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【静岡】厚労相が病院統合を支援 掛川・袋井両市長に表明2008年1月18日 柳沢前厚労相、条件整備に前向き
掛川、袋井両市の市立病院統合に関連して、舛添要一厚生労働相は17日、公立病院の統合を支援する新たな制度の創設を検討する考えを示した。同日、厚労省で舛添厚労相に新病院建設への協力を求めた掛川市の戸塚進也、袋井市の原田英之両市長が記者団に明らかにした。 (平野誠也) 両市長によると、舛添厚労相は「現行制度でも支援する。新しい制度の創出もふまえて強力に後押しするから、何とか成功させてほしい」「厚労省として新しい制度ができれば考えたい」と述べた。両市長は国に、病院統合に対する補助制度の創設や特別交付税などの財政支援を求めている。また舛添厚労相は「将来は全国で(病院を)統合して医師不足を解消したい」とも述べたという。 舛添厚労相との面談後、戸塚市長は「文部科学相、財務相や、主に自民、民主両党の政策責任者にもぜひ会ってお願いしたい」と、政府・与野党への働きかけを強める考えを示した。 舛添厚労相との面談に先立ち、両市長らは東京都内で柳沢伯夫前厚労相とも面談。財政支援や医師確保への協力を求めた。柳沢氏は「(大事なのは)いい病院ができる条件の整備だ。側面的なお手伝いをしたい」と述べた。 両市長らは県内選出の自民党の坂本由紀子、牧野京夫、民主党の榛葉賀津也、藤本祐司各参院議員とも会い、協力を求めた。
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