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米FDA:乳幼児への市販薬投薬「避けて」と勧告

 米食品医薬品局(FDA)は17日、生命にかかわる重大な副作用が起こり得るとして、2歳未満の乳幼児に市販の風邪薬やせき止め薬を飲ませるべきではないとする勧告を発表した。市販薬は消炎剤や抗ヒスタミン剤などを含み、まれにだが死亡やけいれん、動悸(どうき)、意識レベルの低下などの副作用が報告されているという。2歳から11歳までの子供についても安全性のデータを検証中として、薬の併用はしないなど慎重な使用を勧めている。

 AP通信によると、FDAは今春までに結論を出す方針だ。

 医師が処方する薬については、今回の勧告の対象ではない。

 FDAなどによると、風邪の症状を抑えるとされる一般的な市販薬について「6歳未満の子供への効果を裏付ける研究成果はなく、使用すべきではない」とした07年10月の諮問委員会の勧告に一部従った。(ワシントン共同)

毎日新聞 2008年1月18日 13時01分

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