円相当の記念品)。
このほか、内閣官房長官賞(3点)、警察庁長官賞(3点)、文部科学大臣奨励賞(子供部門に限り1点)には、それぞれの長官、大臣の賞状と賞金5万円 (小・中学生は本人に2万円相当の賞品、在学校に3万円相当の記念品)が、また、全日本交通安全協会会長賞(3点)、毎日新聞社賞(3点)には、それぞれ協会会長賞状、毎日新聞社賞状と賞金3万円(小・中学生は本人に1万円相当の賞品、在学校に2万円相当の記念品)が贈られる。以上の各受賞者には、副賞として毎日新聞社から受賞作品を織り込んだ表彰楯が贈呈される。佳作(各部門とも若干点)は全日本交通安全協会会長賞状と賞金1万円 (小・中学生は賞品)。小・中学生の応募者全員に参加賞を贈呈。
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