玄海原発1号機、蒸気発生器溶接部にひび割れ 九電発表2008年01月18日20時36分 九州電力は18日、定期検査で運転を停止している玄海原発1号機(佐賀県玄海町)の蒸気発生器の溶接部に計3カ所の傷が見つかったと発表した。傷は長さ4〜5ミリ、深さ0.5〜0.8ミリ。放射能や冷却水は漏れていなかったという。 傷が見つかったのは原子炉本体から伸びる一次冷却水のパイプと、蒸気発生器との接続部。ニッケル合金で溶接され、厚さは80.5ミリあり、強度上必要な75ミリを上回っていた。九電は傷が拡大しないよう、周辺を1ミリ程度削り、傷跡自体をなくす補修をした。 九電は溶接時に生じた金属のひずみに高温高圧の水流が加わることで起こる「応力腐食割れ」とみて、詳しく調べる。今月下旬に予定していた1号機の発電再開は若干遅れるという。
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