奈良放送局

2008年1月18日 19時55分更新

生駒の新総合病院は徳洲会に


3年前に閉院した旧生駒総合病院に代わる新しい病院の運営主体が、全国に64の総合病院を持つ医療法人「徳洲会」に決まりました。

生駒市は、3年前に閉院した旧生駒総合病院に代わる新しい病院を運営する医療機関を去年11月に公募し、全国に64の総合病院を持つ医療法人「徳洲会」が応募していました。
生駒市は、病院の経営方針や財務状況などについて聞き取りなどをした結果、徳洲会を運営主体に決めました。
新しい病院は、内科や外科、小児科、産婦人科など10の診療科を開いた上で、174のベッドを設け、年じゅう無休の24時間態勢で救急患者の受け入れもする予定だということです。
また病院を、近鉄東生駒駅のすぐ近くのおよそ5000平方メートルの敷地に建てることも決まり、市が土地と建物を準備する指定管理者方式で運営されます。
新しい病院は、来年度中にも建設が始まり再来年に開設される予定です。
これについて、山下真市長は記者会見で、「市長に就任して2年でようやく正式合意にこぎつけられてほっとしている。ベッドの数についてはまだ不足していると思うので、さらに増やすよう病院側に求めていきたい」と話していました。