自転車事故防止の道路整備へ
自転車は道路交通法で車道を通行することが義務づけられていますが、実際には歩道を走る自転車が多く、歩行者をはねるなどの事故が去年までの10年間で5倍に急増しています。このため、警察庁と国土交通省は、全国の都道府県の道路98か所をモデル地区に指定し、事故防止の道路整備に乗り出すことになりました。モデル地区になるのは、駅や学校、商店街の周辺の自転車の通行量が多い道路で、車線の多い道路の左端に自転車専用レーンを設けたり、車道と歩道の間にさくや縁石で分離した自転車専用の道路を設置したりするということです。道路の整備は東京・江東区と渋谷区の2か所で今月から始まり、すべて終わるのは2年後の予定です。警察庁と国土交通省は、今回の道路整備で自転車による事故がどれだけ減るか調査したうえで、さらに整備の対象地区を広げていくことにしています。 |
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