食品表示偽装事件で資金繰りが悪化し、民事再生法の適用を大阪地裁に申請した船場吉兆(大阪市)は17日、福岡市で債権者説明会を開き、新取締役に就任した山中啓司料理長が表示偽装や経営破たんに陥ったことを謝罪した。18日には大阪市で開催される予定。説明会には食材納入などの業者約20人が出席。山中取締役は博多店の営業を再開する方針や、経営再建、再発防止策などを説明した。
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