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【7月4日 AFP】カナダ西部のウィニペグ(Winnipeg)に前週、新たにオープンした宅配ピザ店「ポルノピザ(Porno Pizza)」は、ピザと一緒に「ポルノ写真」を届けることで話題を呼んでいる。
「セックスは売れる(sex sells)」を実践し繁盛しているこの店のピザの箱の底には「食欲をそそる」ポルノ写真が印刷されている。
「写真は(成人向け娯楽雑誌)プレイボーイ(Playboy)のようにソフトなものから、(ポルノ雑誌ハスラー(Hustler)出版社社長の)ラリー・フリント(Larry Flynt)氏を赤面させるようなハードなものまである」とピザ店のオーナー、Corey Wildemanさん(30)。「ピザを食べ進めると写真が現れるようになっているんだ」
この「超エッチな」市場戦略は、監視機関やその他団体の批判の的となった。
児童擁護団体Beyond BordersのRoz Prober氏は地元紙ウィニペグフリープレス(Winnipeg Free Press)で「われわれの生活にはポルノが深く入り込んでおり、食卓に配達されるに至った」と嘆いた。
実際、Wildemanさんはすでに全国にフランチャイズ展開し、毎週数百枚のピザを販売する構想を練っているという。「大衆受けを狙えば間違いない。『セックスは売れる』ことはみなが承知している」と説明した。
Wildemanさんはこのピザ店のアイディアを友人の「ピザを配達していた男が孤独な女性と出会い、ピザ以上のものを配達した」という話から得たという。驚くべきことに、顧客の75%以上は女性だという。(c)AFP
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