かーず「Xbox 360版発売、おめでとうございます。最初にXbox 360版発売をお聞きになった際の率直な感想はありますか?」
今井麻美さん(以下、今井)「あっ、ハードから買わなくちゃって(笑)。こつこつと貯めていたXbox 360貯金がもうちょっとで達成するという時に、ファンの方から本体をいただきまして凄く嬉しかったです。しかし、どなたの宛名も書いてなかったんですが、その後イベントでどなたが下さったのかが分かり、お礼を伝えられました! よかったです」
かーず「実際にXbox 360版アイマスをプレイされた感想はどうでしたか?」
今井「正直、アーケード版と違う感触でした。アーケード版は緊迫感・スレスレ感・ギリギリ感みたいなものが常に付きまとってる感じで、一回もミスれないというプレッシャーを常に感じながらやってたんですけど、家庭用は双六みたいなイメージで、二人三脚でサイコロを振って進んでいくといった感触だなぁ、と」
かーず「新曲が6曲増えましたが、その中で歌いやすかった曲、歌いづらかった曲、お好きな曲などお聞かせください」
今井「始めにこの曲に挑戦したい!って思ったのが『relations』。歌いやすいなって思ったのが『思い出をありがとう』。「この曲大丈夫っすか〜!?」って思ったのが『My
Best Friend』。
今回『My Best Friend』の様な可愛らしい曲を歌う時の事を思案しました。千早だったらもっとドキドキして、強張っててもいいんじゃない?って思っていたんですが、意外と可愛らしい感じに仕上がっていて『これで大丈夫? これじゃ千早じゃないんじゃない?』って思ったんですけど『そういう一面も持っているって事を披露する曲だからこれでいいんだよ』とディレ1さんが仰ってまして、その時納得しました。
最初から『蒼い鳥』を選んじゃうと鬼気迫る感じに思われちゃいますけど、先に『My Best Friend』を歌うと、はにかみながら歌う子なんだなって接し方も変わってきますし、プロデューサーさんにそこまで気持ちを委ねるゲームなんだって、私もびっくりしました。
私が新曲の中で一番好きな曲は『relations』。今までそういう曲調の曲はなかったんで、チャレンジのし甲斐、表現のし甲斐がありましたね」
かーず「東京ゲームショウのイベントを友人が観ていまして、『蒼い鳥』で観客の雰囲気が一発で変わった事が凄かった」と言っていたんですが、その東京ゲームショウのイベントでは実際どうだったんでしょうか?」
今井「私はステージであまり緊張しない方なんですけど、『蒼い鳥』のゲームバージョンは難易度が高いので、出番前に一人の世界に篭ってました、『あ、あ、蒼い鳥歌うぞ、んー』みたいな(笑) そういうギリギリの気持ちでチャレンジして、それがお客さんに伝わったんだとしたら凄い嬉しいですね。
「THE IDOLM@STER 1st ANNIVERSARY LIVE」の時には私たちを知ってるのが前提で観に来てくれている人が多かったのですが、東京ゲームショウの場合は『誰なの?どういうゲームなの?』って初見さんの感触がトークしてても伝わってくるんですよね。そういう方の琴線に触れるようなステージが出来たんだとしたら凄く嬉しいなって思います」 |