釧路放送局

2008年1月18日 18時28分更新

四島支援の医療機器を積み込み


北方四島への人道支援の一環として、医療機器を贈る船が、今年度は、今月21日、根室市の花咲港を出発することになり「手術台」や「注射器」などの医療機器を船に積み込む作業が行われました。

今年度贈られるのは、ロシア側から要望があった「手術台」や「使い捨て注射器」などの医療機器、あわせて2点6トン、1400万円相当です。港では、作業員たちが、トラックから降ろされた医療機器をクレーン車で次々と船に積み込んでいました。北方四島への人道支援の一環として、医療機器を提供するこの事業は、平成15年度から外務省が行っているもので、今回が5度目です。船には外務省の担当者や北方四島の元島民らでつくる「千島歯舞諸島居住者連盟」のメンバーらが乗り込み、今月21日の未明、花咲港を出発し、国後島、択捉島、色丹島の順に、医療機器を届けて、今月24日に花咲港に戻る予定です。